総合的な探究の時間

クエスト(令和5年度以前)

2年生・探究活動 ①

現在,本校2年生は,総合的な探究の時間において,「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマに探究活動を行っています。
8月20日には,徳島大学の先生方にお越しいただき,グループごとにご助言をいただきました。
大学の先生方とお話をするのは初めてなので,緊張しましたが,貴重なご意見をたくさんいただき,今後の方向性がはっきりしてきました。
ご来校,ご助言をくださった6名の先生方,ありがとうございました。

なお,ご助言くださった先生方と,私たちの探究テーマは下記のとおりです。

Cグループ 徳島大学総合科学部 矢部 拓矢先生
【産業と技術革新の基盤をつくろう】 【住み続けられるまちづくりを】

Dグループ 徳島大学総合科学部 山口 裕之先生
【働きがいも 経済成長も】 【気候変動に具体的な対策を】

Eグループ 徳島大学教養教育院 南川 慶二先生
【海の豊かさを守ろう】 【陸の豊かさも守ろう】

Fグループ 徳島大学理工学部 久田 旭彦先生
【つくる責任 つかう責任】 【エネルギーをみんなに そしてクリーンに】

Gグループ 徳島大学総合科学部 饗場 和彦先生
【平和と公正をすべての人に】 【貧困をなくそう】

Hグループ 徳島大学教養教育院 渡部 稔先生
【すべての人に健康と福祉を】 【安全な水とトイレを世界中に】


クエストのポスター展示 その2

7月から,ポスター展示が変わりました。
図書室内および周辺にパネル展示をしています。
ぜひ,ご覧ください。

・工学Aグループ
「携帯電話や電子レンジは体に悪いのか」
・自然科学Bグループ
「絶滅危惧種は絶滅に向かっているのか?~徳島の現状と保護~」
・医療Cグループ
「タミフルの副作用はゼロにできるのか」
「子どもが無理なく薬を飲める方法~快適な服薬LIFEの提供~」
・医療Dグループ
「みんなの㊙な薄毛の予防法とは?-幸せな頭の未来のためにー」
・人文科学Eグループ
「将来的にバーチャルペットは現実のペットに代わって主流になりうるのか」
・社会科学Eグループ
「徳島を救えるような町おこし成功の秘訣はあるのか」
・社会科学Fグループ
「スタバの強みは『オシャレ』だけなのか」
・教育Gグループ
「日本の未来の教育を追求する(競争原理は教育に良いのか?)」
「授業にSHOO CHOO TRAIN-授業に集中し続けることは可能か-」
「不登校の0は実現できるのか」
「ロボットは保育士になれるのか」
・教育Hグループ
「ルーティンによってパフォーマンスは上がるのか」
「学校給食は本当に安全か」
「プロティンは筋肉をつけるのに効率が良いか」
・芸術Cグループ
「芸術によって地域を活性化することは出来るのか」

探究活動のポスター展示 その1

昨年度,2学年で実施した探究活動のポスター展示を図書室周辺で行っています。
5月25日から展示している研究グループは以下の16班です。
今後,ポスター展示グループは,随時変更されます。ぜひ,ご覧ください。

・工学Aグループ
 「会話AIに阿波弁は理解できるのか」
 「AIの発展によって医療の人材不足は解決できるか」
・工学Bグループ
 「日本の重要文化財は,自然災害に強いのか」
 「3Dプリンターで建築された家に住むことは可能か」
・医療Cグループ
   「ニンニクで認知症を予防できるか」
   「薬剤師が在宅医療に参加することで,供給は需要に追いつくのか」
・医療Dグループ
   「がんは完全に治せるのか!?」
   「白衣の天使の笑みは患者の治療薬になりうるのかーNK細胞を添えてー」
・人文科学Eグループ
   「より良い外国語のコミュニケーションツールはあるのか」
   「エスペラント(人工言語)は共通言語となりうるか」
・社会科学Fグループ
   「インドネシアは首都を移転すべきかー多方面からの分析による国家情勢-」
   「教育格差とゆとり教育ー国家はその裏に何を目指したか-」
・教育科学Gグループ
   「『働き方改革』は教師の負担を軽減するのか」
   「グローバル人材を育成するために海外の教育制度を取り入れるべきか?」
・生活科学Hグループ
   「ナチュラルウエディングは人を幸せにするのか?」
   「私たちの力で食品ロスはどれくらい減らせるのか」



2回目のSDGsセミナーが行われました。

1月23日(木),先週に続いてSDGs研究グループF班のセミナーが行われました。
講師としてお越しいただいたのは,大塚ホールディングス株式会社CSR推進部の
坪井悦子先生,北岡尚子先生,広報部 鈴木成生先生 に加えて,大塚製薬株式
会社 能力開発研究所のバルケイト・サラ先生です。

セミナーではまず,SDGsの現況や,大塚グループの企業理念とSDGsへの取り組み
などをお話しいただきました。続いて,私たちF班は,「エネルギーをみんなに そして
クリーンに」と「つくる責任 つかう責任」に分かれて,ワークショップに取り組みました。
私たちは,SDGs課題の「問題点」「解決アクション」「望む結果」について,意見を出し
合い,講師の先生方からもたくさんのアドバイスをいただきました。

生徒の感想文をいくつか紹介します。

・今日,最後にお話しになった言葉が印象に残っています。それは,「SDGsに
 決められていること以外はしてはいけないのか,いやそうではない」ということです。
 「創造」とは新しいものを自分でつくることです。他人がやっていることを模倣
 するだけではなく,自分でSDGsについてできることを考え,実践していっても
 いいんだなと思いました。

・日本が現在SDGsで達成できている項目は2つしかない事実に愕然としました。
 私の日常の生活では,何も不便に思うことはなかったからです。しかしそれは
 自分が周りのことを見ていない,SDGsを人任せにしているからだと気づきました。
 これからは世界がSDGs達成のために力を合わせる時代が来ます。自分も
 「誰かがしてくれる」と考えずに、「自分は何ができるか」について調べて,行動に
 移していきたいと思います。

・今回のセミナーで,大塚グループがSDGsにどのように取り組んでいるかを知る
 ことができ,大変勉強になりました。私は,2年後にはもう成人年齢になります。
 SDGsの課題解決に向けて,ただ方策を考えて終わるだけの年齢ではないと
 改めて認識することができました。



   

SDGsについてのセミナーが行われました。

本校1学年では,クエスト講座として,3学期はSDGsについて
学習しています。

本日は,F班の教室に,阿波銀行経営統括部様に
お越しいただき,阿波銀行のSDGsへの取り組みについて
お話を聞かせていただきました。

なおF班は,SDGsの「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と
「つくる責任 つかう責任」についての研究を行っています。

本日の講義では,
①SDGsとMDGsについて
②日本のSDGsの状況について
③SDGsと企業の社会的責任であるCSRの違い
④阿波銀行のSDGsへの取組み
などについてお話をしていただいたあと,グループでの話し合いを
持ちました。

下記は,生徒の感想文の一部です。

・私はお話をお聞きするまで,金融機関とSDGsへの取り組みが
 結びつきませんでした。しかし,行員の方がSDGsのバッジを
 つけて接客をすることで,お客様も関心を持ち、それがSDGsの
 普及につながっていることを伺い,納得しました。

・3秒に1人の子どもが亡くなっている現実からMDGsがつくられ,
 それがSDGsに発展したことを全く知りませんでした。阿波銀行
 さんのされている「歯ブラシ回収プロジェクト」には是非協力を
 したいと思います。

・日本のフードロスや,マイクロプラスティックの廃棄量が,他国に
 比べて非常に大きいことが驚きでした。グループワークも大変
 楽しく行うことができました。


~世界へはばたく城東高校の皆様へ~


                     第3回クエスト講座
      日亜化学工業株式会社総合部門経理部第二課  原口 陽 先生
                   ~世界へはばたく城東高校の皆様へ~
       
 2019年12月19日木曜日に上記の演題でご講演いただきました。 

< 生徒感想 >
「会社に必要な人材は丈夫な身体をもちおおらかさがあり、好奇心旺盛な人ということを知ることができた。これらを知識として取り入れてこれからの生活・勉強に役立てていきたい。」

「仕事のアウトプット=仕事能力×語学能力というキーワードがとても印象に残った。私は語学能力をあげることの方が大切だと思っていたけれど違っていました。」
 



  
        

     
    
   

1年生企業研修Aコース(神戸税関・住友商事)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Aコースは神戸税関と住友商事に行きました。

生徒の感想(神戸税関)
 今回企業研修に参加して、インターネットで調べるだけでは知ることのできないものを見たり、聞いたりして学ぶことができました。
 神戸税関の担当区域には約7100kmの長い海岸線が含まれ、28の外国貿易港と5つの国際空港があるというのには、驚きました。国内の産業を守るために税関がとても重要な役割を果たしていることも学びました。ブランド物のバッグやキャラクターに似せたニセモノも見せていただいて、本当に似ていてだまされないように、買うときは気をつけなければいけないなと思いました。
 街頭キャンペーンを頻繁に行われている理由に、税関についてまずは知ってもらい、情報を提供してもらうためと挙げられていたのには納得しました。また、実際に地域の人からの情報提供で大量の麻薬を回収したという話には、驚かされました。私が最も印象に残っているのは、税関の仕事では、自分のすべての経験が役に立っているというお話です。これからの人生のために、今、たくさんのことを経験したいと思いました。今回のような貴重な体験もこれからに活かしていきたいと思います。



(住友商事)
 先日は企業研修でたくさんの大事なことを教えていただきありがとうございます。
 お話を聞いている中で、「どんな人に向いているか。」という話題になったときに、「語学力に長けている人。」という答えが返ってくると思っていました。グローバルに活躍する上で最も必要とされるのは「語学」だという固定概念があったからです。しかし、その返答は私の予想とは違った「信頼ができ、相手に思いやりをもてる人。」というものでした。これを聞いたとき、私は一番大事なものを忘れていたような気がしました。勉強するだけでは決して身につけられないものだと思いました。私の夢は通訳になることで、今それを実現するために努力しています。話を聞いてただ勉強ができる人でなく、より信頼され、より思いやれる人になろうと思いました。
 今回の企業研修では、大学進学や就職など自分自身の将来へのヒントを多く与えられました。どんな人になりたくて、どんなことを学べばいいのか、そのようなことが明確に見えてきました。10年後、20年後、私たちにヒントを与えてくれたように、誰かの将来の指針を示してあげられるような立派な人になれるように努力します。


1年生企業研修Bコース(JFEスチール・ベティスミス)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。BコースはJFEスチールとベティスミスに行きました。

生徒の感想(JFEスチール)
 JFEスチールを訪れてまず驚いたのがその広さです。敷地内に大きな道路があり信号も整備されていました。1089万㎡で東京ドーム240個分と聞いてその規模にびっくりしました。世界一の製鉄所を訪れることができてとても嬉しかったです。熱延工場を見学させて頂きましたが、鉄の板が出来ている光景は始めて見ました。大きな音と熱風が吹き、すごい迫力で圧倒されました。鉄を運ぶトーピードカーに鉄が流される光景も印象に残っています。どろどろの鉄が流れる光景を初めて見ました。見るものすべて、驚くことばかりでした。会社について説明して頂き、私たちの質問に答えて頂く時間もとっていただけました。印象に残っているのは「量で勝てないなら質で勝つ」という言葉です。とても心に残りました。また、グローバルビジネスに対応するには語学力を高めること、しかし語学は道具であり、道具を使う人自身がいろいろな面で成長することが大切だということも学ぶことができました。今回学んだ多くのことをこれからの生活に役立てていきたいと思います。


生徒の感想(ベティスミス)
私は今までジーンズにそれほど興味はなかったのですが、知れば知るほど、歴史があって奥が深いなと感じるようになりました。世界でもトップレベルのデニムの洗濯技術が児島にあること、ジーンスは薬品と水と軽石と一緒に洗って色を落として加工することなど、今回の研修で初めて知りました。また、ベティスミスさんは元は制服を作る会社であったのが時代の変化に合わせて事業を変え、レディースジーンズがないことに着目して初めて開発した会社であることを知り、時代のニーズを読み取ることが必要であることを学びました。工場では丁寧に縫製するところも見させて頂きました。徳島県の池田町、三加茂町にも工場があることを知り、親近感がわきました。ストラップ作りも体験させて頂きましたが、ジーンズのはぎれから素敵な小物を作り、売り上げにつなげていることが、環境にも優しく会社にも利益をもたらすので、素晴らしいと思いました。これから服を着るときには作ってくれた人に感謝し、大切にしたいと思いました。また、企業の姿勢はこれからの生活に生かしていきたいと思いました。


1年生企業研修Cコース(大阪ガス・関西電力)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Cコースは大阪ガスと関西電力に行きました。

生徒の感想(大阪ガス・ガス科学館)
私は身近にあるガスはすべて石炭ガスなのだと今まで思い込んでいました。しかし,今回の企業研修に参加したことにより,ガスもLNGという環境に優しいよう考慮されたものを使っていることをはじめて知り,とても驚きました。また,そのLNGの冷熱を利用して他のものにも使えるので素晴らしいものだと思いました。私が一番印象に残ったことは,災害対策への様々な配慮です。ある程度の大きさの地震が起こると機能が停止するマイコンメーターや機械を人の目で一つ一つ丁寧に安全確認をする安全点検など信頼できることがたくさんありました。このようにしてお客さんから信頼を得ることはとても重要であると思いました。報告,連絡,相談を心がけていくことは今の私にも大切なことであると思うので,日々心がけていきたいです。教えていただいた前向きに新しいことにチャレンジし,周囲とコミュニケーションを大切にすることは,これからにも役立つ大切なことだと思います。他にも相手の意思を尊重しつつ,自分の意見を取り入れることはあまり耳にしたことのない大切な言葉だったので,とても納得しました。それらの大切な言葉を常に心にとめておき,積極的に行動できる人になろうと思いました。




生徒の感想(関西電力PR館エルクールさかいこう)
私は今使っている「電気」,これが無くなった生活を考えることができません。部屋の電気お風呂,洗濯など多くのことが不可欠です。そんな人々の生活を担った重要な仕事には責任感が強い人でなければ出来ないと思いました。私が印象に残っているのは実際に火力発電の中央制御室を見させて頂いたことです。現場を見ることでしか感じることが出来ない独特な緊張した空気感を肌で感じることが出来ました。ミスが大きな損害につながり,そして大きな被害になるかもしれない,そういった現場で働く人には責任も大きいと思います。また,会社を挙げて「時間外労働を0に,有給休暇を100%」に取り組んでおられるのは素晴らしいと思いました。仕事のことだけでなく働く人の家庭にまで気を配るのは難しいと思います。会社で「power with heart」を目標に熱い思いをもって一丸となっている姿は私たちも学校生活でクラス一丸になるなど見習っていくべきことだと思いました。今後少しずつでも自分のことについて考えていきたいです。

1年生企業研修Dコース(アース環境サービス・JT)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Dコースはアース環境サービスとJTに行きました。

生徒の感想(アース環境サービス)
 はじめに,アース環境サービスに到着して感じたことは,建物が個性的なデザインであることと建物の内外ともに清潔であったことです。また,入ってすぐに「シナプス」という社員の方々で制作した大きなオブジェもひときわ目をひきました。
 「アース」と聞いてまず思いついたのは殺虫剤の会社というイメージでしたが,アース環境サービスでは「食の安全・安心」をモットーに常にお客様のことを一番に考え,責任感を持って取り組まれていることが見学や説明を通じて感じ取ることができました。
 特に,医薬品及び食品関係で研究室を完全分離している点は,異物混入や防虫・防菌等で要求される高いレベルの検査を可能にしているのだと感じました。また,質疑応答の際に,社員の方から「この仕事は何かものを作っているのではなく,人々からの認知度は低いが,店舗などで食品が並んでいるのを見ると無事に安心・安全な食を提供できているのだという充実感があり,この仕事自体がCSR活動である」との言葉が印象に残りました。
 これらの貴重な経験を,これからの進路選択に生かし部活動や趣味と勉学の両立に励みたいと思いました。




生徒の感想(JT)
 はじめは「生命誌」とは何かもわかっていませんでしたが、研修を通して「生命誌研究館」の伝えたい「生きていること」について深く学び、考えることができました。研究職の方からチョウの食草についてレクチャーを受けましたが、そもそもチョウの幼虫が特定の植物を食べることさえ知らなかったので、チョウが前足で味見をしてから卵を産むという事実を知りとても驚きました。そのほかにも普段見ているだけではわからないようなことをいろいろ知れて面白かったです。様々な展示の中で特に印象に残っているのは扇の形をした「生命誌絵巻」です。一つの生命体が分かれて多種多様な生物が生まれ、今のようになったという長い長い生命の歴史を感じることができました。また、その長い歴史の中で見ると、人間はつい最近生まれたのだということを改めて考えさせられました。人は人だけで生きているのではないと実感しました。これから先、多種多様な生物たちとうまく関わりあい、共に生きていくことを大切にしていきたいと思います。

1年生企業研修Eコース(シャープ・積水ハウス)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Eコースはシャープと積水ハウスに行きました。

生徒の感想(シャープ)
 シャープミュージアムの見学は驚きで始まり、驚きで終わりました。自分では思いつかないような発想ばかりで、また、現在の家電の始まりはシャープの製品だったということを知り、シャープという会社がなければ、現在の当たり前が発明されていない可能性があると思うととても感動しました。 どの製品よりも良いものにするために小型化したり、新しい機能をつけたりと創意工夫がされていて、見ていて興味が尽きませんでした。特にファンや掃除機に生物の知識を応用している製品はとても興味深かったです。私は将来、医療の職につきたいと思っていますが、どの科目を選択し、学んでも自分の将来に生かされる知識だと考えるようになったので、多くの知識を日々取り入れていきたいです。




生徒の感想(積水ハウス)
 積水ハウスでは、家の構造ばかりではなく、暮らしやすい世の中にするための工夫をたくさん知ることができました。1番印象に残ったのは、お年寄り体験です。お年寄りになると、自分が思っている以上に大変だと気づきました。このように,相手の立場に立って考えてもの作りする会社は魅力的だと思いました。私たち高校生にも何かできることはあるのか、自分がいろいろな立場に立ったとき、小さなことでも考えていきたいです。

1年生企業研修Fコース(京セラ・島津製作所)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Fコースは京セラと島津製作所に行きました。

生徒の感想(京セラ)
 セラミックと一言で言っても様々な種類があることを知りました。鉱物の粉末を使って成形し焼いて研削する。詳しい作り方もよく知らなかったのですが,使う鉱物によってできる製品の性質に差が出ると聞いて,セラミックは想像していたよりも奥が深いのだなと思いました。
 京セラではセラミックを使って,自動車部品,医療用製品など様々な製品をつくっていると知っていましたが,実際に説明を聞くと,想像以上に種類が多く,その上細かい部品が多くて驚きました。
 最近ではセラミックと金属などを組み合わせた原料やそれらを融合させる技術の開発にも力を入れていると知り,将来,今よりもずっと良い製品がつくられるかもしれないと少し楽しみになりました。セラミックは金属よりも丈夫な分,費用がかかり,完成させるのに時間がかかるということに驚きました。それゆえに様々な事業を展開して他社との競争に負けないようにするのが大切なのだと思いました。お話の中に,工場では粉が舞っていたり,気温が高かったりと大変な環境で働いている方もいらっしゃるということで,改めてセラミック製品だけでなく他の商品も誰かの苦労の上にできあがっているのだなとしみじみと感じました。この研修で感じたことを友人や知人に話し共有したいと思います。


生徒の感想(島津製作所)
今回の企業研修があるまで,島津製作所がどのような会社なのか知りませんでした。しかし,研修に伺って,企業の歴史,社内の様子などのお話をしていただいたり,製品の紹介をしていただいたりして,島津製作所はとても素敵な企業だなと感じました。まず最初に「御好次第何品ニテモ製造仕候也」という言葉が印象に残りました。その言葉通り,島津源蔵さんは軽気球の飛揚を成功させたり,GSバッテリーを開発したりと様々な製品を作り出していて,どんなニーズにでも応えてしまうところがすごいと思いました。ショールームで紹介していただいた製品は興味深いものばかりでした。液体クロマトグラフィーの機械と質量分析器はプールいっぱいに水を入れ,耳かきのひとさじ分のコーヒーを入れてかき混ぜたものの中から,カフェインが入っていることが分かると聞き,精度の高さに驚きました。分子のレベルまで調べて分析できる機械が多く,見ていてとても面白かったです。ガスクロマトグラフィーでは,ワインの香気成分なども分かると知り,香りにもちゃんと成分があって,それが分かってしまうのは面白いなと思いました。職場の働きやすさも魅力の1つでした。女性の活躍,休暇の充実,残業の少なさ,など,評価されている点も多く,社員の方からするととても嬉しいことなのではないかと思いました。今回はたくさんのことを知ることができました。仕事の効率を上げるには,環境も大事だということ,様々な分野で島津の製品が活躍していること,周囲に目を向けているからこそだと感じました。私も周囲に気を配り,考え,挑戦していきたいと思います。


1年生企業研修Gコース(大阪取引所・日本銀行大阪支店)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Gコースは大阪取引所と日本銀行大阪支店に行きました。

生徒の感想(大阪取引所)
 今回の企業研修を通して「株式」というものが身近に感じられるようになりました。株式とはどういうものであるのか,中学校で学習して知っていたつもりになっていましたが,お話を聴いて,私が思っている以上に深いものがあると感じさせられました。また,とても分かりやすく説明をして下さったので,より理解を深めることができました。私が一番驚いたことは,大阪取引所で1日に10兆円ものお金が動くということです。日本にあるお金のカギを大きく握っているのだと知ると同時に,そのような巨額のお金が動くことで,日々仕事をされている皆さんの責任感の強さが目に見えて伝わってくる感じがしました。私も将来,仕事をすることにやりがいを持ちたいと思いました。また,実際に見せて下さったハンドサインがとても面白く,印象に残っています。株式の売買に対しての工夫が昔からあったのだと知り,ますます興味が湧きました。株式について,よく知ることができたので,社会人の階段を一歩登ることができたと思います。これから「株式会社」という文字を目にするたびに,今回学んだことを思い出し,今後に繋げていきたいと思います。




生徒の感想(日本銀行大阪支店)
 今回の企業研修を通して,改めて銀行のすばらしさや大切さを感じることができました。銀行はお金を扱う場所だというイメージだけがありましたが,想像以上に銀行の仕事にはいろんなものがあり,とても驚きました。また,偽札が出回らないようにするために,気づかないくらいに細かく作られているお札を見て,普段何気なくお札を使っていますが,安心してお札を使えているのは,このおかげなのだなと感心しました。また,災害が起きたとき,泥まみれの傷んだしまったお札を1枚1枚広げて,交換したというお話を聞いて,日本銀行で働いている皆さんのお金に対する熱意が身に染みて伝わってきました。私も将来、自分が就いた仕事に熱意を持って取り組めるような大人になりたいと思いました。一番印象に残っているのは,傷んだしまったお札は,切り刻んでトイレットペーパーや部屋の壁に使うことができるということです。環境面にまで気を配りながら,仕事に一生懸命取り組むという姿にとても心を惹かれました。


1年生企業研修Hコース(JICA関西・WHO神戸センター)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。HコースはJICA関西とWHO神戸センターに行きました。

生徒の感想(JICA関西)
JICA関西さんの,世界各国から研修員の受け入れをされているところや,国際協力に海外協力隊として市民が参加できることに魅力を感じました。私は今まで開発途上国で起こった問題はあまり関係が無いと思っていました。しかし,遊川さんからのお話から,私たちの生活は開発途上国に大きく依存しているということを知り,国際協力の暖かさを知りました。国際協力は主要国が開発途上国にするものだと思っていましたが,東日本大震災のとき,ほとんどの国が日本を支援してくれたというお話を聞き,国際「協力」という文字通り,一方的なものではなく,支援した国が困っているときには返ってくるものだと分かりました。私は今の生活している環境から抜け出すということが,とてもこわいと思ってしまうので,海外に行くことの楽しさを少しでも知りたいと思い,企業研修でJICA関西さんに行くことにしました。遊川さんのお話から,外国へ行くことで自分自身を振り返ることができた,成長できた,自身の可能性に蓋をしてはいけない,という外の世界を感じることの重要性を学びました。海外へ出て行くことの大切さや楽しさを知ることができました。




生徒の感想(WHO神戸センター)
WHO神戸センター私は,元々世界の様々な国に興味を持っていたので,今回の説明で「世界の人々の健康」に関してのお話をお聞きすることができ,とても有意義な体験ができたと思います。日本に住んでいると,特に不自由することなく生活を送ることができますが,世界的に見て考えてみると,想像以上に不自由な生活を送っている人が多いと聞き,とても驚きました。説明の中には,「病気の予防だけでなく,もしその病気になってしまったらどうするべきかといった病気に関する教育も必要である」という言葉がありました。私はこれを聞いたとき,深く同意しました。予防と教育を同時に進めることで,予防方法に関する知識も増え、病気になってしまったとしても,より早く効率よく治療することができ,それが世界の人々の健康に結びついていくと思いました。 私はこの貴重な経験を通して,より一層、世界全体に関しての興味が強くなりました。この経験を,今後の文理選択や職業選択に生かしていこうと思います。


1年生企業研修Aコース(神戸税関・住友商事)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Aコースは神戸税関と住友商事に行きました。

生徒の感想(神戸税関)
 今回企業研修に参加して、インターネットで調べるだけでは知ることのできないものを見たり、聞いたりして学ぶことができました。
 神戸税関の担当区域には約7100kmの長い海岸線が含まれ、28の外国貿易港と5つの国際空港があるというのには、驚きました。国内の産業を守るために税関がとても重要な役割を果たしていることも学びました。ブランド物のバッグやキャラクターに似せたニセモノも見せていただいて、本当に似ていてだまされないように、買うときは気をつけなければいけないなと思いました。
 街頭キャンペーンを頻繁に行われている理由に、税関についてまずは知ってもらい、情報を提供してもらうためと挙げられていたのには納得しました。また、実際に地域の人からの情報提供で大量の麻薬を回収したという話には、驚かされました。私が最も印象に残っているのは、税関の仕事では、自分のすべての経験が役に立っているというお話です。これからの人生のために、今、たくさんのことを経験したいと思いました。今回のような貴重な体験もこれからに活かしていきたいと思います。




(住友商事)
 先日は企業研修でたくさんの大事なことを教えていただきありがとうございます。
 お話を聞いている中で、「どんな人に向いているか。」という話題になったときに、「語学力に長けている人。」という答えが返ってくると思っていました。グローバルに活躍する上で最も必要とされるのは「語学」だという固定概念があったからです。しかし、その返答は私の予想とは違った「信頼ができ、相手に思いやりをもてる人。」というものでした。これを聞いたとき、私は一番大事なものを忘れていたような気がしました。勉強するだけでは決して身につけられないものだと思いました。私の夢は通訳になることで、今それを実現するために努力しています。話を聞いてただ勉強ができる人でなく、より信頼され、より思いやれる人になろうと思いました。
 今回の企業研修では、大学進学や就職など自分自身の将来へのヒントを多く与えられました。どんな人になりたくて、どんなことを学べばいいのか、そのようなことが明確に見えてきました。10年後、20年後、私たちにヒントを与えてくれたように、誰かの将来の指針を示してあげられるような立派な人になれるように努力します。


1年生企業研修Bコース(JFEスチール・ベティスミス)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。BコースはJFEスチールとベティスミスに行きました。

生徒の感想(JFEスチール)
 JFEスチールを訪れてまず驚いたのがその広さです。敷地内に大きな道路があり信号も整備されていました。1089万㎡で東京ドーム240個分と聞いてその規模にびっくりしました。世界一の製鉄所を訪れることができてとても嬉しかったです。熱延工場を見学させて頂きましたが、鉄の板が出来ている光景は始めて見ました。大きな音と熱風が吹き、すごい迫力で圧倒されました。鉄を運ぶトーピードカーに鉄が流される光景も印象に残っています。どろどろの鉄が流れる光景を初めて見ました。見るものすべて、驚くことばかりでした。会社について説明して頂き、私たちの質問に答えて頂く時間もとっていただけました。印象に残っているのは「量で勝てないなら質で勝つ」という言葉です。とても心に残りました。また、グローバルビジネスに対応するには語学力を高めること、しかし語学は道具であり、道具を使う人自身がいろいろな面で成長することが大切だということも学ぶことができました。今回学んだ多くのことをこれからの生活に役立てていきたいと思います。


生徒の感想(ベティスミス)
私は今までジーンズにそれほど興味はなかったのですが、知れば知るほど、歴史があって奥が深いなと感じるようになりました。世界でもトップレベルのデニムの洗濯技術が児島にあること、ジーンスは薬品と水と軽石と一緒に洗って色を落として加工することなど、今回の研修で初めて知りました。また、ベティスミスさんは元は制服を作る会社であったのが時代の変化に合わせて事業を変え、レディースジーンズがないことに着目して初めて開発した会社であることを知り、時代のニーズを読み取ることが必要であることを学びました。工場では丁寧に縫製するところも見させて頂きました。徳島県の池田町、三加茂町にも工場があることを知り、親近感がわきました。ストラップ作りも体験させて頂きましたが、ジーンズのはぎれから素敵な小物を作り、売り上げにつなげていることが、環境にも優しく会社にも利益をもたらすので、素晴らしいと思いました。これから服を着るときには作ってくれた人に感謝し、大切にしたいと思いました。また、企業の姿勢はこれからの生活に生かしていきたいと思いました。


京都大学オープンキャンパスに参加しました

 

 

2019年8月8日,9日 京都大学オープンキャンパスに参加しました。

 

模擬授業やキャンパスツアー等に参加し,実際の大学の授業や,普段知ることのできない現役大学生の声を聞くことができ,充実した研修となりました。

 

参加者 8月8日 38人, 8月9日 33人

 


生徒の感想・・・一部抜粋

 

・医学部人間健康科学科の学部説明会では, 30 種類以上の体験ブースが有りどのブースも大学のオープンキャンパスにいることを忘れ るくらい実際の仕事に近い体験をすることができました。

 

・薬学部では授業内容は難しかったが京都大学での研究内容がわかった。また,私が見たこともない実験器具を使って,タンパク質を結晶化させる実験をして,さらに興味が湧いた。

 

・工学部地球工学科や教育学部の説明会に 参加することができ,視野が広がった気がした。今後の進路選択にいかしていきたい。

城東高校課題研究英語発表会が開催されました

7月20日(土)本校3年生人文社会コースの生徒による英語の課題研究発表会がとくぎんトモニプラザで開催されました。城東生,保護者,中学生,海外留学生,一般の方などたくさんの方々がお越しくださり,大いに盛り上がりました。

3年生の生徒たちは,6つのグループに分かれて,昨年度クエストの時間に1年間かけて課題研究したものをさらに内容を深めながら英語に直していきました。そして,効果的なプレゼンテーションについて,先生に教えてもらったり,お互いに助言し合ったりしながら当日を迎えました。どのグループも努力が実を結び,素晴らしいプレゼンテーションとなりました。各発表の後の質疑応答では,フロアからたくさんの意見や質問があり,会場は熱気に包まれました。最後には,徳島県教育委員会グローバル・文化教育課グローバル人材育成担当寺澤昌子班長からの講評がありました。丁寧な助言をいただき,次のステージへとステップアップしていくための大きな励みとなりました。

閉会式の後,各グループに分かれて,希望者によるディスカッションが行われ,ここでも活発な意見交換がなされました。

 

 

 

 

     
     
     
     

 

 

 

「大塚製薬理念と実証~現在の高校生に求めること」


              第2回クエスト講座
    大塚製薬株式会社 浜本光生先生、バルケイト・サラ先生による
      「大塚製薬理念と実証 ~現在の高校生に求めること~」

 2019年6月20日(木)に上記の演題でお二人からご講演いただきました。




~生徒の感想より~
・『頑固な先入観』を捨て、何度失敗しても恐れず、常に新しいことに挑戦していく     
 ことの大切さを知った。
・改めて英語の勉強をきちんとしなくてはいけないと思った。また、目的意識を持っ 
 て取り組まなければならないことを学んだ。
・『怖いのは挑戦しないこと。5回失敗してもいいから、6回成功しよう』という言葉 
 が心に残っている。このことは私たちにとって部活も似ていると思う。何でも挑戦  
 してみようと思う。
・英語を単に勉強するだけでなく、使えるように身につけなければいけないと思った。