総合的な探究の時間

1年生企業研修Gコース(大阪取引所・日本銀行大阪支店)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。Gコースは大阪取引所と日本銀行大阪支店に行きました。

生徒の感想(大阪取引所)
 今回の企業研修を通して「株式」というものが身近に感じられるようになりました。株式とはどういうものであるのか,中学校で学習して知っていたつもりになっていましたが,お話を聴いて,私が思っている以上に深いものがあると感じさせられました。また,とても分かりやすく説明をして下さったので,より理解を深めることができました。私が一番驚いたことは,大阪取引所で1日に10兆円ものお金が動くということです。日本にあるお金のカギを大きく握っているのだと知ると同時に,そのような巨額のお金が動くことで,日々仕事をされている皆さんの責任感の強さが目に見えて伝わってくる感じがしました。私も将来,仕事をすることにやりがいを持ちたいと思いました。また,実際に見せて下さったハンドサインがとても面白く,印象に残っています。株式の売買に対しての工夫が昔からあったのだと知り,ますます興味が湧きました。株式について,よく知ることができたので,社会人の階段を一歩登ることができたと思います。これから「株式会社」という文字を目にするたびに,今回学んだことを思い出し,今後に繋げていきたいと思います。




生徒の感想(日本銀行大阪支店)
 今回の企業研修を通して,改めて銀行のすばらしさや大切さを感じることができました。銀行はお金を扱う場所だというイメージだけがありましたが,想像以上に銀行の仕事にはいろんなものがあり,とても驚きました。また,偽札が出回らないようにするために,気づかないくらいに細かく作られているお札を見て,普段何気なくお札を使っていますが,安心してお札を使えているのは,このおかげなのだなと感心しました。また,災害が起きたとき,泥まみれの傷んだしまったお札を1枚1枚広げて,交換したというお話を聞いて,日本銀行で働いている皆さんのお金に対する熱意が身に染みて伝わってきました。私も将来、自分が就いた仕事に熱意を持って取り組めるような大人になりたいと思いました。一番印象に残っているのは,傷んだしまったお札は,切り刻んでトイレットペーパーや部屋の壁に使うことができるということです。環境面にまで気を配りながら,仕事に一生懸命取り組むという姿にとても心を惹かれました。