総合的な探究の時間

1年生企業研修Bコース(JFEスチール・ベティスミス)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。BコースはJFEスチールとベティスミスに行きました。

生徒の感想(JFEスチール)
 JFEスチールを訪れてまず驚いたのがその広さです。敷地内に大きな道路があり信号も整備されていました。1089万㎡で東京ドーム240個分と聞いてその規模にびっくりしました。世界一の製鉄所を訪れることができてとても嬉しかったです。熱延工場を見学させて頂きましたが、鉄の板が出来ている光景は始めて見ました。大きな音と熱風が吹き、すごい迫力で圧倒されました。鉄を運ぶトーピードカーに鉄が流される光景も印象に残っています。どろどろの鉄が流れる光景を初めて見ました。見るものすべて、驚くことばかりでした。会社について説明して頂き、私たちの質問に答えて頂く時間もとっていただけました。印象に残っているのは「量で勝てないなら質で勝つ」という言葉です。とても心に残りました。また、グローバルビジネスに対応するには語学力を高めること、しかし語学は道具であり、道具を使う人自身がいろいろな面で成長することが大切だということも学ぶことができました。今回学んだ多くのことをこれからの生活に役立てていきたいと思います。


生徒の感想(ベティスミス)
私は今までジーンズにそれほど興味はなかったのですが、知れば知るほど、歴史があって奥が深いなと感じるようになりました。世界でもトップレベルのデニムの洗濯技術が児島にあること、ジーンスは薬品と水と軽石と一緒に洗って色を落として加工することなど、今回の研修で初めて知りました。また、ベティスミスさんは元は制服を作る会社であったのが時代の変化に合わせて事業を変え、レディースジーンズがないことに着目して初めて開発した会社であることを知り、時代のニーズを読み取ることが必要であることを学びました。工場では丁寧に縫製するところも見させて頂きました。徳島県の池田町、三加茂町にも工場があることを知り、親近感がわきました。ストラップ作りも体験させて頂きましたが、ジーンズのはぎれから素敵な小物を作り、売り上げにつなげていることが、環境にも優しく会社にも利益をもたらすので、素晴らしいと思いました。これから服を着るときには作ってくれた人に感謝し、大切にしたいと思いました。また、企業の姿勢はこれからの生活に生かしていきたいと思いました。