総合的な探究の時間

2020年1月の記事一覧

2回目のSDGsセミナーが行われました。

1月23日(木),先週に続いてSDGs研究グループF班のセミナーが行われました。
講師としてお越しいただいたのは,大塚ホールディングス株式会社CSR推進部の
坪井悦子先生,北岡尚子先生,広報部 鈴木成生先生 に加えて,大塚製薬株式
会社 能力開発研究所のバルケイト・サラ先生です。

セミナーではまず,SDGsの現況や,大塚グループの企業理念とSDGsへの取り組み
などをお話しいただきました。続いて,私たちF班は,「エネルギーをみんなに そして
クリーンに」と「つくる責任 つかう責任」に分かれて,ワークショップに取り組みました。
私たちは,SDGs課題の「問題点」「解決アクション」「望む結果」について,意見を出し
合い,講師の先生方からもたくさんのアドバイスをいただきました。

生徒の感想文をいくつか紹介します。

・今日,最後にお話しになった言葉が印象に残っています。それは,「SDGsに
 決められていること以外はしてはいけないのか,いやそうではない」ということです。
 「創造」とは新しいものを自分でつくることです。他人がやっていることを模倣
 するだけではなく,自分でSDGsについてできることを考え,実践していっても
 いいんだなと思いました。

・日本が現在SDGsで達成できている項目は2つしかない事実に愕然としました。
 私の日常の生活では,何も不便に思うことはなかったからです。しかしそれは
 自分が周りのことを見ていない,SDGsを人任せにしているからだと気づきました。
 これからは世界がSDGs達成のために力を合わせる時代が来ます。自分も
 「誰かがしてくれる」と考えずに、「自分は何ができるか」について調べて,行動に
 移していきたいと思います。

・今回のセミナーで,大塚グループがSDGsにどのように取り組んでいるかを知る
 ことができ,大変勉強になりました。私は,2年後にはもう成人年齢になります。
 SDGsの課題解決に向けて,ただ方策を考えて終わるだけの年齢ではないと
 改めて認識することができました。



   

SDGsについてのセミナーが行われました。

本校1学年では,クエスト講座として,3学期はSDGsについて
学習しています。

本日は,F班の教室に,阿波銀行経営統括部様に
お越しいただき,阿波銀行のSDGsへの取り組みについて
お話を聞かせていただきました。

なおF班は,SDGsの「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と
「つくる責任 つかう責任」についての研究を行っています。

本日の講義では,
①SDGsとMDGsについて
②日本のSDGsの状況について
③SDGsと企業の社会的責任であるCSRの違い
④阿波銀行のSDGsへの取組み
などについてお話をしていただいたあと,グループでの話し合いを
持ちました。

下記は,生徒の感想文の一部です。

・私はお話をお聞きするまで,金融機関とSDGsへの取り組みが
 結びつきませんでした。しかし,行員の方がSDGsのバッジを
 つけて接客をすることで,お客様も関心を持ち、それがSDGsの
 普及につながっていることを伺い,納得しました。

・3秒に1人の子どもが亡くなっている現実からMDGsがつくられ,
 それがSDGsに発展したことを全く知りませんでした。阿波銀行
 さんのされている「歯ブラシ回収プロジェクト」には是非協力を
 したいと思います。

・日本のフードロスや,マイクロプラスティックの廃棄量が,他国に
 比べて非常に大きいことが驚きでした。グループワークも大変
 楽しく行うことができました。