総合的な探究の時間

1年生企業研修Hコース(JICA関西・WHO神戸センター)

1年生は9月20日に企業研修に行きました。HコースはJICA関西とWHO神戸センターに行きました。

生徒の感想(JICA関西)
JICA関西さんの,世界各国から研修員の受け入れをされているところや,国際協力に海外協力隊として市民が参加できることに魅力を感じました。私は今まで開発途上国で起こった問題はあまり関係が無いと思っていました。しかし,遊川さんからのお話から,私たちの生活は開発途上国に大きく依存しているということを知り,国際協力の暖かさを知りました。国際協力は主要国が開発途上国にするものだと思っていましたが,東日本大震災のとき,ほとんどの国が日本を支援してくれたというお話を聞き,国際「協力」という文字通り,一方的なものではなく,支援した国が困っているときには返ってくるものだと分かりました。私は今の生活している環境から抜け出すということが,とてもこわいと思ってしまうので,海外に行くことの楽しさを少しでも知りたいと思い,企業研修でJICA関西さんに行くことにしました。遊川さんのお話から,外国へ行くことで自分自身を振り返ることができた,成長できた,自身の可能性に蓋をしてはいけない,という外の世界を感じることの重要性を学びました。海外へ出て行くことの大切さや楽しさを知ることができました。




生徒の感想(WHO神戸センター)
WHO神戸センター私は,元々世界の様々な国に興味を持っていたので,今回の説明で「世界の人々の健康」に関してのお話をお聞きすることができ,とても有意義な体験ができたと思います。日本に住んでいると,特に不自由することなく生活を送ることができますが,世界的に見て考えてみると,想像以上に不自由な生活を送っている人が多いと聞き,とても驚きました。説明の中には,「病気の予防だけでなく,もしその病気になってしまったらどうするべきかといった病気に関する教育も必要である」という言葉がありました。私はこれを聞いたとき,深く同意しました。予防と教育を同時に進めることで,予防方法に関する知識も増え、病気になってしまったとしても,より早く効率よく治療することができ,それが世界の人々の健康に結びついていくと思いました。 私はこの貴重な経験を通して,より一層、世界全体に関しての興味が強くなりました。この経験を,今後の文理選択や職業選択に生かしていこうと思います。