総合的な探究の時間

2022年9月の記事一覧

3年生・アップデートコンテスト2022 本選出場

9月18日(日),徳島駅前にグランドオープンしたばかりのとくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)で徳島未来創造・アップデートコンテスト2022の本選が行われ,城東高校301HRの4名が出場しました。

メンバーと発表テーマは次のとおりです。

メンバー 日下 そら(代表) 滝川 真佳 本田 隼斗 脇田 樹

発表テーマ「大好きな人と大好きになった徳島で結婚!」

このコンテストは徳島の未来を担う私たち高校生が,本県をよりよく,将来にわたって活力ある社会とするために自由にアイディアを出し合うというものです。第2回となる今回のコンテストには491件の応募があり,私たちのグループは本選出場10組に選ばれました。

私たちは4分間のプレゼンテーションにおいて,県人口を増やすためにも,県産グルメや観光を取り入れた積極的な婚活ツァーを組んではどうかというアイディアを出し,審査員特別賞を受賞することができました。

また他9校の発表を聞くと「防災の拠点づくり」「漁業人口の増加を目指すには」「桑の葉を用いた新産業の育成」「エディブルフラワーで徳島県を活性化する」「ゼロ・ウェイスト運動の拡大」など,楽しく勉強になる内容ばかりでした。

私たちはこれまで3年間に渡り,学校で探究学習に取り組んできました。これからも他者と協働して,解のない問いにも果敢に挑戦する姿勢を忘れずにいたいです。

私たちの発表に講評をくださった審査員の植本 修子様(株式会社 ハレとケデザイン舎 代表取締役),また私たちの発表に力を貸してくださった徳島県とくしまぐらし応援課 地方創生担当の山下様,吉岡様ありがとうございました。

 

 

1年生・企業研修事前講座

9月15日(木)に企業研修事前講座が行われました。

1年生は今月末に学年全体で上勝町に伺う予定です。

この日は企業研修で大変お世話になる野々山聡先生(合同会社パンゲア最高経営責任者)にご来校いただき,オンライン講座が開かれました。

生徒は,夏休みの課題として上勝町の人口構成や自然,産業など,また訪問予定のゼロ・ウェイストセンターと葉っぱビジネス・いろどり様について調べています。

しかし,今回の野々山先生のお話には初めて知る内容も多く,80分間の講義がすぐに過ぎていきました。

また生徒からもオンラインで質問の手が次々に上がりました。

野々山先生,ありがとうございました。今後ともよろしくご指導ください。

下記は生徒の感想の一部です。

・葉っぱビジネスを始める前はみかんの栽培をしていたということも初めて知りました。上勝町の特徴である豊かな自然や高齢化率を考慮し,それを活かした葉っぱビジネスは今後も発展していくと思います。

・上勝町のリサイクル率の高さばかりにフォーカスされがちですが,本当に私たちが考えなければならないのは,一人一人がごみに対して関心を持ち,社会全体が変わっていくべきだということです。

・「つまものだからこそ」「徳島だからこそ」といった商品や土地の特性を活かすビジネスは,多様性の象徴としての「パンゲア」にも確かにつながるものがあると感じます。

・挫折や困難にぶつかりながらも,自分たちにできることを考えて実行していくということは今の私たちにも必要なことだと思いました。上勝町に伺ってもっと理解を深めたいと思います。

・お話を聴きすごいと思ったことは「やってみる」という住民の姿勢です。葉っぱを売ることも,これまでごみの野焼きをしていた町が分別に乗り出すことも,住民の「やってみる」という姿勢が全国から注目された理由だと思います。

 ・上勝町ではまだ20%のごみが埋め立てや焼却によって処分されているということです。その上で新たなゼロ・ウェイスト宣言を行い,さらに努力を続けていくとのお話を聴き,私も力になりたいと思いました。

・地域によって人口や経済的な環境は違うため,上勝町の取り組みをそのまま取り入れることは大変難しいことも分かりました。

2年生・探究学習⑤ 団体訪問

私たちAチーム(人文・社会科学系統)7班は「外国人労働者の生活支援」を課題研究のテーマに選んでいます。

この日は徳島駅前のクレメントプラザ6Fにある公益財団法人 徳島県国際交流協会(TOPIA)様にお伺いし,
いろいろとお話を聞く機会を得ました。

TOPIA様では,私たちのために詳細なパワーポイントの資料や数種類のリーフレット等をご用意くださいました。

あらかじめインターネット等で調べ学習は行っていましたが,令和4年1月1日時点で徳島県推計人口の
116人に1人が外国人であること,少子高齢社会において,将来外国人労働者の協力を得なければ私たちの生活が
たちゆかなくなることをお聞きし,多文化共生社会について,若い私たちが真剣に考えなくてはいけない
局面にあることを知りました。

国際交流・協力シニアコーディネーターの野水様,多言語窓口相談員(英語)の小林様,地域外国人コーディネーターの長田様に深く感謝申し上げます。

大変お世話になりました。ありがとうございました。