邦楽部
邦楽部・徳島県こども邦楽演奏会
6月11日(土),あわぎんホールにおいて,今年で31回目を数える徳島県こども邦楽演奏会が開催されました。
私たちは,この日,吉崎克彦先生作曲の『童夢』を演奏しました。
この曲は「ずいずいずっころばし」や「かくれんぼ」といった日本のわらべうたと賑やかな祭り拍子が織り込まれた大変美しい曲です。
13名の部員が十七絃・箏・尺八・三味線・打楽器のパートに分かれ,今持てる力を全て出し切って演奏しました。
会場には先日お箏をご寄贈いただきました大久保様,岡田様,ご仲介をいただきました山下様も応援に来てくださいました。もちろん,私たちの家族も見守ってくれました。
こども邦楽を機に,3年生は受験勉強のためにしばらく部活動を離れることになります。
この日を迎えるまで,1.2年生は3年生と練習できる1日,1日を大切に過ごしてきました。
来年3月末に行われる定期演奏会で,先輩と一緒に演奏できることを楽しみに,これからも頑張っていきたいと思います。
コロナ禍のなか,今年もこども邦楽演奏会を開催してくださった徳島県学校邦楽育成会の先生方,熱心にご指導をいただきました本校外部講師の先生方,すべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
邦楽部・お箏を寄贈していただきました。
このたび,本校にご縁のあるつるぎ町の大久保様と,お姉様で徳島市にお住まいの岡田様より素晴らしいお箏を二面,邦楽部に御寄贈いただきました。
お二方のおばあさまとお母様が弾かれていたお箏だそうです。
なお,おばあさま,お母様ともに,本校の前身である徳島県立高等女学校のご出身で,私たちの大先輩になります。
一面のお箏には流麗な龍の装飾が施されています。またもう一面のお箏には鼈甲の飾り付けがあり,両面ともにその音色は大変美しいものです。
二面ともに大正時代のものだそうです。
およそ100年前のお箏がいろんな方の手を経て,私たちのところに届いた奇跡に感動しました。
この日は6月6日。6は指を折って数えると小指が立ちます。それは「一本立ち」を意味し,お稽古事を始めるには最高の日だそうです。
大久保様,岡田様のご家族様,ご仲介をいただいた山下様にもご来校いただき,私たちの演奏を聴いていただくことができました。
本当にありがとうございました。これからも長く,大切に後輩達に伝えていきたいと思います。
邦楽部・新入部員を迎えて
今年,邦楽部は7人の1年生を迎えました。
和楽器にふれることが初めての生徒がほとんどですが,箏・尺八・打楽器・三味線の外部講師の
先生方に熱心にレッスンしていただき,おかげで全員で合奏ができるようになりました。
また日々の練習では,同じパートの先輩部員とマンツーマンのかたちで練習に取り組み,短い時間ながらも
充実した活動を心がけています。
1年生の舞台デビューは,6月11日(土)にあわぎんホールで開かれる第30回こども邦楽です。
お時間があればぜひ聴きに来ていただきたいです。よろしくお願いします。
邦楽部・キルギスの楽器演奏を聴かせていただきました。
キルギスからの留学生,アヴァスカノワ・チョルポンさんにキルギスの伝統楽器・コムズを演奏していただきました。
コムズは日本の三味線に似た楽器ですが,弦以外はすべて木製です。また三味線ではばちを使いますが,コムズは指で3本の弦を弾きます。
コムズは非常に軽量ですが,強い音も出ます。また時にはコムズの胴を叩き,非常に情熱的な表現をする場合もあるようです。
この日,チョルポンさんも,まるで踊っているように手を動かしながら,私たちに小曲を披露してくれました。
コムズは下の写真のように布の袋に入れて移動させるそうですが,袋には大変美しい刺繍が施されていました。
私たち邦楽部は,いつか,チョルポンさんとコラボ演奏ができたらいいなと思っています。
3部合同練習発表会
4月15日(金)の放課後,本校多目的ホールにおいて,オーケストラ部・邦楽部・演劇部による合同練習発表会が行われました。
写真はその一部です。
上段 オーケストラ部 「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ディズニーメドレー」
中段 邦楽部 「春よ,来い」「Lemon」「Paradise Has No Border」
下段 演劇部も日頃の練習の成果を発表しました。
先日入学したばかりの1年生もたくさん見学にきてくれました。ありがとうございました。
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