国際交流について

令和8年度第1回地球人カレッジ@JOTO

2026年5月15日 11時03分

令和8年度第1回地球人カレッジ@JOTO

 2026430日(木)、第1回「地球人カレッジ」が開催されました。

講師は、キルギス共和国出身のオスモンカノワベガイムさんです。現在は四国大学の大学院に在籍されています。講演会はまず、キルギス語、ロシア語、英語の3か国語による自己紹介から始まりました。ベガイム先生は講演中、終始流暢な日本語で丁寧に解説してくださいました。

 前半は、先生の出身地であるキルギスの首都ビシュケク市の紹介です。公園や広場、ショッピングセンター、遊園地、フィルハーモニー劇場などの写真を見せながら、現地の宗教・民族の割合や教育制度についてもお話しいただきました。

中でも、遊牧民時代の伝統的な移動式住居「ユルト」については、その組み立て方や移動方法に多くの参加者が興味を惹かれていました。また、民族衣装の「アク・カルパク」は男性が着用するフェルト製の帽子ですが、女性が被る帽子「エレチェク」を見れば、その人の年齢や既婚かどうかが判明するという興味深いお話もありました。

 キルギスのお正月も日本と同様、1231日から11日にかけてお祝いをします。家族や親戚と伝統料理を囲み、特番やコンサートを見て楽しく過ごすそうです。特に印象的だったのは、「願い事を書いた紙を燃やし、その灰をシャンパングラスに入れて飲むと願いが叶う」という風習です。先生は「やはり少し変な味がしますが、願いのために飲みます」と笑顔で語ってくださいました。

 自然豊かなキルギスには、世界第2位の透明度を誇る「イシク・クル湖」や、壮観な景色を楽しめる「アラ・アルチャ国立公園」があり、動画を通じてその雄大な山脈や自然の魅力を堪能しました。

 その後、キルギス語の挨拶に挑戦しました。「Салам(サラム/こんにちは)」や「Рахмат(ラフマット/ありがとう)」の発音は難しかったものの、先生の指導のもと、全員で大きな声を出して練習しました。最後に披露してくださった伝統舞踊は、遊牧民が馬に乗って中央アジアの草原を駆け抜けるような、躍動感と優雅さを兼ね備えた素晴らしいもので、会場は大きな感動に包まれました。

 【質疑応答タイム】

 Q:日本に来て一番驚いたことは?

A:ゴミの分別が非常に細かいことです。

 Q:移動式住居(ユルト)はどうやって移動させるのか?

A:外装は布、内装は木材なので簡単に分解・組み立てが可能です。

 Q:キルギスの高校生はどんなスポーツをするのか?

A:サッカーやバスケットボールなどが人気です。私はフェンシングをしていました。

 最後に、ベガイム先生が手作りの伝統料理「ボルソック」を振る舞ってくださいました。小麦粉を揚げたもちもちとした食感の料理で、蜂蜜をつけていただくと大変美味しく、心温まる交流の締めくくりとなりました。ベガイム先生の大らかで温かい雰囲気に魅了され、今まであまり馴染みのなかったキルギスがとても好きになりました。いつか訪れたいと思います。ありがとうございました。

 On April 30, 2026, we had the pleasure of welcoming Ms. Begaim Osmonkanova, who is from the Kyrgyz Republic and is currently a graduate student at Shikoku University. The lecture began with a self-introduction in three languages: Kyrgyz, Russian, and English. She introduced Bishkek, the capital city of Kyrgyzstan, where she is from. While showing photographs of the famous places such as national parks, amusement parks, and the Philharmonic Theater, she also spoke about the religious and ethnic composition of the local population, as well as the education system.

With her warm and engaging personality, Ms. Begaim made the event a valuable opportunity for participants to discover the charm of Kyrgyzstan and deepen their understanding of other cultures.