国際交流について

令和7年度第4回地球人カレッジ@JOTO

2026年1月7日 15時26分

11月19日(水)に開催された地球人カレッジでは、ニュージーランド出身のパトリック・ブライアンさんを講師としてお迎えしました。パトリックさんは、県内の小・中学校でALTとして子どもたちに英語を教えています。

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Kia ora!―今回の講演は、マオリ語の挨拶から始まりました。その他にも、 “Chur!” (ありがとう)や、“She’ll be right.”(大丈夫だろう)など、たくさんのマオリ語やニュージーランド独特のフレーズを教えていただきました。また、国旗に関しても、デザインの変更で選挙になったことがあったという興味深い歴史を知ることができました。

続いては、ニュージーランドに関するデータについて。人口や民族、学校に関するデータを紹介していただきました。特に、約3割のニュージーランドに住む人々は、海外で生まれていることにも驚き、ニュージーランドでの民族の多様性に気づかされました。

さらに、ニュージーランド代表チーム All Blacks が国際試合前に行う儀式として有名なハカについても紹介していただきました。パトリックさんが通っていた学校では、校内ハカコンテストが開催されていたそうで、コンテストの様子を撮影した迫力ある映像を見せていただきました。また “ta moko” と呼ばれるマオリの伝統的なタトゥーや、パトリックさんの故郷であるカイタイアという町、ニュージーランドの動物に関する紹介も、写真とともにたくさんしていただきました。動物に関しては、外来種の持ち込みや地球温暖化などの影響を受け、すでに絶滅したあるいは絶滅危惧の動物についても紹介していただきました。

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ニュージーランドの建国に関わる歴史についても教えていただきました。マオリ語で “Aotearoa(アオテアロア)と呼ばれ、「長く白い雲」を意味するニュージーランドは、正式には1840年に建国されたと言われており、その際、英国君主と先住民マオリの長との間でワイタンギ条約が締結されたそうです。この条約は、英語版とマオリ語版があり、それぞれ書かれている内容に違いがあることで、今日に至るまで問題になっているそうです。

そして最後に一つ、魅力的なマオリ語の言葉を紹介していただきました。 “Taonga(タオンガ)は、「宝物」を意味する言葉で、文化的な慣習やもの、言語や自然などを含むそうです。法的に「人」と認められたワンガヌイ川は、川に沿って多くの村があり、タオンガの一つとされているそうです。ありとあらゆるものや考え方を大切にすることを表す美しいマオリ語の言葉を学ぶことができました。

講演後も、生徒が、食文化やハカ、クリスマスの過ごし方などについて積極的に質問する姿も見られ、ニュージーランドの文化に対する興味を深めることのできた、貴重な機会になったようでした。

パトリックさん、ありがとうございました。

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On November 19, the 4th Global Citizens’ College @ Joto hosted a lecture by Mr. Patrick Bryan from New Zealand, who works as an ALT in local schools in Tokushima. The session introduced Māori greetings and phrases, explored New Zealand’s cultural diversity, and discussed its history, including the Treaty of Waitangi. Highlights included a traditional ceremonial dance (haka), traditional Māori tattoos (ta moko), and native wildlife. The concept of Taonga—meaning “treasure possession”—was presented as a symbol of Māori values. Students experienced a valuable cultural exchange through the lecture and Q&A session.