令和7年度_第1学年クエスト講座【THE SDGsアクションカードゲームX(クロス)】
2025年12月16日 10時58分
これから本格的な課題研究に入る準備として、12月16日に、金沢工業大学SDGs推進センターの方3名を講師にお招きして、クエスト講座【SDGsカードゲームX(クロス)】を実施しました。このカードゲームは、金沢工業大学が開発したもので、SDGsの目標達成に向けた「アクション(具体的な行動)」を考えるための対話型ツールです。提示される「社会課題(トレードオフ)」に対し、手元の「解決資源(リソース)」を組み合わせて解決策を提案します。
今回の講座をとおして、生徒たちは以下の3つの力を学びました。
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「トレードオフ」を乗り越える解決力 「経済を発展させると環境が壊れる」といった、あちらを立てればこちらが立たずという矛盾(トレードオフ)の難しさを実感。対立する課題を切り捨てるのではなく、両立させるためのしなやかな思考を養いました。
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多角的な視点による「知の共創」力 「AI」「伝統技術」「SNS」など、一見関係のない限られた資源(カード)をどう組み合わせるか。自分一人の知識にとどまらず、チーム全員のアイデアを掛け合わせる(クロスさせる)ことで、独創的な解決策を生み出すプロセスを体験しました。
- SDGsを「自分ごと」として捉える実践力 SDGsを遠い世界のニュースとしてではなく、身近な資源を使って解決できる「自分たちの課題」として再定義しました。自分たちの手で未来を変えられるという当事者意識を持ち、具体的なアクションを構想する力を身につけました。
★生徒の感想★
| 私は、リソースがどんどん減っていく中で、どう他の人の出したリソースに繋がるかを考える事が重要だと思いました。何故なら、残ったリソースで、いかに問題となる事を考え、対処することが、持続可能な社会を作るために繋がると思うからです。一見、関係のないことでも、何とか考えると新しい発想が出てくる事が、これからの社会を作るためにとても良い事だと感じ、興味を持ちました。 |
| よいアイデアは一見関連性の低いもの同士の掛け合わせから生まれることが多いということに興味を持った。カードゲームを体験しているときでも、課題の内容に対して自分の持っている解決策のカードが合っていないように思えることがあった。しかしグループの人のアイデアの中には、関係性を見つけるのが難しいものをうまく結びつけている人もいて、自分にはなかった考えを知ることができてとても興味深いと思った。物事のつながりを見出す力というのも重要であるように感じた。 |
| 様々な社会問題について、いろいろな視点を持って考え、身近な資源をかけ合わせて問題解決へと導くことが大切だと思った。なぜなら、問題解決のために新しいものをわざわざ作り出すより、今存在しているものを利用することで対応する方が、より効果的で効率的だからだ。SDGsはグローバルな課題で、私達に解決できることは少ないと思っていたけど、SDGsの解決に欠かせない課題については、身近な資源からアイデアを得て解決できるということを知り、感動した。 |
| もともとイノベーションはゼロから生み出すことだと考えていたけれど、すでにある身近なもの同士を使って解決策を生み出すことができるということを学んで、身近なものからSDGsなどの問題を解決する手立てを考えることが大切だと思いました。また、全く異なるもの同士を使うことで新しい画期的なアイデアが生まれると学びました。前の人のアイデアとかけ合わせながら考えるところに興味を持ちました。なぜなら全く関係のないように思えることでも画期的なアイデアが生まれることがあったからです。また、異なるジャンルで考えたほうがより新しい解決策が生まれることがあり、面白いと思いました。 |
| SDGsカードゲームクロスで一番大切だと思ったことは、自分の行動が他者や社会全体に影響を与えていることを理解することです。なぜなら、ゲームを通して自分の利益だけを考えると、他の人や社会に悪い影響が出て、結果的に全体がうまくいかなくなると実感できたからです。協力し、全体のバランスを考えて行動することが、持続可能な社会につながると学びました。興味を持ったことは、立場や役割が違うだけで、同じ行動でも結果や影響が大きく変わるという点です。なぜなら、ゲームの中で自分の選択が、他の人にとってはプラスにもマイナスにもなり、社会全体の状況が大きく動くことを体験できたからです。 |
| 関連がないからと言ってすぐ考えることをやめないことが一番大切だと思いました。カードの中にある全く関連のないことも、じっくり考えたら意外と活用できたりするものがたくさんあってびっくりしました。また、真逆の事柄が意外とマッチしたりすることに驚きました。sdgsを解決していくためには、新しいことを発明するのも大事だけれど、今あるものを組み合わせたりして、新たなものを生み出していくことがすごく大切なんだなと感じました。 |
| 何かを犠牲にして達成することがないように考えることが大切だと思った。なぜならSDGsの理念が「誰一人取り残さないこと」だと言っていたからだ。また、◯番の目標は達成できたが△番の目標は達成なら遠ざかってしまったなんてことがないようにするべきだと思った。関連づける力が必要で、意外と遠い位置付けにある事柄を掛け合わせると斬新なアイデアが生まれると言っていたことに興味を持った。たしかに「まさかこれとこれが?」という二つの機能を持っている便利な新製品が生み出されてきていると思ったからだ。 |
講座の様子は、金沢工業大学SDGs推進センターのHPでも紹介されています。