総合的な探究の時間

クエスト

2年生・探究学習⑥ 企業様インタビュー

10月20日(木),私たちAチーム(人文・社会科学系統)8班は,1年生のクエスト講座にお越しになった野々山 聡先生(合同会社パンゲア 最高経営責任者)に放課後,お話を伺う機会を得ました。

私たちの班は「ごみゼロな暮らしは実現可能か」というテーマで課題研究を進めています。

インタビューでは「上勝町のゼロ・ウェイストが成功した理由」「上勝町のこれからの課題とSDGsゴール」「私たちができるゼロ・ウェイストアクション」など,話題が多岐に渡りました。

野々山先生は私たちの意見を丁寧に聞いてくださり,一つ一つの疑問に親切に答えてくださいました。また現在,インドネシアのブラウィジャヤ スマート ハイスクールと交流を行っている生徒のうち,1年生4名も同席し,一緒に勉強しました。

野々山先生。お世話になりました。ありがとうございました。

2年生・課題研究グループ発表会

10月20日(木)徳島大学より9名の先生方にお越しいただき,課題研究チームごとにグループ発表会が行われました。ご指導をいただいた先生方をご紹介します。

Aチーム(人文・社会科学グループ)饗場 和彦先生(総合科学部 教授)

                          段野 聡子先生(総合科学部 准教授)

Bチーム(社会科学グループ)          齊藤 隆仁先生(教養教育院 教授)

Cチーム(理学・農学グループ)      南川 慶二先生(教養教育院 教授)

Dチーム(工学グループ)                 久田 旭彦先生(理工学部 講師)

Eチーム(医療系グループ①)          田中 祐子先生(医学部 准教授)

Fチーム(医療系グループ②)          岩田 貴先生(教養教育院 教授)

Gチーム(医療系グループ③)          渡部 稔先生(教養教育院 教授)

Hチーム(教育・芸術・家政学グループ)山口 裕之先生(総合科学部 教授)

私たちは,今後も研究を進めながら発表スライドを改良し,課題研究集録『叡智の扉』をまとめる作業に入りたいと思います。9人の先生方には大変熱心なご指導をいただきました。

これからもよろしくご教授ください。ありがとうございました。

 

3年生・アップデートコンテスト2022 特別賞受賞

9月18日(日)に行われました徳島未来創造・アップデートコンテスト2022の賞状を披露させていただきます。

メンバー(301HR)と発表テーマは次のとおりです。

メンバー 日下 そら(代表) 滝川 真佳 本田 隼斗 脇田 樹

発表テーマ「大好きな人と大好きになった徳島で結婚!」

私たちを含めた出場者全員の発表動画は,徳島県のYouTubeチャンネルでも放送されるそうです。

ぜひご覧ください。

 

1年生・企業研修のポスター作成

私たちは上勝町の企業研修を終え,現在は学習の成果をポスターにまとめています。

ワークタイトル:「葉っぱビジネスいろどり」「ゼロ・ウェイスト」がなぜ上勝町のブランドとなり得たのか?

探究課題は下記の内容です。

①「葉っぱビジネスいろどり」が成功したその理由

②「ゼロ・ウェイスト」が成功したその理由

③「ゼロ・ウェイスト」のみに着目した場合,大都市で「ゼロ・ウェイスト」を成功させるには?

1学年が65班に分かれ,これから工夫を凝らしたポスターを作成していきます。

他の班の発表を見ることも楽しみです。

1年生・企業研修(上勝町)

9月30日(金),1年生が上勝町に企業研修に出かけました。

ゼロ・ウェイストセンターでは,45種類にわたるごみ分別の様子を見せていただき,さらに町内にお住まいの方3人にお話を聞くことができました。

国内外に知られる「葉っぱビジネス」についての研修では,フィールドワークを行い,彩(いろどり)農家の方2名にインタビューさせていただきました。

お天気にも恵まれ,美しい勝浦川を眺めながらの昼食時間も楽しく過ごすことができました。

今回の研修では合同会社パンゲアの皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。

本日の学習内容については,ポスター作成を通して,さらに理解を深めていきたいと思っています。

下記は生徒の感想の一部です。

・今回の研修は1文字で表せば「喜」,2文字で表せば「発見」,3文字で表せば「大成功」です。

・ゼロ・ウェイストセンターで伺ったお話が印象的です。最初は面倒くさいなと思っていた分別も,今は自分からごみを減らしたり,もう一歩進んだ分別の工夫を家庭でされているそうです。町全体でSDGsに取り組んでいる姿勢がすてきだなと思いました。

・企業研修以前は「いろどり」「ゼロ・ウェイスト」「上勝町」をあくまでも別々なものとして捉えていましたが,その全てが密接に関わり合っているということに気づきました。

・上勝町の皆さんがなぜ生き生きと働いていらっしゃるのか,それが分かりました。実際に上勝町を訪れて,視野が広がったように思います。

・いろどり山散策を通して,生産者の方々がどのような思いでつまものをつくっていらっしゃるのか伝わってきました。ゼロ・ウェイストセンターでは町民の皆さんの経験談を聞き,今後の課題も知ることができました。

・ゼロ・ウェイストセンターの町民インタビューで,45種類の分別について「最初は無理だと思ったが,今では慣れて生活の一部です」とおっしゃっていたのが印象的です。

・働くとは,自分がやりたいことを周りの人と協力して進めていくことだと気づきました。また企業の活動とは,地域の人と一緒につくりあげていくものだと分かりました。

・学校全体で古紙回収の活動をやってみてはどうでしょうか。900人が取り組めば大変な量を集めることができると思います。

・SDGs8の「働きがいも経済成長も」というゴールを思い出す場面がたくさんありました。あらゆる世代の人が働きやすい環境をつくるにはどうしたらよいか,みんなで話し合ってみたいです。

・町の活性化のためには,長年そこで暮らす人と別の地域から来た人との協力が不可欠なのではないかと考えました。

3年生・アップデートコンテスト2022 本選出場

9月18日(日),徳島駅前にグランドオープンしたばかりのとくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)で徳島未来創造・アップデートコンテスト2022の本選が行われ,城東高校301HRの4名が出場しました。

メンバーと発表テーマは次のとおりです。

メンバー 日下 そら(代表) 滝川 真佳 本田 隼斗 脇田 樹

発表テーマ「大好きな人と大好きになった徳島で結婚!」

このコンテストは徳島の未来を担う私たち高校生が,本県をよりよく,将来にわたって活力ある社会とするために自由にアイディアを出し合うというものです。第2回となる今回のコンテストには491件の応募があり,私たちのグループは本選出場10組に選ばれました。

私たちは4分間のプレゼンテーションにおいて,県人口を増やすためにも,県産グルメや観光を取り入れた積極的な婚活ツァーを組んではどうかというアイディアを出し,審査員特別賞を受賞することができました。

また他9校の発表を聞くと「防災の拠点づくり」「漁業人口の増加を目指すには」「桑の葉を用いた新産業の育成」「エディブルフラワーで徳島県を活性化する」「ゼロ・ウェイスト運動の拡大」など,楽しく勉強になる内容ばかりでした。

私たちはこれまで3年間に渡り,学校で探究学習に取り組んできました。これからも他者と協働して,解のない問いにも果敢に挑戦する姿勢を忘れずにいたいです。

私たちの発表に講評をくださった審査員の植本 修子様(株式会社 ハレとケデザイン舎 代表取締役),また私たちの発表に力を貸してくださった徳島県とくしまぐらし応援課 地方創生担当の山下様,吉岡様ありがとうございました。

 

 

1年生・企業研修事前講座

9月15日(木)に企業研修事前講座が行われました。

1年生は今月末に学年全体で上勝町に伺う予定です。

この日は企業研修で大変お世話になる野々山聡先生(合同会社パンゲア最高経営責任者)にご来校いただき,オンライン講座が開かれました。

生徒は,夏休みの課題として上勝町の人口構成や自然,産業など,また訪問予定のゼロ・ウェイストセンターと葉っぱビジネス・いろどり様について調べています。

しかし,今回の野々山先生のお話には初めて知る内容も多く,80分間の講義がすぐに過ぎていきました。

また生徒からもオンラインで質問の手が次々に上がりました。

野々山先生,ありがとうございました。今後ともよろしくご指導ください。

下記は生徒の感想の一部です。

・葉っぱビジネスを始める前はみかんの栽培をしていたということも初めて知りました。上勝町の特徴である豊かな自然や高齢化率を考慮し,それを活かした葉っぱビジネスは今後も発展していくと思います。

・上勝町のリサイクル率の高さばかりにフォーカスされがちですが,本当に私たちが考えなければならないのは,一人一人がごみに対して関心を持ち,社会全体が変わっていくべきだということです。

・「つまものだからこそ」「徳島だからこそ」といった商品や土地の特性を活かすビジネスは,多様性の象徴としての「パンゲア」にも確かにつながるものがあると感じます。

・挫折や困難にぶつかりながらも,自分たちにできることを考えて実行していくということは今の私たちにも必要なことだと思いました。上勝町に伺ってもっと理解を深めたいと思います。

・お話を聴きすごいと思ったことは「やってみる」という住民の姿勢です。葉っぱを売ることも,これまでごみの野焼きをしていた町が分別に乗り出すことも,住民の「やってみる」という姿勢が全国から注目された理由だと思います。

 ・上勝町ではまだ20%のごみが埋め立てや焼却によって処分されているということです。その上で新たなゼロ・ウェイスト宣言を行い,さらに努力を続けていくとのお話を聴き,私も力になりたいと思いました。

・地域によって人口や経済的な環境は違うため,上勝町の取り組みをそのまま取り入れることは大変難しいことも分かりました。

2年生・探究学習⑤ 団体訪問

私たちAチーム(人文・社会科学系統)7班は「外国人労働者の生活支援」を課題研究のテーマに選んでいます。

この日は徳島駅前のクレメントプラザ6Fにある公益財団法人 徳島県国際交流協会(TOPIA)様にお伺いし,
いろいろとお話を聞く機会を得ました。

TOPIA様では,私たちのために詳細なパワーポイントの資料や数種類のリーフレット等をご用意くださいました。

あらかじめインターネット等で調べ学習は行っていましたが,令和4年1月1日時点で徳島県推計人口の
116人に1人が外国人であること,少子高齢社会において,将来外国人労働者の協力を得なければ私たちの生活が
たちゆかなくなることをお聞きし,多文化共生社会について,若い私たちが真剣に考えなくてはいけない
局面にあることを知りました。

国際交流・協力シニアコーディネーターの野水様,多言語窓口相談員(英語)の小林様,地域外国人コーディネーターの長田様に深く感謝申し上げます。

大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

2年生・探究学習④ 企業訪問

私たち2年生Dチーム(工学系統)3班は,夏休みを利用してNTT西日本徳島支店様に伺いました。

現在,私たちは「ICTの活用により作業の効率化は図れるのか」というテーマで課題研究を進めています。

NTT様はグループ全体で,日本全国どこからでもリモートワークによる就業を可能にすることを目指していらっしゃるそうです。この日は,私たちの「リモートワークのメリットとデメリットはどこにありますか」「メタバースの導入は進んでいるのですか」のような質問に,あらゆる方面から親切にご回答をいただきました。

また,最新鋭のICT技術や顧客サービスの説明を受け,初めて聞くお話に胸が躍りました。普段意識したことはありませんが,自分たちもデジタル社会の一員であることを自覚しました。

事業推進室の武川様,佐野様,ビジネス営業部の宇都宮様,貝嶋様,西中様,NTTビジネスソリューションズ徳島ビジネス営業部の二宮様,大変お世話になりました。ありがとうございました。

2年生・探究学習③ 企業様へのインタビュー

7月20日(水),2年生Dチーム(工学系統)6班では,Zoomを介して日建工学様にお話を伺う機会を得ました。

私たちは今,防災や減災に探究課題を見いだしており,海岸の消波ブロックを通してSDGs(持続可能な開発)を考えています。

この日はまず事業内容について説明を受け,さらに消波ブロックのかたちや種類,環境活性コンクリートなどについてお話しいただきました。

また私たちからの質問にも,大変丁寧にご回答をいただきました。

今日から夏休みに入りますが,今後も班員で協力して研究を進めていきたいと思っています。

岸様,浜田様,飯干様,大変お世話になりました。ありがとうございました。