放送部

2024年1月の記事一覧

視聴覚 2023放送部12「県高文祭優勝」

11月3日 第42回徳島県高等学校総合文化祭放送部門があわぎんホールにて開催されました。本大会は放送部門にとって春の高校放送コンテストと共に全国大会出場のかかった重要な大会です。今年は,新型コロナウィルス感染症が5類に引き下げられたことで,コロナ前と同様に全参加者が会場で発表する形に戻すことができました。大会には在学中に県高校放送コンテストアナウンス部門で優勝し,創作テレビドラマの制作など積極的な活動をされていた住友規将さんがお見えになり,後輩を激励してくださいました。また,保護者の方も多数お見えになり,活況のある大会を開くことができました。今回より大会の運営も放送部員で行う形を取り,城東高校は1年生部員が撮影用カメラの操作と映像のミキシングを行いました。

 大会では,昨年度の最優秀作品の上映に続き開会式が行われ,午前中にアナウンス部門35名の発表が,午後から朗読部門26名の発表と番組作品の上映を行いました。城東高校からもアナウンス部門に8名,朗読部門に3名が参加し普段の練習の成果を発表しました。番組作品は,オーディオメッセージ1作品,ビデオメッセージ2作品を発表しました。

 閉会式で審査結果が発表され,本校は総合部門で2年ぶりに優勝することができました。以下の生徒・作品が入賞した他,令和6年8月に岐阜で開催される第48回全国高文祭にアナウンス3名,VM作品2本が推薦されることになりました。遠く離れた土地での開催ですが,応援よろしくお願いします。

 アナウンス部門 第1位 岡  礼佳 全総文出場
         第2位 長谷川弥生 全総文出場
         第3位 福岡 香乃 全総文出場
         第6位 青井 心海
         奨励賞 三好ひなの・至極 方俊
 朗読部門    奨励賞 立石 瑞季・佐藤 百花・米津 玲花
 オーディオメッセージ部門 優良賞「素晴らしき邦楽を未来へ」
 ビデオメッセージ部門  最優秀賞「阿波の熱病」 全総文出場
              優秀賞「茜色の証人」 全総文出場
 総合部門    優勝  2年ぶり・5回目

 県高文祭結果詳細

 全総文岐阜大会HP

 

視聴覚 2023放送部11「中学生体験入部」

8月9日 この日は,城東高校の中学生体験入学でした。毎年授業体験の後,部活動体験・見学ができるのですが,放送部はこれまで実施したことがなかったので,今年度は初の体験入部を企画してみました。

実施内容は以下の通りです。

中学生体験入部の案内(2023放送部活動4)

当日は13名の中学生が会場に足を運んでくださり,予定していた内容をほぼ実施することができました。途中,ロングトーンコンテストをしたのですが,高校生より長く息が続いた人がいたり,番組制作を志す生徒もいるなど,来年度新しい力を加えて,更に活動の発展する予感をつかんだ一日でした。

視聴覚 2023放送部10「アナウンス朗読講習会2~4」

 城東高校放送部では,普段の顧問や上級生による指導の他,全国で活躍中のプロのアナウンサーや声優の方々に直接指導いただいています。1学期のNHK徳島放送局による全国大会出場者向けの講習に続いて,夏休み以降も県高文祭に向けて3回の講習会を行いました。

8月8日 この日の講習会は,徳島県唯一のプロの狂言師河野佑紀さんを城東高校にお招きし,発声の技術や練習方法についてご指導いただきました。河野さんは徳島北高校放送部の出身で,九世野村万蔵に師事し,東京を拠点に国内外多くの舞台に出演されています。マイクを使う放送部の表現ですが,声を出すという過程で「体全体を楽器のように使って」発声するしくみを教えていただきました。

  

 河野さんは,地元徳島でも狂言の魅力を伝える講座を毎年開いています。また,2月に藍住町総合文化ホールで狂言会を行いますので,興味のある人は是非見に行ってください。

 ★第5回わろてな!狂言会HP

9月17日 この日は県高文連放送部門の主催で,FM神戸のアナウンサー永田早紀さんを城東高校にお招きし,県内の放送部員への全体講習と各校代表者に個別指導をしていただきました。本校からは,前半の全体講習に8名の部員が参加し,個別指導は県高文祭校内予選で1位だった長谷川弥生さんが学校代表として参加しました。永田さんからは,発声と表現の技術に関するお話をユーモアたっぷりに伝えていただき,2時間の講習時間があっという間に過ぎました。昨年まではコロナの影響でオンライン講習しかできなかったのですが,今回直接ご指導を受けることができ,講習も大変意義深いものになったと思います。

10月22日 こちらも昨年に引き続き,城東高校と徳島市立高校の合同講習会を行いました。市高OGで青二プロダクション所属の声優,中澤千祥さんにオンラインで指導をいただきました。両校の代表者6名が高文祭で発表する原稿を読み,中澤さんから個別指導をいただきました。中澤さんには参加者一人ひとりの原稿を実際に音読していただきました。聴く人の心に迫るような迫力のある表現は,なかなか高校生では再現することは難しいと思いますが,伝えることの意味を改めて考え直す機会になったのではないかと思います。

 講師の先生方,お仕事の合間に時間を割いていただき,ありがとうございました。おかげさまで秋の高文祭では個人の部門で過去最高の人数に並ぶ3名が全国大会に出場できることになりました。これからも,外部の方々とのつながりを大切にし,生徒の視野と表現力が更に広がる体験を積み重ねていきたいと思います。