放送部

2023年11月の記事一覧

視聴覚 2023放送部9「全国高文祭鹿児島大会参加」

8月2日 鹿児島県で行われた第47回全国高等学校総合文化祭に参加しました。城東高校からは昨年の県高文祭で上位に入賞したアナウンス部門に岡礼佳さんが,朗読部門に河野里帆子さんが,オーディオピクチャー部門に作品「I'm from もったいない」が参加しました。初日は徳島空港から福岡空港まで移動し,九州新幹線で鹿児島まで移動しました。会場で受付した後は,翌日の発表に向けてホテルで休んだり,3年生は受験勉強に励みました。

 2日目 この日は開会式の後,オーディオメッセージ部門の発表があり,制作代表者として東端宏果さんがステージで作品紹介をしました。作品は県内で廃食材を使って鶏の飼育と卵の販売に取り組む方を紹介し,徳島県内でも高まっているエシカル消費の意識を全国に伝えるものでした。続いて,午後からは朗読部門で河野さんが発表しました。こちらも,上勝町で行われている「彩」事業を始めた横石知二さんの作品を朗読し,徳島県の事を全国の高校生に知ってもらう貴重な機会になったと思います。

3日目 いよいよ最終日。全国大会初出場の岡さんがアナウンス部門に出場しました。2年生ながら落ち着いた様子で,半田そうめんを紹介するアナウンスを行いました。発表後帰りの新幹線まで時間があったので,フェリーで桜島に移動しました。他部門の生徒や先生方と偶然お会いすることができ,港近くで土産物を購入して徳島に戻りました。

以下は参加した河野さんの感想文です。

 「第47回全国総合文化祭,記念すべき全国1周目最終県は鹿児島県となった。コロナが5類に引き下げられ,「全国大会,開催できそうでよかったね」と仲間と話していたときに台風のニュース。不安なまま鹿児島に到着したが,3日間通して天気は晴れ。杞憂に終わった。本校の放送部はアナウンス,朗読,AM部門に出場し,私は朗読部門で発表を行った。スポットライトが当たったときの高揚感,読み終わったときのえもいわれぬ充実感は忘れることがないと思う。この気持ちは,自分がやり終えたという事実だけから生じた単純なものではない。部のみんなで乗り越えた困難や,一緒に過ごした密度の濃い時間があったからこそ生まれた感情である。様々な経験をさせてくれた顧問の先生方や家族,部のメンバーへの感謝の気持ちをこれからも持ち続けていたい。高校の部活という名の「青春」の担い手を,私たち3年生から1,2年生にバトンタッチする時期に入ってきた。彼らが紡いでいく物語もきっと輝かしいものに違いない。来年の夏が楽しみだ。」

全国高文祭鹿児島大会HP

視聴覚 2023放送部8「NHK杯18年連続出場」

7月24日 コロナの影響で制限されていた高校放送部最大の大会,NHK杯全国高校放送コンテストが4年ぶりに制限なしで開催されました。本校からはアナウンス部門,朗読部門にそれぞれ2名が出場し,ラジオドキュメント部門,テレビドキュメント部門にそれぞれ1作品を出品しました。本校は今年で18年連続出場となり,県内の連続出場記録を更新中です。初日は会場でエントリーを行ったあと,個人出場者は発声練習を行い,番組出場者は会場の確認など行いました。

7月25日 会場の国立オリンピック記念青少年総合センターで6つの部門で18会場に分かれて準々決勝を行いました。個人で出場した4人の3年生部員はそれぞれ落ち着いて発表することができました。また,番組も全国の放送部員を前に立派な舞台での発表ができました。

7月26日 朝一番にWeb経由で準々決勝の結果が発表されました。城東高校からは残念ながら準決勝に進出できなかったのですが,徳島北高校の橋本陽人さんが朗読部門で準決勝進出を決めました。競争率5倍の準決勝進出は,徳島県からは過去10年で3人しか達成しておらず,県全体で快挙を喜び合いました。

7月27日 最終日は,紅白歌合戦の会場でもあるNHKホールで決勝が行われました。午前中は番組部門が,午後からアナウンス,朗読部門の発表がありました。番組は地方大会から数えると参加総数約1700作品の中から選ばれた10本の作品が,アナウンス部門,朗読部門はそれぞれ約3000名,約5000名の中から残った10名ずつが決勝の舞台に立ちました。

NHK杯全国高校放送コンテストHP(決勝進出作品や優勝者インタビューを見ることができます)