11月3日 第40回徳島県高等学校総合文化祭放送部門があわぎんホールにて開催されました。昨年に引き続き新型コロナウィルス感染症対策として,予選を録音審査で行い,本戦を会場で行いました。
城東高校からアナウンス部門6名,朗読部門3名,AM部門及びVM部門各1作品が決勝に進みました。 決勝大会では,昨年度の最優秀作品の上映に続き開会式が行われ,本校の三木琴子さんが生徒代表挨拶をしました。その後,アナウンス部門,朗読部門の各20名が発表し,決勝進出作品の上映をしました。会場の様子は,Zoomで生中継され,会場に来られなかった生徒や保護者の方に自宅で視聴していただきました。
閉会式で審査結果が発表され,本校は総合部門で優勝した他,以下の生徒・作品が入賞しました。結果,令和4年8月に東京で開催される第46回全国高文祭に作品2本が推薦されることになりました。最後に,NHK徳島放送局の吉岡大輔アナ,四国放送の宗我部英久アナ,FMとくしまの近藤公美アナより講評をいただき,一日が終わりました。
アナウンス部門 第6位 江崎海璃 奨励賞 芳村壯一朗・黒川光樹・松田明香里・松永理沙・浅野結優 朗読部門 奨励賞 東端宏果・三木琴子・河野里帆子 AM部門 最優秀賞 「未来の私たちへの贈り物」 VM部門 最優秀賞 「0ウェイスト」 総合部門 優勝
県高文祭結果詳細
全国高文祭東京大会HP
10月30日 インターハイ映像制作の取材のため,天然灰汁発酵建てによる本藍染で有名な藍住町の矢野工場と人形浄瑠璃の川内町阿波十郎兵衛屋敷を訪れました。アドバイザーの福井さんがプロ用の撮影・照明機材をお持ちくださり,部員は撮影のノウハウを学びつつ,映像を撮影することができました。また,普段あまり学ぶ機会のない郷土文化の姿に触れることができ,良い経験となったと思います。インターハイの映像撮影は今回で最後になりますが,11月に全体のナレーションとラストシーンの撮影をして作品完成となります。
本藍染矢野工場HP
阿波十郎兵衛屋敷HP
10月12日 テレビトクシマの情報番組「ステップ」の取材を受けました。「ステップ」では,10月29日より始まる県高文祭を前に各部門に参加する県内の部活動を紹介してくださっています。今回,徳島市立高校の美術部と本校放送部を取材していただきました。校内での発声練習や番組制作の様子を取材してくださり,3分間のビデオにまとめてくださいました。放送された映像は,Youtubeチャンネルにもアップされていますので,ご覧ください。
テレビトクシマHP ステップHP
放送部取材番組(2:50~)
VIDEO
9月19日 県高文連高文連放送部門の主催でアナウンス・朗読講習会を行いました。講師はKISS FM 神戸の永田早紀アナウンサーです。県内9校の放送部の代表がオンラインで指導を受けました。本校からは,先の県放送コンテストで朗読部門1位に輝いた三木琴子さんが参加しました。永田さんの説明は,とてもわかり易く面白いので,楽しんで学ぶことができました。
10月25日 県教委のオンライン文化部支援事業の一環で,本校放送部が神戸の永田アナウンサーから指導を受けました。6名の部員がオンラインで県高文祭の原稿を読み,欠席の3名は録音音源を使って指導をいただきました。高文祭まで残り10日の大事な時期に貴重な経験となりました。永田さん,番組前のお忙しい中時間を取ってくださり,ありがとうございました。今後も引き続きご指導をいただけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
9月17日 8月にインターハイ映像制作で訪れた上勝町のゼロウェイスト事業の取材を受け,校内ではどれ位ゴミの分別に取り組めているか話し合って調べることにしました。放課後1年生教室のゴミ箱を調べてみたところ,分別が十分ではないことがわかったため,お昼の校内放送で環境への積極的な取り組みを呼び掛けました。
8月1日 部員4名で上勝町を訪れ,ゼロウェイスト事業の様子を中心に取材させていただきました。映像制作のアドバイスをしてくださる福井さんも現地においでくださり,撮影の仕方など直接教わることができました。部員は初めてドローンの操縦をしたのですが,後で確認すると初めて撮影した割には上手に撮れていました。またスタッフの方や来場されていたたくさんの方々のお話を伺うことができ,部員にとって貴重な経験となりました。
今回撮影した映像は,徳島紹介ビデオにするとともに,秋の高文祭に出品する作品に仕上げる予定です。残念ながら午後から天気が崩れ,棚田や滝など上勝の美しい風景がほとんど撮影できませんでしたので,また日を変えて訪れてみたいと思います。
7月21日 制作スタッフで,制作の打ち合わせを行いました。夏休みに訪れる予定の上勝町の撮影場所や作品の進行について,互いに意見を出し合いながら少しずつ形ができあがっていきました。1年生はカメラを扱うのが初めてですので,基本的な操作の仕方について練習しました。
7月22日 この日は,四国大学の主催で番組制作講座が行われました。県放送コンテストの審査員もしてくださっている山本耕司教授をはじめ,3名の先生方が映像理論や構成の組み立て方を講義してくださり,最後に機材を使って実践演習をしていただきました。生徒は初めて使う機材に少し戸惑いもあったものの,講習の終わりにはうまく使いこなせるようになり,短い作品も完成させました。先生方,ご指導ありがとうございました。今後も機会がございましたらよろしくお願いします。
6月22日 県放送コンテストも終わり,まだ全国大会を残していますが,3年生は受験のため放送部での活動は休止することになります。この日は後輩主催の3年生引退式を行いました。後輩からは県大会での反省や今後の抱負が,3年生からはこれまでの活動の思い出や後輩へ向けてのメッセージが述べられました。放送部で培った継続の力を基に受験戦争も勝ち抜いて行ってくれるよう一同応援しています。
6月19日 城東高校放送部は,令和4年度全国高校総合体育大会(インターハイ)の総合開会式で流される徳島県紹介ビデオの制作を担当させていただくことになりました。これから1,2年生の8名がスタッフとなり,約半年かけて制作を進めていきます。今回,県の実行委員会より本校の卒業生である福井崇志さんをアドバイザーとして紹介していただきました。福井さんは,リオオリンピック閉会式の映像にも関わられた他,国内の数多くの映画祭で入賞され,現在は東京を中心に構成から撮影,編集まで手掛けるビデオグラファーとして全国で活躍されている方です。
この日は初顔合わせで,東京と城東高校を繋いで,オンラインで打ち合わせをしました。作品の方向性や双方の機材確認,制作の日程などの調整を行いました。主に夏休みから秋にかけて制作を進める予定ですが,県高文祭の番組制作と並行しているので参加する生徒は大変です。しかし,忙しい中での時間の上手な使い方や,物事の進め方,そして何より普段中々ご指導いただく機会のないプロのノウハウを学ぶ貴重な機会ですので,意欲的に活動に取り組んで行ってもらいたいと思います。
6月13日 徳島市立高校あしかびホールを会場に第56回徳島県高校放送コンテストが開催されました。昨年は新型コロナウィルスの影響で完全オンラインでの開催だったのですが,今年は予選をオンラインで,決勝を会場で行うハイブリッド方式で大会を開催することができました。城東高校からは,アナウンス部門に7名,朗読部門に3名,ラジオ・テレビ部門にそれぞれ1作品を出品しました。
まず,開催に先立って予選結果の発表がZoomで行われ,アナ朗読各上位20名の出場する決勝大会に,アナウンス部門6名,朗読部門2名の出場が決まりました。ラジオ・テレビも予選は通過したのですが,残念ながらテレビ作品は決勝で上映される上位3本の中には入りませんでした。
大会当日,開会式に先立ってラジオ部門の決勝進出作品が上映されました。城東高校の「Love yourself」も会場にいらした皆さんに聞いていただきました。
続いて3年生の3年間を振り返る思い出ビデオが上映されました。
開会式の後は,アナウンス部門,朗読部門,テレビ部門の順に発表が行われました。あしかびホールの素晴らしい音響と照明のもと,3年生の最後を飾るにふさわしい大会となったと思います。一方で,感染症対策も放送部正副顧問が総出で行い,生徒たちも安心して発表することができました。
閉会式で,結果発表がありました。本校の入賞は以下の通りです。
アナウンス部門 第5位 正木心奏 奨励賞 浅野結優・河野里帆子・尾形叶夢・芳村壯一郎・松田明香里
朗読部門 第1位 三木琴子 奨励賞 小川真白
ラジオ部門 優秀賞 「Love yourself」
総合部門 第3位
結果,第64回NHK杯全国高校放送コンテストへ正木さんと三木さんが推薦されました。また,入賞はしなかったのですが,テレビドキュメント作品「強く歩み続ける」がNHK徳島放送局の推薦により全国大会に出場することになりました。全国大会は7月10日よりオンラインで開催され,準決勝及び決勝進出作品の発表のみ東京の会場で行います。応援よろしくお願いします。
第64回NHK杯全国高校放送コンテストHP
6月に開催される第56回徳島県高校放送コンテスト(県教委・NHK徳島放送局・県高文連主催)に出品するテレビドキュメントの制作を行いました。2年生部員が中心になり学校の赤レンガ塀をテーマに取り上げ,校舎改築後も塀が一部残された理由を亀井きみ江元校長先生や県立文書館の徳野隆先生にお話を伺いながら調べていきました。今回初めての撮影・編集作業であったことに加え,途中で新型コロナウィルス感染症の拡大によって部活動が中止・制限されたこともあり中々作業がはかどらず,締切間際で何とか完成することができました。もう少し時間があれば,更に内容を深く掘り下げることができたと思うのですが,担当した生徒は今回の経験の中で制作の大変さと共に,たくさんのスキルを身につけることができたと思いますので,今後の制作活動に役立ててくれるものと思います。制作にご協力いただいた両先生を始め,校内の多くの先生方,生徒の皆さんありがとうございました。
放送部の歴史
城東高校放送部は,校内の放送活動とともに県内外のコンテストに参加し,これまで以下の成果を収めてきました。 ~全国大会の入賞記録~ 1973年 NHK杯全国高校放送コンテスト 朗読部門決勝進出 1978年 NHK杯全国高校放送コンテスト 朗読部門決勝進出 1986年 NHK杯全国高校放送コンテスト 朗読部門入選 1992年 NHK杯全国高校放送コンテスト アナウンス部門入選 2015年 NHK杯全国高校放送コンテスト 朗読部門入選 2019年 NHK杯全国高校放送コンテスト テレビドキュメント部門制作奨励賞 2020年 第40回近畿高等学校総合文化祭 アナウンス部門優秀賞 ※NHK杯個人部門での入賞5度は県内最多です ~県大会での主な記録~ 2009~10年 県高校総合文化祭アナウンス部門2年連続優勝 2011~14年 県高校総合文化祭朗読部門4年連続優勝 2014~16年 県高校放送コンテストアナウンス部門3年連続優勝 2014~16年 県高校放送コンテスト総合部門3年連続優勝
放送部活動内容
★発声練習 ★校内放送(お昼の放送や学校行事における司会進行など) ★テレビ番組・ラジオ番組の制作(ドキュメンタリー・ドラマ) ★コンテストへの参加 ★その他ラジオ番組出演やイベントの進行など校外での様々な活動
昨年度の実績
~全国大会の部~ 第44回全国高等学校総合文化祭高知大会(8月) アナウンス部門文化連盟賞 第40回近畿高等学校総合文化祭奈良大会(12月) アナウンス部門優秀賞・奨励賞 ~県大会の部~ 第54回徳島県高校放送コンテスト(6月) アナウンス部門 第1位・第2位・第3位・第6位・奨励賞 朗読部門 第4位・奨励賞 総合部門 優勝 第39回徳島県高等学校総合文化祭(11月) アナウンス部門 第5位・奨励賞 朗読部門 第4位・奨励賞 総合部門 第4位
今年度の活動計画
4月 部活動登録・発声練習・原稿脚本作り 5月 校内予選会(10日)・読み練習・作品編集 6月 県高校放送コンテスト(13日) ・アナウンス朗読講習会 7月 NHK杯全国高校放送コンテスト(10日~29日・オンライン) 8月 県高文祭準備・令和4年度全国高校総体開会式映像制作 9月 城東祭・アナウンス朗読講習会 10月 県高文祭準備 11月 県高等学校総合文化祭(3日)・ 近畿高等学校総合文化祭(20日・滋賀) 12月 県高校放送コンテスト準備 1月 令和4年度全国高校総体司会候補者第1回研修会 2月 県高校放送コンテスト準備 3月 令和4年度全国高校総体司会候補者第2回研修会・吹奏楽部定期演奏会司会 ※ 赤字はコンテスト
入部を考えている皆さんへ
新しい入試制度や学力観の中で重視されるようになっているのが, 情報を収集整理し,自分の考えをまとめ,表現する力 です。放送部の活動は,原稿の作成や発表,番組の制作を通じて 楽しみながらこれらの力を育成 することができ,1年生からしっかり活動に取り組めば2年後の受験では大きな力を発揮することでしょう。また,将来マスコミ関係やクリエーターなどを目指す人は,将来につながるスキルとキャリアを育むことができます。中学校にはない部活動なので,みんなが同じレベルからスタートできますし,自分の予定に合わせて活動できますので,他部との掛け持ちや勉強との両立も可能 です。男女学年の区別なく和気藹々と活動していますので,たくさんの人の入部をお待ちしています。 令和4年度全国高校総体(インターハイ)の総合開会式が徳島県のアスティ徳島で開催されます。総合開会式の司会進行は高文連放送部門が担当します 。放送部以外の人も募集しますので,開会式の進行という形で大会運営に携わりたい人は,放送部に入ってチャレンジしてみませんか?また,城東高校放送部は,開会式で流される徳島県紹介ビデオの制作担当もしています。映像制作に興味がある人はこちらも大歓迎です。
3月1日 第72回卒業証書授与式が行われ,放送部も5名の部員が巣立って行きました。昨年に続き在校生の参加ができませんでしたが,1,2年生からは心のこもったメッセージビデオと色紙が3年生に送られました。それぞれに進む道は違いますが、部活動で培った力を元に各界で活躍される事と思います。これまで卒業生を支えてくださった保護者の方,前顧問の竹内先生に深くお礼を申し上げます。卒業生に幸多からん事を願っています!