SGH スーパーグローバルハイスクール

SGH スーパーグローバルハイスクール

SGH甲子園2019に参加しました

 
平成31年3月23日(土)平成30年度文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会 SGH 甲子園 2019 がありました。北海道から鹿児島の108の SGH 指定校が参加し,課題研究の成果を競い合いました。今回は研究成果プレゼンテーション,研究成果ポスタープレゼンテーション,ラウンドテーブル型ディスカッション3つ全てのセッションに出場することができました。それぞれのタイトルは以下の通りです。

 

〈研究成果プレゼンテーション〉

 持続可能な脱炭素社会形成に向けて公共交通インフラに再生可能エネルギーを導入するという提案

〈研究成果ポスタープレゼンテーション〉

 日本人はローコンテクスト型コミュニケーションに対応できるのか

〈ラウンドテーブル型ディスカッション〉

 死刑制度は廃止すべきか否か


高いレベルの発表を聞き,また自分たちの研究成果を伝えることで生徒達は多くのことを学んだようです。

 

 

     
 

 

フランス研修12日目

フランス滞在最終日、ホテル出発後はノートルダム大聖堂に行きました。ゴシック様式のの代表とされる立派な建築に圧倒されました。その後は空港に向かい出国手続き等をしました。時間がタイトで飛行機に乗り込んだのはギリギリでした。名残惜しくはありましたがフランスを後にします。

 

フランス研修最終日

11時間の長旅を終えて、関空に着きました。その後バスで徳島に。みな出発前とは顔つきが違うように思えます。今回の研修で得た素晴らしい経験は、参加生徒達の心に残るかけがえのない財産となることと思います。ル・アーブルの皆さんをはじめ、関係全ての人に感謝します。ありがとうございました。

フランス研修11日目午前

11日目午前、ホテルで朝食後、イスラム圏から影響を受けた建築様式のサクレ・クール寺院と19世紀末の名だたる芸術家達が集まってきたことで有名なモンマルトルの丘を見学しました。その後、凱旋門を見学してフレンチレストランで昼食をとりました。

 

フランス研修11日目午後

午後からは、ヴェルサイユ宮殿見学です。大勢の観光客で賑わっていましたが、豪華絢爛な建築と装飾を鑑賞して楽しみました。午後からはエッフェル塔とシャンゼリゼ通りに行き、夕食はエッフェル塔の近くでした。中国国家主席来仏の影響で道路があちこち封鎖されてしまい変更の多い日でしたがパリの主たる観光名所を楽しむことが出来ました。

 

第10回フランス研修10日目午前

10日目、ル・アーブルともお別れです。サン・ジョセフ生徒の見送りでパリへ向かいました。パリに着いたらルーブル美術館の近くのレストランで食事をしました。

 

第10回フランス研修10日目午後

昼食後、ルーブル見学です。世界最大級の美術館の規模に圧倒されながら、世界的に有名な作品の数々を鑑賞しました。その後は、ヨーロッパで一番大きいといわれているギャラリーラファイエットというデパートで買い物をして、最後はレストランでフレンチです。盛りだくさんの1日でしたが、パリを満喫できました。

第10回フランス研修7日目

7日目、午前中はフランスの日本語クラスの授業に参加し、語学交流をしました。午後からはル・アーブルのマルロー美術館を見学しました。モネやブーダン、デュフィなどゆかりのある画家の作品を鑑賞できました。

 

第10回フランス研修8・9日目

8日目はホームステイ先の生徒と行動です。モン・サン・ミシェルに出掛けた生徒達が多かったようです。ル・アーブルのホームステイ先の生徒達と最後の週末を楽しく過ごせました。


 

第10回フランス研修6日目午後

6日目午後からは、日本語選択クラス生徒とかるたの授業や、哲学の授業を受けました。また、フランス在住の音楽家の村山さんの演奏を聞いたり、アーティストのパトリスィさんのアートパフォーマンスを観たりしました。どちらも前衛的なものでしたが、生徒は真剣に鑑賞していました。夕方には小さな生徒主催の歓迎会がありました。盛りだくさんの1日でしたが貴重な体験が出来ました。


 

第10回フランス研修6日目午前

6日目、今日はJapan dayでした。午前中は、フランス生徒に日本のことをプレゼンしました。タイトなスケジュールで時間が十分にない中、生徒は柔軟に対応し、クイズやお菓子のプレゼントで盛り上がりました。知らない先生からも良かったと声をかけていただきました。

 

第10回フランス研修5日目午後

5日目午後、学校はお休みなので、それぞれ各自でホームステイ先の生徒と自由に行動しました。
ショッピングに行ったり、レーザーゲームをしたり、海岸に行ったりと午後の時間を満喫出来ました。

 

第10回フランス研修5日目午前

5日目、午前中は港の魚市場を見学した後、フランス料理のシェフに学校のカフェで料理をふるまっていだきました。魚介料理やリゾット、エスカルゴに数種類のチーズ等、ちょっとしたコース料理でした。もちろん美味でした。

 

第10回フランス研修4日目午後

4日目、午後からは中世からの港町として有名なオンフルールに行きました。美しい港と歴史的なフランスの建築や街並みを存分に堪能することができました。

 

第10回フランス研修3日目

フランス研修3日目は、歓迎朝食会の後、それぞれ授業を受けました。午後からは、ル・アーブル市庁舎を訪れ、レセプションがありました。特別に招かれた市庁舎の展望台から見える風景は生徒達の心に一生残る素晴らしいものでした。

 

第10回フランス研修2日目

フランス研修2日目は、ホームステイ先で過ごしています。以下の写真は生徒達が撮影したル・アーブルの写真です。とてもきれいな港町です。
・アーブルの写真です。とてもきれいな港町です。
 

第10回フランス研修1日目

フランス研修1日目、関西国際空港からアムステルダム経由でシャルル・ド・ゴール空港に無事着きました。全員元気です。これからホームステイ先に向かいます。

平成30年度SGH課題研究発表会を行いました

 平成31年2月14日(木)の午後,本校の大アリーナにてSGH課題研究発表会が開催され,2学年の全班から選ばれた11の代表班が研究の成果を発表しました。また,海外交流体験発表も行われ,インドネシア研修の報告として「Our Experience in Indonesia」の発表と,国際振興弁論大会で優秀賞を受賞した「Say What You Mean, Mean What You Say.」の発表がなされました。

 各班,大学の先生方の指導を踏まえて,内容がよりよくなっていたことに加え,聴衆を惹きつけるためのパフォーマンスを考えたり,パワーポイントを充実させたりするなど,随所に工夫が見られました。質疑応答では,限られた時間の中ではありましたが,鋭い質問に対して的確な応答がなされ,充実したものとなっていました。

 最後に,徳島大学の豊田哲也先生,渡部稔先生にご講評をいただき,深く考えるべきポイントや,図表の見せ方など,改善に向けてのアドバイスをしていただきました。

 生徒達は今後,代表班以外の班を含むすべての班が,研究の成果を論文として,研究紀要『叡智の扉』にまとめることになります。

 発表会後の投票の結果,本年度の受賞班は次の通りに決定しました。

最優秀賞
 医療 代表班
 『ロマンティックなKISSで花粉症改善~自力で花粉症を改善することはできるのか~』

優秀賞
 医療 代表班
 『AIの導入は患者や看護士の笑顔につながるのか』

 教育 代表班
 『教員の過労は改善できるのか』


 本年度も発表会に向けて,たくさんの徳島大学の先生方・留学生の方々に関わっていただきました。指導に携わっていただいた皆様,本当にありがとうございました。

   

   

   

   

   

   

  

           
             
             
             
             
             
             

 

韓国チョウン高校からculture boxが届きました


 今年度,交流が始まった韓国のチョウン高校から culturebox が届きました。観光地の案内,文化遺産や K-Pop の紹介など韓国の歴史から現在までがよくわかる冊子を見ながら,韓国文化を身近に感じました。他にも民芸品やお菓子,カップラーメンも入っていました。お菓子は日本のお菓子と似ていました。カップラーメンは辛くて,涙を流しながら食べる生徒もいました。

城東高校からは,学校紹介,日本料理の手作りレシピ集,ピョンチャンオリンピックで活躍した選手の紹介,漫画本,将棋や囲碁,カップラーメン,こんにゃくゼリーなどを送りました。

 

 


 
 

 

平成30年度あわ(OUR)教育発表会に参加しました


 平成30年12月26日(水)第2学年2名が徳島県教育委員会によって開催された,平成30年度あわ(OUR)教育発表会に参加しました。幼稚園から高等学校までの教育機関関係者や一般の見学者に対して,本校が実施しているスーパーグローバルハイスクール事業の取り組みをポスター掲示とパワーポイントで教頭が説明しました。次いで,インドネシア研修班の生徒が現地小学生にTシャツでエコバックを作った経験を交えて,プラスチックゴミ問題についての研究を英語で行いました。
 課題研究についての英語でのプレゼンテーションは,発表前は緊張していた様子であったが,堂々と発表することができました。

(生徒感想)・・・一部抜粋
発表する前は緊張していたけれど,発表後,達成感を感じました。英語での発表だったので,原稿を覚えるのが難しかったけれど,楽しさを感じました。この発表を通して,改めて自分たちの研究を再確認することができました。改善すべき点を見つけることができたので,これからの課題研究発表会につなげていきたいです。

 


     

 

 

「大学教育カンファレンスin徳島」に参加しました


 平成30年12月26日(水)徳島大学教養教育院で行われた平成30年度徳島大学全学FD推進プログラム「大学教育カンファレンスin徳島」にて,本校の「SGHの取組~高大連携による課題研究~」について発表する機会を得ました。まず,本校のSGHの取組を教員が説明した後,生徒発表を行いました。SGHの指定以前より課題研究のご指導を仰ぎ,高大連携プログラムにより,充実したSGH活動を行うことができました。その課題研究の成果として,生徒は英語で口頭発表を行いました。テーマは“Can Drama Education Help Low Context Style Communication?" インドネシア研修での経験から,演劇教育がLow-context型コミュニケーション能力に有効かを考察しました。短期間での準備とスキットを取り入れた英語での発表,とても緊張した様子でしたが,とてもよい発表ができました。聴衆は大学の先生方でしたが,「インドネシア研修の前後の変容」などの質問にも,落ち着いて答え,生徒たちの成長を感じることができました。


(生徒感想)・・・一部抜粋
大勢の教授の前で発表するのはとても緊張したが,練習してきた成果を十分に発揮できたのではないかと思う。今回の発表を通して人前に立つ自信がついた。
 

     

 

スーパーグローバル講座Professionalが行われました

12月13日(木)3・4限に多目的ホールにおいて、1年生対象のSG講座Professionalが行われました。日亜化学工業株式会社第二部門照明事業統括部照明企画部課長の原口圭先生、担当課長の俵田明先生にご講演をしていただきました。豊富な海外勤務経験から、国際人に必要な能力や、グローバルに働くことの意味についてお話ししていただき、大変有意義な時間となりました。 (生徒の感想)・・・一部抜粋 ・知識、手段、行動のどれかが欠けても、これからのグローバル社会では活躍できないということがわかりました。また、やる気・根気・勇気を持ち、今こそ挑戦するべきだということがとても印象に残りました。 ・何事にも好意的な姿勢で、興味・関心を持つことの大切さを学びました。また、海外で住む際には、現地の人や土地を好きになり、好きになってもらうことが最も重要であると知りました。 ・海外で活躍するためには、語学力を身につけておくことは当たり前で、突出した専門性にこそ価値があるということを教えていただきました。

外務省「高校講座」が行われました


12月14日(金)多目的ホールにおいて、外務省「高校講座」が行われました。外務省総合外交政策局国連企画調整課主席事務官の井谷哲也先生に、「外務省の仕事と役割を知る」という演題でご講演をしていただきました。外務省の仕事や役割について、紹介していただくとともに、赴任されていたロシアや英国での勤務経験談などをお話ししていただきました。国際情勢や外交問題を通して、世界に目を向ける意識が芽生え、国際貢献について考えるきっかけとなり、大変有意義な時間となりました。

(生徒感想)・・・一部抜粋
・外務省は、国と国をつなぐ重要な役割を担い、多くの方々が世界規模で活躍されていると知り、興味を持つことができた。講演の中でおっしゃっていた、「強い意志」「未知へのチャレンジ精神」「冷静に考え、行動する」ことは、グローバル化している社会での活躍のためには不可欠なことだと思うので、高校3年間に日々の学習や生活での経験を通して身につけていきたい。



「徳島大学医学部体験実習」に参加しました。


 平成30年11月17日(土),2学年14名で徳島大学医学部を訪問しました。大学は休日であったにもかかわらず,医療を志す城東生のためにと,勢井 宏義教授,赤池 雅史教授をはじめとする先生方,大学院の研究生,多くの方々に参加していただき,朝早くから夕方遅くまでの丸一日のプログラムで,講義や実習を体験させていただきました。日常では得難い経験を通じて,医療を志す者としての心構えから研究者としての熱意や使命感まで,将来の自分たちの核となり,エネルギーの源となるものを学び,感じとることができた貴重な一日となりました。

 

  1 医学部講義       大学院医歯薬学研究部  勢井 宏義 教授

  2 基礎医学演習      大学院医歯薬学研究部  勢井 宏義 教授
                医学部教育支援センター 山田 佳子 先生

  3 施設見学

4 スキルスラボでの臨床体験

                 大学院医歯薬学研究部  赤池 雅史 教授

                            吾妻 雅彦 准教授   
                            長宗 雅美 特任助教

 

 

                大学病院 小児外科   森  大樹 助教

 

 

 

 
     
 
     
 

 

 

第2回スーパーグローバル講座Academicが行われました


 平成 30 11 20 日(火)1年生対象に第2回スーパーグローバル講座が行われ,大阪大学大学院国際公共政策研究科のヴァージル ホーキンス( Virgil Hawkins )先生に「報道されない世界がある」という演題でご講演いただきました。グローバル化が進んでいる中,私たちは世界のあらゆる情報に触れる機会があるように感じる一方で,それらの情報はいかに限定的なものであるかということを具体的な数値に基づきご説明いただきました。講演中は生徒の意見にも耳を傾けていただき,国際報道の現状についても「それで良いのか?」と何度も問いかけがありました。講演を通して,生徒たちは国際報道について『知るきっかけ』を得ることができたようです。

 

講演会後には,1年生人文社会コース・希望者による座談会が行われ,質疑応答を通して更に深い議論の機会をいただけました。

 

 

 

「EUがあなたの学校にやってくる」が行われました。


 平成 30 年度 11 15 日(木),「 EU があなたの学校にやってくる」の出張講義で在日フランス大使館参事官のジョアン・ヴァラドゥーさんが来校され,1・2年生を対象に講演をしていただきました。

 

EU があなたの学校にやってくる」は,在日 EU 加盟国大使館の外交官が学校を訪問し, EU や出身国について説明するというプロジェクトです。

 

講演では , フランスの都市や文化のみならず, EU 加盟国の多様性や EU の成り立ちなど多岐にわたる内容をお話いただきました。「多様性の中の結合」や「対立ではなく協働」といったキーワードから多くのことを学ぶことができました。フランスからの姉妹校交流を終えて日が浅いこともあり,生徒たちは熱心に耳を傾けていました。また,講演の最後にはクイズ大会も行われ,フランスと EU について楽しみながら学ぶことができました。

 

また,講演終了後には1年生人文社会コース・希望者との座談会が開かれました。こちらでは,イギリスの EU 脱退など昨今の国際情勢と絡めて,更に深いお話が聞けました。第一線で働く外交官の方とお話できたことで,国際問題への興味・関心がより高まったようです。

 

(生徒の感想)・・・一部抜粋

 

EU についは社会の授業で習って知っていたつもりでしたが、 EU ができた目的や目標は知らずとても勉強になりました。講演を聞くまでは,私が今後生きていく中で EU と関わることはないかなと思っていましたが,案外関わっていることが多く驚きました。世界と自分は関わらないものだと思わないで,日本にいても世界の情勢に関心を持って知っていきたいと思いました。

 

・今回はフランス大使館の方のお話で前回のドイツとはまた違った面から EU のお話を伺うことができ良い経験となりました。日本と EU は協定を結ぶことでお互いの経済に影響を与え合っていて,良い関係を築けているのだと感じました。ヨーロッパでは日本の文化が人気ということで,他国で自分の文化が受け入れられ愛されていることはとてもうれしく感じました。

 

 

 

 
     
 
     
 

 

ドイツのヴィルトベルク音楽学校オーケストラの一団が来校しました

 ヴィルトベルク市長をはじめ,総勢37人が来校し,授業を受けたり,部活動の見学をしたりしました。 音楽の授業では,全員で「第九」を合唱したり,天空の城ラピュタの主題歌「君をのせて」を一緒に練習しました。

英語の授業では,日本の文化を紹介しました。放課後には,校内を案内しながら,剣道部,弓道部の練習を見てもらったり,邦楽部,オーケストラ部の演奏を鑑賞してもらいました。

 

 

サン・ジョセフ校生21名が来校しました

 姉妹校であるサン・ジョセフ校生が,10月20日(土)~10月29日(月)本校生の家庭にホームステイをしながら,城東高校で学校生活を送りました。

 

10月20日(土)朝,関西空港に到着後,大阪城に立ち寄り,徳島入りしました。  

 

 

10月22日(月)歓迎式の後,各ホームルームで授業を受けました。1,2年生の人文社会クラスでは,グループに分かれて,日本文化を紹介しながら交流を深めました。

 

 

 

 

10月23日(火)書道の授業では,団扇に好きな言葉を日本語で書き,日本文化に親しんでもらいました。午後は,徳島城博物館を訪問し,人文社会クラスの生徒が館内を案内し,徳島の歴史を紹介することができました。また,放課後には,茶道体験もしました。

 

 

 

10月24日(水)体育では,バレーボールやバドミントン,卓球を楽しみました。日本文化講座では,詩吟を体験しました。放課後は,邦楽部の演奏を鑑賞した後,楽器の演奏にも挑戦しました。

 

 

 

 

10月26日(金)学校生活最終日,フェアウェルパーティを開催し,ホストファミリーとともに楽しいひとときを過ごしました。

 

 

 

10月29日(月)早朝,別れを惜しみながら学校を出発し,帰国の途に就きました。

 

 

 

第2回グローバルヘルス講座が行われました。

 


 本校では,人類の健康と環境に貢献するグローバルリーダーの在り方を考えるために,「グローバルヘルス」という授業を設けており,授業内で年に数回講演を行っています。
 その今年度第2回目として,平成30年10月24日,昨年に引き続き,徳島大学総合科学部教授の豊田哲也先生を講師としてお迎えし, 「地域の所得格差は健康を損なうか」 というテーマで1年生を対象とした講演をしていただきました。
 TED Talks(海外の著名な学者らの講演会)の動画や豊田先生の研究の紹介を通して,分かりやすく所得格差と健康の関係性について教えていただきました。所得格差は、社会関係・人的資本・そして健康に悪影響をもたらしているということが,今回の講演を通してよくわかりました。

(生徒の感想)・・・一部抜粋

・所得格差が大きいと,平均寿命は低く,殺人や受刑者・10代の妊娠・肥満・精神障害の割合が多くなり,低いと,そういった問題が少なくなるということを聞いて,所得格差が少しでも少なくなるように,たくさんの国が工夫する必要があると思いました。
・日本は,所得格差がそんなにないので,このような問題にあまり深く関わっていませんが,アメリカなどの所得格差が大きい国では,たくさんの問題に悩まされているのだと気づかされました。

 

 

 

 

 
     
 

 

HLAB報告会を行いました。


 10 月17日(月)放課後,「 HLAB 」報告会を行いました。今年の夏,牟岐で開催された「 HLAB 」に本校からは1年生3名,2年生1名が参加し,ハーバード大学をはじめとした海外の大学生や,日本全国の高校生と共に1週間を過ごしました。報告会では,「HLAB」のEnding movieを上映し, 1 人ひとりがその1週間で得た経験や「 HLAB 」を通して感じたことなどを紹介しました。

 

 

企業研修報告会を行いました


 10月4日(木)クエストの時間に1年生による企業研修報告会を本校大アリーナで行いました。16の企業・国際機関について代表生徒18名が報告発表を行いました。実際に訪問して学んだこと,質疑応答で教えていただいたことなどを簡潔にまとめて発表することができました。生徒たちはそれぞれの発表についてメモをとりながら,熱心に耳を傾けていました。今回の研修を通して学んだことをもとに,今後1年生のクエスト活動は将来の「職業」について学んでいく予定です。

(生徒の感想)・・・一部抜粋
・任されたことをただやるだけの時代は終わりつつあるのだと改めて実感しました。独自性をもちつつ,協調性も必要でそれらを養うためにはたくさんの人と関わって,自分の視野を広げることが重要なのだと思いました。
・自分が行かなかった企業についても,みんなが体験したこと・学んだことがよくわかり,今までは名前しか知らなかった企業について興味をもつことができました。また,1年生全員の前での発表はとても緊張しましたが,自分が学んできたことをきちんと伝えることができたのでよかったです。

 

 

 

1年生企業研修・国際機関訪問


 9月21日(金)1年生の企業研修・国際機関訪問が行われました。本校では毎年1年次に実施しており,実際に仕事をしている現場に行って,仕事内容を知ったり,企業の方から話を聴いたりして,仕事とはどういうものかを実感的に知ることを目的としています。今回の研修では,9つのコースに分かれて6月より事前学習に取り組んできました。実際に各企業・各機関を訪問することで知らない世界を知ったり,見つけた疑問を解決することができたようです。
ご協力いただきました企業及び機関のみなさまにつきましては,お忙しい中熱心な研修をしていただき,本当にありがとうございました。

〈JICA関西・住友商事関西支社 コース〉

 

 

〈JFAスチール・ベティスミス コース〉

 


〈大阪ガスガス科学館・花王エコラボミュージアム コース〉

 

 

〈JT生命誌研究館・アース環境サービス コース〉

 


〈積水ハウス・シャープミュージアム コース〉

 

 

〈京セラ本社・島津製作所 コース〉

 

 

〈大阪証券取引所・日本銀行大阪支店 コース〉

 


〈日本銀行大阪支店・よみうりテレビ コース〉

 

 

〈WHO神戸センター・JICA関西 コース〉

 

 

 

 

スーパーグローバル講座Academicが行われました

9月14日(金)5・6限に多目的ホールにおいて,2年生対象のSG講座 Academic が行われました。徳島大学教養教育院教授の渡部稔先生に「『情報リテラシー』を身につけよう」という演題でご講演をしていただきました。課題研究を進める際に気をつけることがよく分かり,大変有意義な時間となりました。


(生徒の感想)・・・一部抜粋

・図書やインターネットを使って調べるときも,複数の情報源に当たり,対立する意見を調べるのが大切であることが分かった。

・渡部先生の模擬発表からは,自分たちが実際に発表する際の参考になることを多く学ぶことができた。

・引用の仕方や参考文献の記し方は間違えると著作権を侵害してしまうかもしれないので気をつけたい。

・今日先生がおっしゃっていた字の大きさや口頭発表において心がけること,参考文献の書き方などを参考にしてより良い発表ができるようにしたい

 


     


京都大学オープンキャンパスに参加しました

 8月9日(木),10日(金) 京都大学オープンキャンパスに参加しました。

模擬授業やキャンパスツアー等に参加し,実際の大学の授業や,普段知ることのできない現役大学生の声を聞くことができ,充実した研修となりました。


参加者 8月9日(木) 50人, 8月10日(金) 75人


(生徒の感想)・・・一部抜粋

・大学で学習する内容は,一つの分野を専門的に深く掘り下げるので大変興味深かった。大学の雰囲気や環境を感じることができ,これからの進路選択を考える上で参考になった。

・特に図書館が心に残った。実際に手にとって古書を見ることができた。学生は手袋をつけて本にさわることを許可されているそうだが,しっかり手にとって研究してもらいたいという考えからだそうだ。

・教授の先生や生徒の方から,大変深みのあるお話を聞くことができて,将来の目標を考え,勉強への意欲が高まった。

 

 


海外留学生に観光ガイドをしました


  8月9日(木),徳島大学サマースクールに参加している海外留学生(39名)を本校生(18名)が観光ガイドしました。8グループに分かれ,ひょうたん島クルーズを一緒に楽しみながら町並みの説明をしたり,徳島城博物館の展示物の説明をしたりしました。事前学習で学んだ徳島大学・モートン先生の講義の内容を生かしながら,一生懸命案内しました。終了後は,徳島大学国際センターで談話をしたり,学食で一緒に昼食を食べたりして,楽しいひとときを過ごしました。

 

(生徒の感想)

・自分の英語が通じているか不安でしたが,留学生の方が熱心に聞いてくれたので嬉しかったです。

・展示物の説明を英語でするのは難しかったですが,伝わった時は達成感がありました。

・ひょうたん島クルーズで,水上から見る眉山はいつもと違っていて,私自身も良い体験ができました。

・観光ガイドを通じて,徳島の歴史について知ることができ,勉強になりました。

 

 

 
     
 


 

 

中四国SGH発表会


 平成30年7月21日(土)、とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)にて、中四国SGH発表会を開催しました。SGH指定を受けて今年は5年目の節目であり、改めて「四国・徳島発グローバルリーダーの育成」について再確認し、発信するための発表会となりました。
   本校人文社会コースの生徒(1~3年)が出席したほか、岡山城東高校・松山東高校の方も参加していただき、県内外の教育関係者を始め、大学関係者及び保護者や中学生の皆さんなど多くの方々にお越しいただきました。
 
 

 基調講演では、国際協力機構(JICA)国際協力専門員 清家政信(きよか まさのぶ)氏より「社会が求めるグローバルリーダー」をテーマに、様々な国での実体験に基づいたお話を頂き、生徒の中に「自分も国のために何かしたい」という強い思いが生まれました。
 
 
 

 英語による研究発表では、岡山城東高校・松山東高校の生徒さんとともに行いました。生徒たちはそれぞれ大きな達成感を得た様子でした。熱心な質疑応答も行われましたが、講評で御指摘いただいたように、質疑のポイントに次の課題が見つかりました。

①城東高校
 "How to reactivate Awa Indigo with the Tokyo Olympics?"
 「東京オリンピックで徳島の藍産業を活性化させることはできるのか」
 
 

②岡山城東高校
 “Okayama、a Popular Town”
 
 
③城東高校
 "Can Japan be Japon?"
 「働き方改革!~日本はJAPONになれるのか~」
 
 
④松山東高校
 "Why do the Japanese apologize so much?"
 「なぜ日本人はそんなに謝るのか?」
 
 

⑤城東高校
 " Can we help solve garbage problems in Indonesia?"
 「インドネシアにおけるゴミ問題を解決に導くために私たち日本の高校生にできること 」
 
 

 高校生によるシンポジウムでは、まず「グローバル人材」を定義し、各学校のSGHの取組を話してもらい、SGHの活動を通して自らの変化やグローカルをテーマに意見交換を行いました。清家氏にはアドバイザーとして、明確な指針を頂き、とても有意義であった今年の会を締めくくっていただきました。
 休日にもかかわらず、お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
 
 
 
 
(生徒感想)
・貧困で飢え死にしていく人々がいる中、その人たちの主食である食べ物を豚のえさとして輸入するような自己中心的な貿易はよくないと思った。自分の周りの人々に目を向け、状況を見て、判断することがグローバルリーダー人材にとって大切だと感じた。(2年女子)
・グローバル化した世界における様々な問題や考えを知ることができて良かったです。人生において失敗はつきものだと思うので、失敗を恐れずに興味を持ったことをしっかりと探究し、行動していきたいです。そして、自分とは何か、identityをしっかりと持って、自分自身を見つめ直していきたいです。(1年男子)
・今回から初めて3校で行い、シンポジウムも加わった。他県のSGH校がどのような取組を行っているのかが分かって良かった。特に、松山東高校の方がしているALTの先生が英語以外の授業をするのが興味深かった。城東高でも取り入れてほしい。(2年女子)
・それぞれの学校の課題研究を聞くことができてとても良かったです。英語でのプレゼンテーションは初めてで楽しかったです。もっと英語力を伸ばしていこうと思いました。(1年女子)
・先輩方のすばらしい発表を聞くことができ、様々な刺激をもらうことができました。特に、岡山城東高校の発表が分かりやすく、また自分の意思をしっかりと持っていてすごいと思いました。私も英語力をつけ、先輩方のようになれるよう頑張りたいです。(1年女子)
・今回の発表会で、何のためにSGH事業をするのか、英語を学ぶのかと言うことについて深く考えることができた。いろいろな経験をして、グローバルな人材として活躍していきたいと思った。(1年女子)

 

H30インドネシア研修 6日目 -ジャカルタ市内見学-

  7月27日(金)今日は、午前中ジャカルタ市内の見学で、国立博物館、独立記念塔、イスティクラルモスク、大統領官邸、スラバヤ通りなどを見学しました。
 国立博物館でジャワ原人?を見ました。 イスティクラルモスクはモスク総本山ー壮大な内部に感動しました。
 インドネシア研修で異文化交流や啓発活動を通して、多様性を笑顔で育んできたインドネシアの優しさに触れることができました。私たちに何ができるかーこれから私たちにしかできないことを模索しながら、全員元気でインドネシアをあとにします。

  ジャカルタ空港より

 
 

 

H30インドネシア研修 5日目 -MM2100ミトラ工業高校,ASEAN訪問-

 7月26日(木)研修5日目は,午前中,PT Bekasi Fajar Industrial Estateの小尾 社長が創設したMM2100ミトラ工業高校を訪問し,文化交流を行いました。MM2100ミトラ工業高校では音楽と日本語の号令,挨拶で歓迎されました。 民族舞踊と伝統音楽の後、伝統楽器も教えていただきました。 日本文化のプレゼンをした後は,阿波踊りを一緒に踊って盛り上がりました。  

  

 

 


  午後は,日本大使館のASEAN日本政府代表部を訪問しました。 熱心に話を聞いて,大使館で働きたいと言う生徒が現れました。高校生ひとりひとりが外交官-という言葉を頂き,帰路に就きました。 ASEANでは 写真撮影禁止だったので,日本大使館前で記念写真を撮りました。

 

H30インドネシア研修 4日目 - AIOスカブミ工場見学 -

 7月25日(水)研修4日目の午後は,協力校のムハメディア高校の生徒の皆さんと一緒にAIOスカブミ工場を見学しました。研修の終わりには,ムハメディア高校の生徒の皆さんとは涙でお別れし,とても充実した一日を送ることができました。

 

H30インドネシア研修 3日目  - Muhammadiyah高校で交流 -

 7月24日(火) 研修3日目で午前中は,Muhammadiyah高校を訪れて交流しました。熱烈な歓迎を受けた後,城東高校のプレゼン,Muhammadiyah高校のプレゼンをそれぞれ行い,Muhammadiyah高校の生徒の皆さんが、民族舞踊を踊ってくれました。そして,みんなで記念写真を撮りました。

 

 

 
     
 
     
     

 

H30インドネシア研修 2日目 -アメルタインダ大塚(AIO)研修② -

   7月23日(月)本日の全ての日程を終えて,全員無事ホテルに着いています。

(午前中の板東社長のレクチャーとランチ)
   午前中は、アメルタインダ大塚(AIO)の板東社長から、レクチャーを受けました。そして、記念写真を撮りました。昼食のお弁当はとてもスパイシーな味でおいしかったです。

 

 

(班別インターンシップの様子)

 まず、1つめの班は病院へ行って、病院医師に販売促進員がプレゼンをしたり、患者にポカリスエットの説明をしているところを見学しました。

 


 

2つめの班は、ゴンガザ高校へ行ってまず、交流活動としてゲームを行い、その後啓発活動を行って、記念写真を撮りました。

 

 
 次に行った”pro direct football academy ”でも同様に、ゲーム、啓発活動を行い、記念写真を撮りました。


(夕食の様子)
 夕食はみんなで、ホテル横のレストランでイタリアン料理を食べました。

 

H30インドネシア研修 1日目 - ホテル到着 -

 

 7月22日(日) 遅くなりましたが,全員無事,ジャカルタのホテルに到着しました。
 また,明日からの研修,頑張りたいと思います。

(関西空港から出発する前の様子)

 

 

(乗り継ぎのため,クアラルンプール空港に着いたところ)

 

 



 

 

H30インドネシア研修 1日目 - 出発 -

   7月22日(日) 午前4時45分発の高速バスで徳島駅前から「平成30年度インドネシア研修団(生徒13名,教員2名,添乗員1名)」が元気に関西空港に向けて出発しました。なお,生徒1名と随行してくださる大塚製薬の方は松茂のとくとくターミナルから合流します。

 

 

ビデオレター上映会をしました。


 今年度,外語部の生徒を中心に,韓国・仁川にあるチョウン高校と交流をしています。第1回のプロジェクトは,ビデオレターの交換でした。

7月18日(水)インチョン・チョウン高校から届いたビデオレターの上映会をしました。今回のテーマは, ”SchoolMeals” でした。学食の様子や日本でもおなじみのトッポギ,コンビニエンスストアで人気のお菓子などが紹介されていました。韓国の高校生の流ちょうな英語に感心しながら,韓国の文化の一端に触れることができました。

 

   

 

 

平成30年度SGH発表会開催のご案内


 このたび7月21日(土),SGH発表会を開催いたします。平成26年度から取り組んでおります本校のスーパーグローバルハイスクール(SGH)の取組を御報告いたします。是非多くの皆様に参加いただき,御意見や御指導を賜りたく,御案内申し上げます。

1 日  時  平成30年7月21日(土) 午後12時45分から午後4時20分

2 会  場  とくぎんトモニプラザ 大会議室(3階)
                   (徳島県青少年センター JR徳島駅から徒歩約10分)
                   〒770-0851 徳島市徳島町城内2番地1
                   TEL:088-625-3852 FAX:088-625-3856
                
3 日  程  12:00~       受 付(3階会議室前)
                  12:45~13:00 開 会(挨拶)
                  13:00~14:00 基調講演「社会が求めるグローバルリーダーとは」
                               講師:国際協力機構 国際協力専門員 清家政信様 
                      14:05~15:05 中四国SGH高校生研究発表[英語]
                  15:15~15:55 中四国SGH高校生シンポジウム[日本語]
                  16:00~16:15 講 評
                  16:15~16:20 閉 会
                
4 参加申込  詳細は H30年度SGH発負・フ開催について.pdf  (PDF)に記載しております。 別紙用紙にて,平30年7月6日(金)までにファクシミリでお申し込みください。

なお,御質問などありましたら,担当 横山まで御連絡いただければと存じます。

徳島県立城東高等学校 担当 横山 浩司 
〒 770-0853 徳島市中徳島町 1 丁目 5 番地 
電 話 088-653-9111   
 ファクシミリ 088-653-3103 
E-mail: yokoyama_kouji_1@mt.tokushima-ec.ed.j
 
 

 

 

第1回グローバルヘルス講座が行われました。

 

本校では,人類の健康と環境に貢献するグローバルリーダーの在り方を考えるために,「グローバルヘルス」という授業を設けており,授業内で年に数回講演を行っています。
その今年度第1回目として,平成30年6月25日,昨年に引き続き,徳島文理大学 薬学部教授の姫野 誠一郎先生を講師としてお迎えし,「アジアの人々の飲み水と健康」というテーマで1年生を対象とした講演をしていただきました。
まず,徳島県の上水道や下水道の普及率など、身近な話から講演は始まりました。そして,主にアジアの飲み水のヒ素汚染問題を中心にお話は進んでいきました。講演の中にはこの問題に取り組む先生が,実際に現地で撮られた動画や写真がふんだんに盛り込まれており,非常に多国籍な調査チームの様子もうかがえました。
そして,最後に「ヒ素は毒にも薬にもなり(薬毒同源),白血病の薬に含まれている」という驚きのお話がありました。物の見方を変えるだけで,一方では憎まれ嫌われている物が,一方では人を救っているという事実に,薬学の面白さを感じると同時に自然環境や科学とうまく付き合っていくには先入観ではなく柔軟な思考力が必要なのだと考えさせられました。
現在,1年生は,「グローバルヘルス」の授業の中で,ポスター発表に向けてのグループ別での調べ学習に取り組んでおり,「グローバルな健康問題」についての知識を深めているところであります。そのような中,姫野先生のご講演を聴くことができ,さらに見聞を深めることができる良い機会になったと思います。

(生徒の感想)・・・一部抜粋
・先生のお話を聞くなかで,今まで自分は,善意をおしつけ,自己満足で終わっていたことはないか,と考え直した。また、ヒ素のようにひとつの答えはこれ,と決めつけずに,たくさんの見方ができることを,常に見方を探し続けることを忘れないようにしたい。
・ボランティアで現地の人を助けようと行っても,現地の人で解決できるようにしないと意味がなく,相手側からすると迷惑になってしまうということで,自分も勘違いしていたということに気づいた。
・初めは完璧な国際協力などできないから,何度も何度も考え,行動することを繰り返すことが必要であるという言葉は,今生きていく中でも生かしていける考え方だと思いました。

 

 

 

 

スーパーグローバル講座Professionalが行われました。


月21日(木)多目的ホールにおいて,1年生対象のスーパーグローバル講座Professionalが行われ,大塚製薬株式会社の浜本光生先生に,「大塚製薬のグローバル化 世界の人々の健康に貢献するために」という演題でご講演いただきました。明確な目的意識を持つことの大切さにはじまり,大塚製薬株式会社のCSR活動について,そして,世界の人と友好な関係を築く方法など,大変学びの多いお話を聞くことができました。

 

(生徒の感想)・・・一部抜粋

 この講座の中で,「モノマネをしない」という言葉や「変わったこと・気づいていないこと・知らないことをつくる」という言葉をたくさん聞きました。人と同じことをするのは,簡単でとても楽です。でもだからこそ,誰も考えつかない,気づいていない,そして,人と違うことを自ら行うことがとても大切なんだと思いました。世の中から必要とされる人間,それは「他の人にはない唯一無二の力」を持っている人だと思います。そうなるまでの道のりは,険しく厳しいものかもしれません。しかし,私はそれを乗り越え,いつか世界中から求められる人材になりたいと強く思いました。

 

 何のためにするのかという目的意識を持つことが大切だというのは勉強にも深く関係していると思った。普段の勉強の中でも,常に目的意識を持って取り組もうと思った。

 その時代の常識を外れた商品を作り,世の中にないものが長年愛されるヒット商品になっていることに驚いた。それは様々な人の苦労やその人々が自分たちのコンセプトを信じているからこそ成し遂げられるものだと思った。失敗を恐れず,挑戦することで何か得られるものは大きいと思うし,自分から積極的に挑戦していこうと思う。そのときには,自分が正しいと思うことができる自信と強い信念を大切にしたい

 

 



スーパーグローバル講座Academicが行われました。

 5月31日(木)3・4限目に多目的ホールにおいて、2年生対象の第 1 回SG講座 academic が行われ、徳島大学総合科学部教授の豊田哲也先生に「『覚えること』から『問いかけること』へ」という演題でご講演をしていただきました。問いの立て方など、課題研究に向けての大変有意義なお話を聞くことができました。

(生徒の感想)・・・一部抜粋

 今日の講演では、高校と大学の違いをはじめとする様々なことを知ることができました。研究テーマを決める際には単純すぎてもいけないし、壮大すぎても難しいということがわかりました。これからクエストで研究テーマを考えていかなければいけませんが、自分たちの疑問をぶつけるだけでなく、仮説を立てながら、時間を掛けて明確な研究テーマが立てられるようにしていきたいと思いました。

 


 

 

南イリノイ大学付属英語学校ディレクターによる留学説明会がありました

 
 平成30年5月11日(金),6限目は人文社会コース1・2年生,放課後は希望者を対象に,南イリノイ大学付属英語学校のディレクターである William Hellriegel 氏による留学説明会が実施され,アメリカの大学の特徴やイリノイ州の様子をわかりやすく説明してくださいました。全て英語で行われたので,実際に海外で授業を受けているような雰囲気を味わうことができ,特に1年生には新鮮であったようです。終了後には,何人もの生徒が残って先生に質問をしていました。

 

(生徒の感想)・・・一部抜粋

・このプレゼンテーションを聴く前は,英語がわからなければどうしよう,話についていくことができるかと不安でした。しかし,実際に聴いてみると,分かりやすい英語だったし,おもしろい話もしてくださり,とても楽しかったです。滅多にない貴重な体験ができて嬉しく思っています。

・お話の中で,特に驚いたのが,アメリカの大学ではさまざまな年齢の人が学んでいるということです。日本では高校を卒業してすぐに大学進学をするというのが一般的ですが,アメリカは自由だと思いました。

・日本では,大学の学費は保護者に払ってもらっている人がほとんどですが,アメリカや他の国ではそうでないということを初めて知りました。自分で学費を稼いで大学や大学院へ通うそうです。日本人より自立していると思いました。

・ビル先生の話を聴いて,留学に興味が出てきました。海外の大学というととても遠いものだと感じていましたが,学費が払えない学生には大学が援助をしてくれると知り,必要なのは自分の努力とやる気だけだと分かると,少し身近になったように思いました。外国に行って学ぶことでしか得られないものがたくさんあるのだということを強く感じます。

 
 

 

スーパーグローバル講座Academicが行われました


 平成30年5月23日(水)に, 第1学年を対象とした,スパーグローバル講座Academicが行われました。『グローバル化する社会で高校生に求められる力とは~なぜ課題研究型学習が必要か~』という演題で,大阪大学大学院国際公共政策研究科 松繁 寿和 教授にご講演していただきました。松繁先生は,本校にて毎年ご講演いただいているほか,大阪大学の高校生対象のイベントなどに関わられ,城東生がいつもお世話になっている先生です。
 講演の前半では,世界に比べて日本は高度人材育成において遅れ,外国語能力が劣るという事実。また, グローバル化された社会において必要なのは, 異分野融合によるイノベーションであること。そのためにも, 私たちは他分野の人たちに, 自分のアイデアを伝えるためのコミュニケーション能力やプレゼンテーション技術が必要だということなどを,具体的にお話ししてくださりました。講演の後半は, 研究の進め方についての内容で, 知的作業における作法や, 先行研究の調べ方などを, 具体的にわかりやすく説明してくださりました。1年生のこの時期に,このお話を聞けたことで,今後生徒自身が何を学び,どう成長していけば良いかを考える良い機会となりました。

(生徒の感想)・・・一部抜粋
・今日の講演を聞いて,「美しい文章」よりも「分かりやすい文章」であること,「良い技術」よりも「グローバルな視点やアイデア」が必要であることがわかりました。そして,グローバル化する社会の中で高校生に必要な力は何なのかを自分なりに考えてみました。まず1つめは,グローバルなアイデアを生み出すための「想像力」です。2つめは,世界に自分のアイデアを発信するための「文章力」と「コミュニケーション力」です。これからの高校生活を通してこのような力をつけれるよう頑張りたいです。

・今の社会においては,世界のスタンダードになることやいかに視野を広く持ちチャンスをつかめるかどうかが成功の鍵だということがわかりました。日本の一流メーカーがなぜもっと世界で活躍できなかったのかという疑問が私の中にありましたが,今日の講演でその疑問が解消されました。また,私は世界や世の中のことをまだまだ知らない「井の中の蛙」状態なのだと改めて実感させられました。

 

 

SGH甲子園2018に参加しました

 
 平成30年3月24日,関西学院大学で SGH 甲子園2018が開催され,本校からはポスタープレゼンテーションとラウンドテーブル型ディスカッションに参加しました。
 北は北海道,南は宮崎から集まった全国各地の SGH 指定校の高校生に対して,これまで行ってきた研究の成果を発表したり,「 CO2 削減は本当に必要か?」というテーマに対して意見を交わしたりしました。 レベルの高い発表を聞くことで,発表した生徒だけでなく,見学に参加した生徒も有意義な時間を過ごしたようです。

(生徒の感想)・・・一部抜粋

・熱い思いを持って課題研究に取り組む全国の高校生から学べることは多く,私も負けていられないなと感じました。今回学んだことは全て今後に生かし,研究を深めたいと思います。


・今回参加して感じたことは「自分の成長」「刺激」「学びの楽しさ」の3つです。以前は人前で話すことはほとんどなく,緊張と不安で自分が伝えたい思いを上手に相手に届けることができていませんでしたが,今回は少し緊張したものの全力を出し切ることができました。また交流会ではポスタープレゼンテーションを見て,気になったチームの人たちに積極的に話しかけ知識を深めることができました。またポスタープレゼンテーションを英語で行うチームの英語力に圧倒され,同時に 負けたくないと思う気持ちになりました。3つめの「学びの楽しさ」ですが,他のチームを見ていると本当に自分の好きな研究をしているのだということがひしひしと伝わってきました。その様子を見て学びの楽しさを改めて感じることができました。


・今回 SGH 甲子園を出場するのではなく聴衆として客観的に見ることができて,良いところ悪いとことを冷静に判断することができました。また他の SGH 校のポスターセッションを見ることができ,とても良い経験ができました。参加することができて良かったです。


SGH 甲子園に参加して,全国の SGH 校のプレゼンテーションを聞くことで課題研究に役立てられると思いました。また英語のプレゼンテーションを聞いて,もっと自分も勉強しようという気持ちがわいてきました。私も課題研究において貪欲に頑張っていこうと思います。

 

 

 
     
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「徳島サマースクール2018」学校説明会が行われました


 平成30年4月20日(金)16:00~17:00「徳島サマースクール2018」学校説明会が実施され,1・2年生28名が参加しました。前半,学校教育課グローバル人材育成担当 寺澤昌子班長よりサマースクールの概要,昨年度の様子,応募についての説明がありました。スライドや美しい映像を見ながら,参加生徒は熱心に話を聴いていました。後半は,昨年度の参加生徒(3年生)から実体験についてのスピーチを聴き,さらに興味が増したようです。終了後も,個別に質問する生徒が見受けられました。みなさん積極的に参加してくれることを楽しみにしています。

 

 

 

「第4回国際公共政策コンファレンス」(大阪大学)に参加しました


 平成30年2月21日(土),22日(日)大阪大学で開催されました「第4回 国際公共政策コンファレンス 」に参加しました。
 このイベントは,社会課題に対する関心,教養や国際的素養を身に付ける一助となることを目的に大阪大学法学部国際公共政策学科の学生によって発足された高校生のための研究発表会です。初日は CO デザインセンター特任講師、金森先生による基調講演の後,全国から集まった高校生22チームが4つの分科会に分かれて発表しました。本校からは,この日のために昨年度末から少しずつ準備をしてきた2年生インドネシア研修参加生徒3名が参加しました。2日目は全体会で,午前中は分科会から選ばれた4チームの発表が行われました。2日間ともに,各チームの発表ごとに阪大の先生や大学院生、学部生から,足りない点やこれからの研究の進め方などについて厳しい質問やコメントをいただき,大変有意義な時間となりました。

 本校生徒の発表については、「非常に有意義な活動をしている。」「高校生とは思えない活動を行っている。」「非常に面白い。活動報告で終わりがちな研究が多い中、2ヶ月後にフォローアップしたりできているのは非常によい。」といったポジティブなコメントをいただきましたが、「全体図をみたときに、自分たちの取り組みの意義と限界はどこにあるのか?」「長期的な視点で問題解決を試みているが、短期的なゴミ解決はどうするのか?」などといった質問もいただきました。他校の参加高校生からも、「保護者にもアンケートをとることで、活動を伝えて保護者の意識もあげられるかもしれない。」といったアドバイスももらえることができ、今後研究をさらに良くするためのアイディアをいただくこともできました。

 

(生徒の感想)

 私が2日間の大阪大学国際公共政策コンファレンスで感じたものは大きく分けて2点あります。1点目は、他校の研究の質の高さに対する驚きです。私たちのように、海外研修を行ったようなグループは、その経験から得たことに加えて、多くの文献、資料を調査していました。さらに、研修等に参加していないグループも多くの資料を分析し、そこから独自の仮説を立てて検証を行っており、単なる「調べ学習」に終始しているグループはありませんでした。私たちの研究では、インドネシアへの研修に行き、現地で調査実践を行い、考察を行った点についてはお褒めの言葉もいただき、私たち自身も自信にしていた点でありましたが、類似の先行研究を調べる、多くの文献に当たるという点では不足の感を感じました。発表を見てくださった教授からすると、他校の素晴らしい研究も「まだまだ」という辛口の評価でしたが、そうした研究のなかにも、私たちの研究に不足していたもの、私たちが学ぶべきものがいくつもあったように思います。

 2点目は、出席された方々の意識の高さに対する驚きです。研究発表や論文を見ていて思ったのですが、「自分たちの研究をよりよいものにしよう」という貪欲さにあふれるものばかりでした。それは、自分たちの研究をもっと質の高いものにしたい、もっと意義のあるものにしたいという際限のない強い思いと努力を反映したものであったと思います。私たちも、課題研究を始めて以来、改良できる点を探し、向上させてきた点については私たちの研究は誇れるものであったと思うし、自信を持っていいものだったと思います。

 研究はやみくもに資料を集めて完成するものではありませんし、現地調査だけで成立するものでもありません。あれこれ考えるだけでもだめですし、熱意だけでも形にはなりません。これら全てが一つのものになって、はじめて研究のスタートラインに立つのだと思いました。もちろん、その過程には多くの時間と努力が必要であり、小手先だけではうまくいかないものであると思います。今回参加した皆さんがいろいろなことを考え、これからの理想の自分像を描いていると思いますし、私もその一人です。学びの真髄の一端に触れられたこと、高いレベルの同世代の仲間たち、大学生、教授に出会えたこと、自らのやりたいことを今一度考えられたことは全て貴重な経験でした。サポートしてくれた多くの方々や頼れる班員のメンバーたちと活動できたことは今後忘れることのない最高の思い出になりました。色々と貴重な機会をいただきありがとうございました。

第4回国際公共政策コンファレンス日程.pdf