SGH スーパーグローバルハイスクール
平成30年度あわ(OUR)教育発表会に参加しました
平成30年12月26日(水)第2学年2名が徳島県教育委員会によって開催された,平成30年度あわ(OUR)教育発表会に参加しました。幼稚園から高等学校までの教育機関関係者や一般の見学者に対して,本校が実施しているスーパーグローバルハイスクール事業の取り組みをポスター掲示とパワーポイントで教頭が説明しました。次いで,インドネシア研修班の生徒が現地小学生にTシャツでエコバックを作った経験を交えて,プラスチックゴミ問題についての研究を英語で行いました。
課題研究についての英語でのプレゼンテーションは,発表前は緊張していた様子であったが,堂々と発表することができました。
(生徒感想)・・・一部抜粋
発表する前は緊張していたけれど,発表後,達成感を感じました。英語での発表だったので,原稿を覚えるのが難しかったけれど,楽しさを感じました。この発表を通して,改めて自分たちの研究を再確認することができました。改善すべき点を見つけることができたので,これからの課題研究発表会につなげていきたいです。
「大学教育カンファレンスin徳島」に参加しました
平成30年12月26日(水)徳島大学教養教育院で行われた平成30年度徳島大学全学FD推進プログラム「大学教育カンファレンスin徳島」にて,本校の「SGHの取組~高大連携による課題研究~」について発表する機会を得ました。まず,本校のSGHの取組を教員が説明した後,生徒発表を行いました。SGHの指定以前より課題研究のご指導を仰ぎ,高大連携プログラムにより,充実したSGH活動を行うことができました。その課題研究の成果として,生徒は英語で口頭発表を行いました。テーマは“Can Drama Education Help Low Context Style Communication?" インドネシア研修での経験から,演劇教育がLow-context型コミュニケーション能力に有効かを考察しました。短期間での準備とスキットを取り入れた英語での発表,とても緊張した様子でしたが,とてもよい発表ができました。聴衆は大学の先生方でしたが,「インドネシア研修の前後の変容」などの質問にも,落ち着いて答え,生徒たちの成長を感じることができました。
(生徒感想)・・・一部抜粋
大勢の教授の前で発表するのはとても緊張したが,練習してきた成果を十分に発揮できたのではないかと思う。今回の発表を通して人前に立つ自信がついた。
スーパーグローバル講座Professionalが行われました
12月13日(木)3・4限に多目的ホールにおいて、1年生対象のSG講座Professionalが行われました。日亜化学工業株式会社第二部門照明事業統括部照明企画部課長の原口圭先生、担当課長の俵田明先生にご講演をしていただきました。豊富な海外勤務経験から、国際人に必要な能力や、グローバルに働くことの意味についてお話ししていただき、大変有意義な時間となりました。 (生徒の感想)・・・一部抜粋 ・知識、手段、行動のどれかが欠けても、これからのグローバル社会では活躍できないということがわかりました。また、やる気・根気・勇気を持ち、今こそ挑戦するべきだということがとても印象に残りました。 ・何事にも好意的な姿勢で、興味・関心を持つことの大切さを学びました。また、海外で住む際には、現地の人や土地を好きになり、好きになってもらうことが最も重要であると知りました。 ・海外で活躍するためには、語学力を身につけておくことは当たり前で、突出した専門性にこそ価値があるということを教えていただきました。
外務省「高校講座」が行われました
12月14日(金)多目的ホールにおいて、外務省「高校講座」が行われました。外務省総合外交政策局国連企画調整課主席事務官の井谷哲也先生に、「外務省の仕事と役割を知る」という演題でご講演をしていただきました。外務省の仕事や役割について、紹介していただくとともに、赴任されていたロシアや英国での勤務経験談などをお話ししていただきました。国際情勢や外交問題を通して、世界に目を向ける意識が芽生え、国際貢献について考えるきっかけとなり、大変有意義な時間となりました。
(生徒感想)・・・一部抜粋
・外務省は、国と国をつなぐ重要な役割を担い、多くの方々が世界規模で活躍されていると知り、興味を持つことができた。講演の中でおっしゃっていた、「強い意志」「未知へのチャレンジ精神」「冷静に考え、行動する」ことは、グローバル化している社会での活躍のためには不可欠なことだと思うので、高校3年間に日々の学習や生活での経験を通して身につけていきたい。
「徳島大学医学部体験実習」に参加しました。
平成30年11月17日(土),2学年14名で徳島大学医学部を訪問しました。大学は休日であったにもかかわらず,医療を志す城東生のためにと,勢井 宏義教授,赤池 雅史教授をはじめとする先生方,大学院の研究生,多くの方々に参加していただき,朝早くから夕方遅くまでの丸一日のプログラムで,講義や実習を体験させていただきました。日常では得難い経験を通じて,医療を志す者としての心構えから研究者としての熱意や使命感まで,将来の自分たちの核となり,エネルギーの源となるものを学び,感じとることができた貴重な一日となりました。
1 医学部講義 大学院医歯薬学研究部 勢井 宏義 教授
2 基礎医学演習 大学院医歯薬学研究部 勢井 宏義 教授
医学部教育支援センター 山田 佳子 先生
3 施設見学
4 スキルスラボでの臨床体験
大学院医歯薬学研究部 赤池 雅史 教授
吾妻 雅彦 准教授
長宗 雅美 特任助教
大学病院 小児外科 森 大樹 助教
第2回スーパーグローバル講座Academicが行われました
平成 30 年 11 月 20 日(火)1年生対象に第2回スーパーグローバル講座が行われ,大阪大学大学院国際公共政策研究科のヴァージル ホーキンス( Virgil Hawkins )先生に「報道されない世界がある」という演題でご講演いただきました。グローバル化が進んでいる中,私たちは世界のあらゆる情報に触れる機会があるように感じる一方で,それらの情報はいかに限定的なものであるかということを具体的な数値に基づきご説明いただきました。講演中は生徒の意見にも耳を傾けていただき,国際報道の現状についても「それで良いのか?」と何度も問いかけがありました。講演を通して,生徒たちは国際報道について『知るきっかけ』を得ることができたようです。
講演会後には,1年生人文社会コース・希望者による座談会が行われ,質疑応答を通して更に深い議論の機会をいただけました。
「EUがあなたの学校にやってくる」が行われました。
平成 30 年度 11 月 15 日(木),「 EU があなたの学校にやってくる」の出張講義で在日フランス大使館参事官のジョアン・ヴァラドゥーさんが来校され,1・2年生を対象に講演をしていただきました。
「 EU があなたの学校にやってくる」は,在日 EU 加盟国大使館の外交官が学校を訪問し, EU や出身国について説明するというプロジェクトです。
講演では , フランスの都市や文化のみならず, EU 加盟国の多様性や EU の成り立ちなど多岐にわたる内容をお話いただきました。「多様性の中の結合」や「対立ではなく協働」といったキーワードから多くのことを学ぶことができました。フランスからの姉妹校交流を終えて日が浅いこともあり,生徒たちは熱心に耳を傾けていました。また,講演の最後にはクイズ大会も行われ,フランスと EU について楽しみながら学ぶことができました。
また,講演終了後には1年生人文社会コース・希望者との座談会が開かれました。こちらでは,イギリスの EU 脱退など昨今の国際情勢と絡めて,更に深いお話が聞けました。第一線で働く外交官の方とお話できたことで,国際問題への興味・関心がより高まったようです。
(生徒の感想)・・・一部抜粋
・ EU についは社会の授業で習って知っていたつもりでしたが、 EU ができた目的や目標は知らずとても勉強になりました。講演を聞くまでは,私が今後生きていく中で EU と関わることはないかなと思っていましたが,案外関わっていることが多く驚きました。世界と自分は関わらないものだと思わないで,日本にいても世界の情勢に関心を持って知っていきたいと思いました。
・今回はフランス大使館の方のお話で前回のドイツとはまた違った面から EU のお話を伺うことができ良い経験となりました。日本と EU は協定を結ぶことでお互いの経済に影響を与え合っていて,良い関係を築けているのだと感じました。ヨーロッパでは日本の文化が人気ということで,他国で自分の文化が受け入れられ愛されていることはとてもうれしく感じました。
ドイツのヴィルトベルク音楽学校オーケストラの一団が来校しました
ヴィルトベルク市長をはじめ,総勢37人が来校し,授業を受けたり,部活動の見学をしたりしました。 音楽の授業では,全員で「第九」を合唱したり,天空の城ラピュタの主題歌「君をのせて」を一緒に練習しました。
英語の授業では,日本の文化を紹介しました。放課後には,校内を案内しながら,剣道部,弓道部の練習を見てもらったり,邦楽部,オーケストラ部の演奏を鑑賞してもらいました。
サン・ジョセフ校生21名が来校しました
姉妹校であるサン・ジョセフ校生が,10月20日(土)~10月29日(月)本校生の家庭にホームステイをしながら,城東高校で学校生活を送りました。
10月20日(土)朝,関西空港に到着後,大阪城に立ち寄り,徳島入りしました。
10月22日(月)歓迎式の後,各ホームルームで授業を受けました。1,2年生の人文社会クラスでは,グループに分かれて,日本文化を紹介しながら交流を深めました。
10月23日(火)書道の授業では,団扇に好きな言葉を日本語で書き,日本文化に親しんでもらいました。午後は,徳島城博物館を訪問し,人文社会クラスの生徒が館内を案内し,徳島の歴史を紹介することができました。また,放課後には,茶道体験もしました。
10月24日(水)体育では,バレーボールやバドミントン,卓球を楽しみました。日本文化講座では,詩吟を体験しました。放課後は,邦楽部の演奏を鑑賞した後,楽器の演奏にも挑戦しました。
10月26日(金)学校生活最終日,フェアウェルパーティを開催し,ホストファミリーとともに楽しいひとときを過ごしました。
10月29日(月)早朝,別れを惜しみながら学校を出発し,帰国の途に就きました。
第2回グローバルヘルス講座が行われました。
本校では,人類の健康と環境に貢献するグローバルリーダーの在り方を考えるために,「グローバルヘルス」という授業を設けており,授業内で年に数回講演を行っています。
その今年度第2回目として,平成30年10月24日,昨年に引き続き,徳島大学総合科学部教授の豊田哲也先生を講師としてお迎えし, 「地域の所得格差は健康を損なうか」 というテーマで1年生を対象とした講演をしていただきました。
TED Talks(海外の著名な学者らの講演会)の動画や豊田先生の研究の紹介を通して,分かりやすく所得格差と健康の関係性について教えていただきました。所得格差は、社会関係・人的資本・そして健康に悪影響をもたらしているということが,今回の講演を通してよくわかりました。
(生徒の感想)・・・一部抜粋
・所得格差が大きいと,平均寿命は低く,殺人や受刑者・10代の妊娠・肥満・精神障害の割合が多くなり,低いと,そういった問題が少なくなるということを聞いて,所得格差が少しでも少なくなるように,たくさんの国が工夫する必要があると思いました。
・日本は,所得格差がそんなにないので,このような問題にあまり深く関わっていませんが,アメリカなどの所得格差が大きい国では,たくさんの問題に悩まされているのだと気づかされました。
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