演劇部

演劇部・部活動紹介2020

城東高校演劇部は70年以上の歴史を誇る部活動で、県大会・四国大会での実績はもとより、数多くの素晴らしい舞台を生み出してきました。演劇は「瞬間の芸術」です。現在の部員は16名ですが、最高の瞬間を生み出すために、日夜舞台づくりに邁進しています。そんな演劇部と、「演劇」の紹介をさせていただきます。

1.演劇って?
演劇 とは主に舞台を使って行う ライブ表現活動 です。
劇作家 がつくった脚本をもとに、 演出 がどのように表現するかというプランを立てます。
そのプランに基づいて 舞台監督 が舞台の設計をします。
その設計を見て、 美術スタッフ が大道具や小道具、衣装、メイクなどをそろえていきます。
舞台装置には、現実のものと見紛うような、とてもリアルなものもあれば、象徴的にその舞台を表すような抽象的なものもあります。
城東高校演劇部では、あくまでもリアリティにこだわりながら、舞台ならではの楽しみを追求できるような舞台をつくるように、心がけています。
そして、 役者 は、演出家のプランに沿いながらも、自らその役を読み込みながら、表現を行います。言葉だけではなく、表情や空気、立ち位置、体の微妙な角度なども含めて、あらゆることを通してお客さんに情報を伝えていきます。
その舞台や役者をより引き立たせ、芝居の持つ力を最大限に発揮するために、 照明 音響 はとても大切なものになります。幸いなことに城東高校はホールを持っており、プロの業者さんが使うような機材を使いながら、その効果を試していくことが出来ます。

このように、演劇をひとつ創るためには、様々な人たちが一つの目標に向かって、クリエイティブな仕事をこなしていく必要があります。
「想像し、計画し、形にする」
つまり「世界を創る」ことが、わたしたちの仕事です。




「スパゲッティーフィケーション」(四国大会・レグザムホール(高松市))


2.城東高校演劇部近年の実績

2018年
 6月 文化の森演劇フェスティバル「なつゑの扉」上演
 9月 城東祭(文化祭)公演「ホントに?」上演
     アエルワ演劇祭「ホントに?」上演 
11月 第38回近畿高等学校総合文化祭演劇部門 
    「スパゲッティーフィケーション」上演  奨励賞
    第70回徳島県高等学校演劇研究大会・第37回徳島県高等学校総合文化祭演劇部門
    「スパゲッティーフィケーション」上演  優秀賞(第2位)→四国大会へ推薦
12月 第43回四国地区高等学校演劇研究大会
    「スパゲッティーフィケーション」上演  全国高等学校演劇協議会長賞(第2位)
                          /創作脚本賞 → 春季全国大会へ推薦
2019年
 2月~4月  corridor素敵な小屋の四国高校演劇ツアー 参加
    (高知・愛媛・徳島で「ソサエティー4.1」上演) 
 3月 徳島国際映画祭で「ソサエティー4.1」を上演
    第13回春季全国高等学校演劇研究大会(豊橋市)「スパゲッティーフィケーション」上演
                                           →感謝状を受ける。
 6月 文化の森演劇フェスティバル「クリボイログとマグニトゴルスク」上演
 8月 あしかび演劇祭「クラゲクライシス」上演
 9月 城東祭(文化祭)「贋作マクベス」上演
     アエルワ演劇祭「黒塚Sept.」上演
11月 第71回徳島県高等学校演劇研究大会・第38回徳島県高等学校総合文化祭演劇部門
    「となりのトライさん!」上演  優秀賞(第2位)/舞台美術賞 → 四国大会へ推薦
12月 第44回四国地区高等学校演劇研究大会
    「となりのトライさん!」上演  全国高等学校演劇協議会長賞(第2位)
                                         →春季全国大会へ推薦
2020年
 3月 第14回春季全国高等学校演劇研究大会(新潟市)(中止)→感謝状を受ける。



「となりのトライさん!」(四国大会・高知県立美術館ホール(高知市))

3.わたしたちについて
城東高校演劇部は,自分たちでいろんなものを創る喜びをかみしめながら,日夜わいわいやっています。大会も大切ですが、一回一回の舞台が素晴らしいものになるように、工夫を凝らしています。県内外の演劇部の皆さんとの交流もあったり、プロの俳優や劇作家の方々に直接指導していただいたりと、今、ここでしか出来ない経験を重ねています。
もちろん休みも定期的にあって、塾に通いながら部活をする部員も多いです。
初心者歓迎!
高校に入って何かを始めたい人、チャレンジしたい人、ぜひ、演劇部をのぞいてみてください!