国際交流について
第3回地球人カレッジ@Joto
On Wednesday 25th September the 3rd Global Citizen's College @ Joto was held with Mrs. Siyal Rishmita from India as the lecturer. About 50 students attended the event and were able to learn about Indian culture and interact with each other.
She started by talking about the size of India. India is eight times the size of Japan and has 11 times the population. Because of its size, the ethnic groups, food and culture vary greatly from region to region. For example, it is hot all year round in the south, but in the north it can be over 50°C in the summer and minus 20°C in the winter. The food culture is also very different, with rice being the staple food in the south and flour in the north. There are also around 700 languages spoken in India, with 22 official languages, and most people in India can speak at least three or four languages. Many students were surprised to find such huge differences within the same country.
On the other hand, she also introduced some things that can be found everywhere in India. Cats, dogs, ducks, monkeys and even cows! and other animals that are everywhere and very familiar to people in India. It also seems to be part of the Indian culture that you can see many stalls selling fruit, clothes, etc. And religious festivals called Diwali and Holi are also a culture that can be found all over India.
The next topic was Indian weddings. What a lot of people, 800-1000 people usually attend a wedding! And the wedding lasts five days! There is a lot of dancing, music and other events. Surprisingly, the food at weddings is really good, and so people go to the weddings of people they don't know. We were amazed at how different weddings are from those in Japan.
There was also an introduction to the language. Hindi looks like a completely different language, but actually the grammar is similar to Japanese. Take the sentence structure, for example. The subject-object-verb structure is the same, so perhaps it is easier for Japanese to learn Hindi. Many words are also similar, for example 'Huh?' has the same usage and pronunciation. There are some proverbs that are similar to Japanese ones. Even though they seem to be far away countries, she told us that there are many similarities.
During the question and answer session after the presentations, there were several questions.
When asked why she was interested in Japan, she said that she first became interested in Japan by watching anime. She then became interested in the language and learnt, for example, that 'arigato' has the original meaning of 'thank you', which made her even more interested in Japan, the Japanese language and Japanese culture. Mrs. Siyal is also quite fluent in Japanese. Although she only studied Japanese for two years at university, she told us that in order to learn a language, you have to try and use it more and more, even if you make mistakes, and in doing so you will improve.
At the end of the presentation, she taught us the phrase PHIR MILENGE! 'See you again'. When students gave message cards to her, many of them said goodbye with the words PHIR MILENGE!
We were able to hear very valuable stories from Mrs. Siyal and became more interested in Indian culture. Thank you, Mrs. Siyal.
9月25日(水)インド出身のシヤル・リシミタさんを講師としてお迎えし、第3回地球人カレッジ@Jotoを開催しました。50名の生徒が参加し、インドの文化について学び、交流することができました。
まずは、インドの広大な面積についてお話をしていただきました。インドの大きさは日本の8倍、人口は11倍だそうです。また、広大な面積のため、民族も食べ物も文化も地域によって大きく違うそうです。特に、インド北部と南部では、大きな違いがあります。例えば、南部は年中暑いですが、北部は夏は50度を超えるほど暑く、冬はマイナス20度にもなるほど温度差があるそうです。食文化も大きく違い、南部の主食は米ですが、北部は小麦粉だそうです。また、インドで話されている言語はなんと約700。公用語は22もあり、インドの多くの人は少なくとも3-4の言語を話すことができるそうです。同じ国の中でそんなにも大きな違いがあることに驚いた生徒も多かったようです。
一方で、インドのどこにでも見られるものも紹介してくださいました。猫、犬、アヒル、猿、そしてなんと牛!といった動物は、どこにでも歩いていて、とても身近だそうです。
また、果物や洋服などたくさんの屋台が見られることもインドの文化のようです。そして、ディワリーやホーリーと呼ばれる宗教的なお祝いもインド全土で見られる文化だそうです。
インドの結婚式についても教えていただきました。参列者は800-1000人!そして結婚式は5日間!ダンスや音楽など、たくさんのイベントが続くそうです。驚くことに、結婚式の食事は豪華なので、知らない人の結婚式にも参加することもあるそうです。日本との結婚式との違いに驚きっぱなしでした。
言語についての紹介もありました。ヒンディー語は全く違う言語のように見えますが、実は日本語と文法が似ているそうです。例えば、文構造。主語→目的語→動詞の構造は同じで、もしかしたら日本人にとっては、英語よりも学びやすいかもしれませんね。また、単語が似ていることもたくさんあり、例えば「あれ?」は使い方も発音も同じだそうです。さらには、ことわざも似ていることも。遠い国のようですが、たくさんの類似点があることも教えていただきました。
プレゼン後の質問タイムでは様々な質問がありました。
なぜ日本に興味を持ったのか、という質問には、最初はアニメを見て日本に興味を持ったと答えてくださいました。そして、言語に関心を持ち、例えば「ありがとう」には「有り難いことに感謝をする」という元々の意味があると知り、より日本や日本語、日本文化に興味をもったそうです。また、シヤルさんは日本語が本当に堪能です。大学で2年間日本語を専攻していただけだそうですが、言語を習得するには、間違ってもいいからどんどん使ってみる、そうすることで上達するということを教えていただきました。
プレゼンの最後に、PHIR MILENGE!(フィル・ミレンゲ)「また会いましょう」という言葉を教えていただきました。メッセージカードを渡すときに、たくさんの生徒がフィル・ミレンゲという言葉でお別れしました。
参加者全員で記念撮影。シヤル先生から大変貴重なお話を聞くことができ、インドの文化により興味を持つことができました。シヤル先生、本当にありがとうございました。
インドネシア研修 (7-8日目)
8月10-11日 インドネシア研修7-8日目
移動日です。
朝、待ち合わせのホテルに集合しました。
そこで、昨日染色したバティックをお土産にもらいました。
出発前には、別れを惜しんで涙を流す生徒も多くいました。ホームステイは3日間と短かったですが、とても充実した、思い出深い時間を過ごせたようです。
お見送りに来てくださったみなさんと握手をして、マランを後に、スラバヤ空港に向かいます。
スラバヤ空港で乗るはずだったフライトがキャンセルになり、ひやひやしましたが、2時間遅れの飛行機に乗り、無事スラバヤからジャカルタ空港へ。こちらの空港で、滞在中大変お世話になった、アメルダインダ大塚の中田さんとはお別れです。
そして乗り継ぎをして羽田空港に向かいました。
8月11日日曜日、午後14時過ぎ、無事徳島阿波おどり空港に着きました。久しぶりの日本の景色、空気にとても懐かしい感じがしました。
8日間のこの研修を通しての学び、かけがえのない経験、出会った人たち、すべてのことが一生忘れられないものになることでしょう。今後もインドネシアの生徒の交流はプライベートでも、オフィシャルの事後研修でも続きます。
インドネシア研修(6日目)
8月9日(金)、インドネシア研修6日目です。昨日に引き続き、城東生はホームステイ先からBSS校に登校です。
午前中はまず伝統アートクラスでインドネシア伝統文化でありユネスコ無形文化遺産である染色工芸の「バティック」に挑戦しました。蝋に浸したキャップを呼ばれる銅のスタンプを布に押しつけて模様を作り、カンティングと呼ばれる注ぎ口付きの道具を使って自分の名前と「JOTO❤BSS」という文字を蝋で描きました。それから色を塗り天日に干しました。アートクラスの先生がこの後の仕上げをしてマラン出発前に届けてくれます。出来上がりが楽しみです。
その後、スナックタイムでスイーツをいただいた後は、いよいよ城東生とBSS生による廃棄物管理についての発表です。前回のジャカルタ国立高校では20分の発表でしたが、今回は45分の発表を文化交流プログラムに参加しているBSS生25人の前で行いました。質疑応答ではお互いの国のゴミ処理について活発な意見交換ができました。
昼食時には、ホストファミリーが作ってくれたお弁当を持参して食べている人もいました。昼食後は、金曜礼拝の視察を兼ねて、BSS生が学校周辺を案内してくれました。いろんなところで礼拝が行われていました。マランは東ジャワ第2の都市、学校近くの大通りに出ると活気があります。
学校に戻ると、城東生による啓発授業の始まりです。6つの教室に分かれて入り、ペットボトル分別方法について授業を行い、実際にペットボトルの分別も経験してもらいました。
啓発授業の締めくくりとして、BSS生と協働してペットボトルで椅子を作りました。みんな初めての経験です。直前に決めたプロジェクトのため十分な準備ができていなかったにもかかわらず、手順を説明してお手本を見せたりと、みんな精一杯がんばりました。
ベッドにもなる長椅子をはじめ、個性的な椅子が完成しました!放課後には、この椅子に座ってくつろいでいる生徒や子ども達を見かけました。
最後は、プログラムのクロージング・セレモニーです。ひとりひとりが挨拶をして、お礼の言葉を述べました。
これでBSS校でのプログラムは終了ですが、日本に帰ってからもBSS生との環境についての学びはオンラインで続きます。
放課後、それぞれホストファミリーと買い物や遊園地、ディナーへと、みんな明るく教室を後にしました。
インドネシア研修(5日目)
8月8日(木) インドネシア研修5日目
ホストファミリーと一緒にブラウィジャワ高校(BSS)へ。
最初に校舎のツアーをしてもらいました。アルコーラン(イスラム教経典)や、その他宗教の学習の様子を見学。
その後は文化交流会です。
BSSの生徒からの盛大な歓迎にはじまりました。伝統舞踊を披露してもらったり、伝統的な遊びも体験させてもらったりしました。また、インドネシアの伝統的な食べ物や慣習などについての楽しいプレゼンを聞きました。インドネシアの生徒のプレゼン能力の高さには本当に驚きっぱなしです。
城東の生徒も日本と徳島、城東高校の紹介をしました。
クイズを混ぜながらの発表でしたが、BSS生のノリがよく、大変盛り上がりました。
プレゼンの最後には阿波踊りを披露しましたが、途中から城東生の掛け声にあわせて、BSS生も「やっとやっとー」と叫んでくれていました。披露した後は実際に一緒に踊ってもらいましたが、大音量の音楽が聞こえなくなるぐらい、全員が大興奮して楽しんで踊っていました。
60分という長いプレゼンでしたが、無事大成功に終わり、ほっとしました。
午後は、英語やドイツ語、経済、起業家精神や体育などといった授業に参加しました。スマホで問題に答えたり、ディスカッションをしたり先生との対話をしながら授業を進めていくなど、どの授業も日本とは違っていました。
放課後は、ホストファミリーと一緒に、ショッピングや観光、食べ歩きなどを楽しんだようです。
インドネシア研修(4日目)
8月7日水曜日、研修4日目。
今朝ははじまりが早く、6時40分にスラバヤのホテルを出発し、アメルダインダ大塚クジャヤン工場へ。
スラバヤは、インドネシア第二の都市で都会ですが、緑化活動に力を入れているそうで、ジャカルタとはまた少し違った雰囲気です。
工場に到着後すぐ、中学生体験入学が行われている城東高校とZoomで繋ぎました。生徒会の質問に答える形で、インドネシアでの経験や感じていることを話したり、中学生へのメッセージを伝えました。初めての試みで、オンラインで繋がるかどうか不安でしたが、自分たちが今リアルタイムで体験していることを知ってもらうことができ、とてもいい経験になりました。
その後、ポカリスエットとSOY JOYの製造過程の見学。
日本では使われていないIOTの技術が使われているそうで、現在この技術を日本は学んでいるそうです。また、日本では一般には公開されていないような細かなところまで見学させていただくことができました。信頼獲得のために高い透明性を大切にしているそうです。IOTを最大限に活用した効率的な商品の生産方法のおかげで、環境にもやさしい製品が作られていることがわかりました。
昼食は、工場の社員食堂でインドネシアのランチボックス。少し、(いや、過去一!!)辛い唐辛子にも挑戦した城東生。いろんな面で成長しています。美味しくいただきました。
昼食の後は、工場近くにあるエコビレッジへを視察。アメルダインダ大塚のエコブループロジェクトの取り組みの一つです。各家庭から出たゴミを集めて、それをゴミステーションへ。それを分別する。そして、分別したゴミを売り、お金にし、それをゴミステーションの運営費に。この取り組みで、ゴミの分別、環境への意識を高めているそうです。
その後、工場のあるスラバヤから交流校のあるマランという街にバスで移動しました。
夜は、ホストファミリーのみなさんが全員集まってくださり、食事会(ガラディナー)。会う前はとても緊張していた城東生でしたが、インドネシアの家族の皆さんのあたたかい雰囲気のおかげで、出会ってすぐ打ち解けることができていたようです。バイキングの食事を丁寧に説明してくれたり、お互いの趣味の話で盛り上がったりと、楽しい時間を過ごしました。
いよいよ3日間のホームステイの始まりです。それぞれの家庭にお世話になります。
インドネシア研修(3日目)
8月6日(火)、インドネシア研修3日目です。今日は午前中、大塚エコブルースクール実施校のジャカルタ国立高校No.16を訪問しました。高校では、インドネシアの伝統舞踊で歓迎を受け、ジャカルタ国立高校No.16の紹介やインドネシアの廃棄物管理に関する課題と活動についての発表を聞きました。
城東生も日本の廃棄物管理についての発表と日本文化や徳島を紹介する発表を行いました。何日もかけて試行錯誤しながら、自分たちで一から準備をしてきた発表です。廃棄物管理についての質疑応答では、一つ一つの質問に丁寧に受け答えをしました。文化発表では、楽しい雰囲気をつくり、クイズで場を盛り上げました。発表の最後には阿波踊りを披露し、拍手喝采を浴びました。
そしてなんといっても盛り上がったのは、インドネシアの生徒たちと一緒に「やっとさー」と阿波踊りを踊ったことです。
高校を去る前には、校庭で生徒たちがダンスを披露してくれました。インドネシアの文化や環境問題について学んだだけでなく、インドネシアの高校生活、ジャカルタ国立高校No.16の生徒たちのもてなしの心遣い、英語を流暢にそして楽しく話す姿、交流会を運営する主体的な姿など、たくさんのことに刺激を受け、たくさんのことを吸収した半日でした。ジャカルタ国立高校No.16の皆さん、本当にありがとうございました。
午後からはシーフードの美味しいレストランで昼食をとり、空港に向かいました。夕方、インドネシア第2の人口を持つスラバヤに到着。滞在先のホテルのビュッフェで多国籍の美味しい料理とデザートをいただき、充実した1日を終えました。
インドネシア研修(2日目)
現地時間午前4時ごろ、街中に響き渡るアザーンを目覚ましに、研修2日目が始まりました。
朝食後、ASEAN日本政府代表部、日本大使館へ向かいます。
車窓からは、インドネシアらしいものすごい数のオートバイクが走っているのが見えたり、たくさんのインドネシアの国旗が道に掲げられているのを見たりし、外国にいるんだと実感し始めました。
ASEAN 日本政府代表部の表敬訪問。スマートフォンやカメラなどの電子器具を全て預け、厳重なセキュリティを通り、建物内へ。
東南アジア諸国連合日本政府代表部、特命全権大使の紀谷昌彦氏と懇談。「世界と繋がっていると強い。どんな国にも強みがあり、その強みを自分のものにできる」という印象的なお話をしていただきました。また新岡輝正氏からは現在のお仕事や日本とインドネシア、アジアとの関係など専門に関することをはじめ、新岡氏のこれまでの経歴や海外で生活すること、進路選択についてなど大変興味深いお話を聞かせていただきました。
その後、ジャカルタ市内にある、収容人数(20万人)で世界3位を誇るインティカルモスクを訪れました。初めて見る特徴的な建築に目を奪われました。至る所でお祈りをしている現地の方々の姿をみて、宗教と強い結びつきが見られるインドネシアと日本の違いを実際に見て感じることができました。
午後は、アメルダインダ大塚の本社訪問。
まずはオフィスツアーをしていただきました。「楽しく仕事をしないといいアイディアは生まれない」ということで、とてもオープンでたくさんのクリエイティブな工夫がなされたオフィスで仕事をされている姿を見せていただきました。
その後は板東社長との懇談。城東生の自己紹介では、板東社長が醸し出される気さくで受容的な雰囲気のお陰で、とても話しやすく、ついついたくさん話を聞いていただきました。社長の講義では、仕事をする上での理念や信念、海外で働くこと等について、大変貴重なお話を聞かせていただきました。
What only I can do? を自分に問いかけること、そしてWaku Wakuする仕事をし、人をWaku Wakuさせる。
自分の将来について、仕事をすることとは、などを考えるきっかけにもなりました。
夜は、徳島県人、城東高校卒業生との夕食会。どの方も気さくな方ばかりで、大変盛り上がりました。経験が豊富で、海外で活躍される方々の貴重なお話を伺いながら、美味しいインドネシア料理を堪能しました。
海外でグローバルに活躍されるたくさんの方々からのお話を聞くことができ、大変多くの学びと刺激を受けた1日となりました。
インドネシア研修(1日目)
8月4日(日)、いよいよインドネシア現地研修の始まりです。1日目は移動です。徳島空港から羽田へ、そして羽田からインドネシアのジャカルタへ。徳島空港では、見送ってくださった保護者の方々や先生方に元気に挨拶、そして笑顔で手を振って出発しました。
羽田からは直行便で約8時間の長旅です。
ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に到着しました。時差が2時間あります。空港では18時になるとアザーンが流れてきました。
南ジャカルタの夜景を見ながらバスでホテルへ。
ホテルではとても美味しいインドネシア料理をいただきました。
今日は早めに就寝して、疲れを取ります。
インドネシア研修(BSS校の生徒とオンライン交流)7月30日
インドネシアでの現地研修(8月4日~8月11日)に先立ち、研修に参加する城東生15名(1年生12名、2年生3名)が東ジャワ州マラン市にあるブラウィジャヤ・スマート・ハイスクール(BSS)校の生徒の皆さんとオンラインで初顔合わせを行い、自己紹介をして交流をスタートさせました。
城東生は緊張しながらも、この日のために写真やイラストを工夫して作成した自己紹介スライドを、遙かインドネシアにいるBSS生と共有し、英語で自己紹介を行いました。
BSS生からの自己紹介を聞いて、文化の違いを新鮮に感じる一方で、SNSや音楽やアニメ、好きな日本食など日本の若者と同じような興味・関心を持っていることに、「自分と同じ」と親しみを感じた生徒も多かったようです。
現地で直接会うのが2倍も3倍も楽しみになったオンライン交流でした。現地研修では、現地でしかできないことや現地でしかできない交流を、全力で楽しんで来たいと思います!
第2回地球人カレッジ
6月18日(火)第2回地球人カレッジ@Jotoを開催しました。
講師の先生はアメリカのハワイ出身のLance Kitaさん” Who is Hawaiian?” というタイトルでハワイの人びとや文化について楽しい話をたくさんしてくれました。
The 2nd Global Citizen’s College @ Joto was held on June 18th.
The instructor was Lance Kita from Hawaii. He gave an entertaining talk on Hawaiian people and culture.
Lanceさんからの最初の質問は「ハワイに対するイメージは?」というもの。それに対して美しい海やフラダンス、ロコモコなど色々な答えが出てきました。
The first question from Mr. Kita was, "What is your image of Hawaii? The answers from the students were the beautiful ocean, hula, loco moco and so on.
ちなみにハワイ語でHulaとはダンスという意味、日本語ではフラダンスといいますが、「ダンスダンス」という意味になってしまうようですよ。
He also told us Hula means “dance”, so “Hula dance” means “dance dance”.
次は、ハワイの歴史について説明でした。
最初のハワイアンはポリネシアの島々からカヌーに乗ってきたとのこと。GPSもコンピューターもない時代、星、波、風、雲などの情報を使って遠く離れたハワイまでカヌーでたどり着いたなんてすごいですよね。当時の人びとは自然と調和した高度な文明を発達させたそうです。
Next, he told us about Hawaiian history.
The native Hawaiian came from Polynesian islands by canoe. It is amazing that in an era without GPS or computers, they were able to reach distant Hawaii by canoe using information from the stars, waves, wind, and clouds. They developed an advanced civilization in harmony with nature.
その後カメハメハ王によって築かれたハワイ王国の話、多くの国々からハワイに仕事を求めて人びとがやってきた話をしてくださいました。サトウキビ農園での仕事は大変だったようですが新たなビジネスを始めて成功した移民も多いとのことです。ハワイで有名なコナコーヒーもその1つ。日本からの移民が始めたみたいですよ。
He then talked about the Hawaiian Kingdom established by King Kamehameha and how people from many countries came to Hawaii in search of work. He said that working on sugarcane plantations was hard work, but many immigrants started new businesses and became successful. One such business is Kona coffee, which is famous in Hawaii. It seems that Japanese immigrants started it.
このような歴史的背景は現在のハワイの食文化や言語にもつながっているそうです。
ハワイで定番のプレートランチ、メニューを見てみると韓国のカルビに、日本のトンカツ、アメリカのマカロニサラダに、中国の焼きそば、いろんな国の料理が一度に楽しめますね。
This historical background has led to Hawaii's current food culture and language.
For example, you can enjoy Korean kalbi, Japanese pork cutlet, American macaroni salad, Chinese yakisoba at the same time in a “plate lunch”, a Hawaiian standard menu.
Pidgin Englishの話もしてくれました。例えばWhy you have habuteru face? 広島の方言で「すねる」という意味の「はぶてる」が入っているとのことです。
He also talked about Pidgin English. For example, why you have habuteru face? He said it contains "habuteru," which means "be in bad mood" in the Hiroshima dialect.
日系4世のLanceさん、日本の文化も大切にしているようですが、ハワイの要素も混ざっているようです。例えばお正月にお餅を食べるようですが、Lanceさんおすすめの中身は「ピーナッツバターとチョコレート」とのこと。一度食べてみたいですね。
Mr. Kita, a fourth-generation Japanese American, seems to value Japanese culture, but he also mixes it with Hawaiian elements. For example, he eats mochi (rice cake) at New Year's. His favorite is peanut butter and chocolate mochi.
ハワイの文化や歴史について学べる楽しい時間をLance先生、本当にありがとうございました。次回の地球人カレッジ@JOTOは9月開催の予定です。
Thank you very much for an enjoyable hour of learning about Hawaiian history and culture. The next Global Citizen’s College @ JOTO is scheduled to be held in September.
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