9月21日(金)1年生の企業研修・国際機関訪問が行われました。本校では毎年1年次に実施しており,実際に仕事をしている現場に行って,仕事内容を知ったり,企業の方から話を聴いたりして,仕事とはどういうものかを実感的に知ることを目的としています。今回の研修では,9つのコースに分かれて6月より事前学習に取り組んできました。実際に各企業・各機関を訪問することで知らない世界を知ったり,見つけた疑問を解決することができたようです。
ご協力いただきました企業及び機関のみなさまにつきましては,お忙しい中熱心な研修をしていただき,本当にありがとうございました。
〈JICA関西・住友商事関西支社 コース〉

〈JFAスチール・ベティスミス コース〉

〈大阪ガスガス科学館・花王エコラボミュージアム コース〉

〈JT生命誌研究館・アース環境サービス コース〉

〈積水ハウス・シャープミュージアム コース〉

〈京セラ本社・島津製作所 コース〉

〈大阪証券取引所・日本銀行大阪支店 コース〉

〈日本銀行大阪支店・よみうりテレビ コース〉

〈WHO神戸センター・JICA関西 コース〉

9月14日(金)5・6限に多目的ホールにおいて,2年生対象のSG講座 Academic が行われました。徳島大学教養教育院教授の渡部稔先生に「『情報リテラシー』を身につけよう」という演題でご講演をしていただきました。課題研究を進める際に気をつけることがよく分かり,大変有意義な時間となりました。
(生徒の感想)・・・一部抜粋
・図書やインターネットを使って調べるときも,複数の情報源に当たり,対立する意見を調べるのが大切であることが分かった。
・渡部先生の模擬発表からは,自分たちが実際に発表する際の参考になることを多く学ぶことができた。
・引用の仕方や参考文献の記し方は間違えると著作権を侵害してしまうかもしれないので気をつけたい。
・今日先生がおっしゃっていた字の大きさや口頭発表において心がけること,参考文献の書き方などを参考にしてより良い発表ができるようにしたい

8月9日(木),10日(金) 京都大学オープンキャンパスに参加しました。
模擬授業やキャンパスツアー等に参加し,実際の大学の授業や,普段知ることのできない現役大学生の声を聞くことができ,充実した研修となりました。
参加者 8月9日(木) 50人, 8月10日(金) 75人
(生徒の感想)・・・一部抜粋
・大学で学習する内容は,一つの分野を専門的に深く掘り下げるので大変興味深かった。大学の雰囲気や環境を感じることができ,これからの進路選択を考える上で参考になった。
・特に図書館が心に残った。実際に手にとって古書を見ることができた。学生は手袋をつけて本にさわることを許可されているそうだが,しっかり手にとって研究してもらいたいという考えからだそうだ。
・教授の先生や生徒の方から,大変深みのあるお話を聞くことができて,将来の目標を考え,勉強への意欲が高まった。


8月9日(木),徳島大学サマースクールに参加している海外留学生(39名)を本校生(18名)が観光ガイドしました。8グループに分かれ,ひょうたん島クルーズを一緒に楽しみながら町並みの説明をしたり,徳島城博物館の展示物の説明をしたりしました。事前学習で学んだ徳島大学・モートン先生の講義の内容を生かしながら,一生懸命案内しました。終了後は,徳島大学国際センターで談話をしたり,学食で一緒に昼食を食べたりして,楽しいひとときを過ごしました。
(生徒の感想)
・自分の英語が通じているか不安でしたが,留学生の方が熱心に聞いてくれたので嬉しかったです。
・展示物の説明を英語でするのは難しかったですが,伝わった時は達成感がありました。
・ひょうたん島クルーズで,水上から見る眉山はいつもと違っていて,私自身も良い体験ができました。
・観光ガイドを通じて,徳島の歴史について知ることができ,勉強になりました。


平成30年7月21日(土)、とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)にて、中四国SGH発表会を開催しました。SGH指定を受けて今年は5年目の節目であり、改めて「四国・徳島発グローバルリーダーの育成」について再確認し、発信するための発表会となりました。
本校人文社会コースの生徒(1~3年)が出席したほか、岡山城東高校・松山東高校の方も参加していただき、県内外の教育関係者を始め、大学関係者及び保護者や中学生の皆さんなど多くの方々にお越しいただきました。
基調講演では、国際協力機構(JICA)国際協力専門員 清家政信(きよか まさのぶ)氏より「社会が求めるグローバルリーダー」をテーマに、様々な国での実体験に基づいたお話を頂き、生徒の中に「自分も国のために何かしたい」という強い思いが生まれました。
英語による研究発表では、岡山城東高校・松山東高校の生徒さんとともに行いました。生徒たちはそれぞれ大きな達成感を得た様子でした。熱心な質疑応答も行われましたが、講評で御指摘いただいたように、質疑のポイントに次の課題が見つかりました。
①城東高校
"How to reactivate Awa Indigo with the Tokyo Olympics?"
「東京オリンピックで徳島の藍産業を活性化させることはできるのか」
②岡山城東高校
“Okayama、a Popular Town”
③城東高校
"Can Japan be Japon?"
「働き方改革!~日本はJAPONになれるのか~」
④松山東高校
"Why do the Japanese apologize so much?"
「なぜ日本人はそんなに謝るのか?」
⑤城東高校
" Can we help solve garbage problems in Indonesia?"
「インドネシアにおけるゴミ問題を解決に導くために私たち日本の高校生にできること 」
高校生によるシンポジウムでは、まず「グローバル人材」を定義し、各学校のSGHの取組を話してもらい、SGHの活動を通して自らの変化やグローカルをテーマに意見交換を行いました。清家氏にはアドバイザーとして、明確な指針を頂き、とても有意義であった今年の会を締めくくっていただきました。
休日にもかかわらず、お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
(生徒感想)
・貧困で飢え死にしていく人々がいる中、その人たちの主食である食べ物を豚のえさとして輸入するような自己中心的な貿易はよくないと思った。自分の周りの人々に目を向け、状況を見て、判断することがグローバルリーダー人材にとって大切だと感じた。(2年女子)
・グローバル化した世界における様々な問題や考えを知ることができて良かったです。人生において失敗はつきものだと思うので、失敗を恐れずに興味を持ったことをしっかりと探究し、行動していきたいです。そして、自分とは何か、identityをしっかりと持って、自分自身を見つめ直していきたいです。(1年男子)
・今回から初めて3校で行い、シンポジウムも加わった。他県のSGH校がどのような取組を行っているのかが分かって良かった。特に、松山東高校の方がしているALTの先生が英語以外の授業をするのが興味深かった。城東高でも取り入れてほしい。(2年女子)
・それぞれの学校の課題研究を聞くことができてとても良かったです。英語でのプレゼンテーションは初めてで楽しかったです。もっと英語力を伸ばしていこうと思いました。(1年女子)
・先輩方のすばらしい発表を聞くことができ、様々な刺激をもらうことができました。特に、岡山城東高校の発表が分かりやすく、また自分の意思をしっかりと持っていてすごいと思いました。私も英語力をつけ、先輩方のようになれるよう頑張りたいです。(1年女子)
・今回の発表会で、何のためにSGH事業をするのか、英語を学ぶのかと言うことについて深く考えることができた。いろいろな経験をして、グローバルな人材として活躍していきたいと思った。(1年女子)
7月27日(金)今日は、午前中ジャカルタ市内の見学で、国立博物館、独立記念塔、イスティクラルモスク、大統領官邸、スラバヤ通りなどを見学しました。
国立博物館でジャワ原人?を見ました。 イスティクラルモスクはモスク総本山ー壮大な内部に感動しました。
インドネシア研修で異文化交流や啓発活動を通して、多様性を笑顔で育んできたインドネシアの優しさに触れることができました。私たちに何ができるかーこれから私たちにしかできないことを模索しながら、全員元気でインドネシアをあとにします。
ジャカルタ空港より



7月26日(木)研修5日目は,午前中,PT Bekasi Fajar Industrial Estateの小尾 社長が創設したMM2100ミトラ工業高校を訪問し,文化交流を行いました。MM2100ミトラ工業高校では音楽と日本語の号令,挨拶で歓迎されました。 民族舞踊と伝統音楽の後、伝統楽器も教えていただきました。 日本文化のプレゼンをした後は,阿波踊りを一緒に踊って盛り上がりました。




午後は,日本大使館のASEAN日本政府代表部を訪問しました。 熱心に話を聞いて,大使館で働きたいと言う生徒が現れました。高校生ひとりひとりが外交官-という言葉を頂き,帰路に就きました。 ASEANでは 写真撮影禁止だったので,日本大使館前で記念写真を撮りました。

7月25日(水)今日は午前中,ムハマディア高校の生徒の皆さんと一緒にマンギス小学校を訪れて,啓発活動をおこないました。啓発活動も子供達の笑顔に助けられて生徒達は満足感で一杯です。



7月25日(水)研修4日目の午後は,協力校のムハメディア高校の生徒の皆さんと一緒にAIOスカブミ工場を見学しました。研修の終わりには,ムハメディア高校の生徒の皆さんとは涙でお別れし,とても充実した一日を送ることができました。

