令和6年度_2年生
京都大学ポスターセッション2024に参加しました!
令和7年3月15日(土)205HR7班が「心理学的視点から捉えた昆虫食の未来」というテーマで京都大学ポスターセッション2024に参加してきました。全31校がポスター番号の「奇数」「偶数」に分かれて発表を行いました。
プレゼンテーションのわかりやすさ、情報収集や実験・データの緻密さ、研究の継続性や結論の導き方など今後探究活動を進めるうえで大変参考になりました。本校の発表にも多くの方が集まってくださり、さまざまな質疑をいただきました。世界を旅して昆虫食を実際に複数回食べた方や、本校生徒が示した提案にアドバイスをくださる方も大勢いらっしゃって、大変有意義な機会となりました。探究活動をとおして得られた学びや気づき、多くの方との出会いを大切に、今後も課題解決に向けて取り組んでいきたいと思います。
第2学年 課題研究成果発表会
令和7年2月25日(火)令和6年度の「城東・グローカル・クエスト」第2学年課題研究発表会を実施しました。
今年度の第2学年は、「現代社会の諸問題を踏まえた身近な社会課題」という探究課題のもと、各HRでグループに分かれて、1年間探究活動を行ってきました。
まず、午前中に各HR代表班を除く全ての班による「ポスター発表」を1・2年生の各教室や講義室に分かれて実施し、午後からは大アリーナで各HR代表班による「プレゼンテーションによる発表」を実施しました。発表会の進行は全て第2学年の生徒が担当しました。講師として、徳島大学から渡部稔先生、矢部拓也先生をお招きし、各班の発表について細やかなアドバイスをいただきました。またこの日は、インドネシア研修班の成果報告も行われました。
今回の発表会をとおして、第2学年の皆さんが1年間の課題研究を振り返るとともに、今後、課題研究を行う第1学年の皆さんの参考になればと思います。また、今年度の課題研究発表会に関わっていただいた皆様に感謝申し上げます。
代表班の発表テーマは以下の通りです。
201HR 最強の消しゴムカバーは?~もう折れない。勉強も仕事もこれでクリーンに。~ |
202HR アキレス腱が決める勝負の行方:走力との関係 |
203HR 城東生がもっとも勉強に集中できる最強の環境を作る |
204HR どうすれば朝目覚めよく起きられるのか |
205HR SNSトラブル、もうええでしょう! |
206HR 私たちは健康の先駆者(パイオニア)~高校生たちを救うために~ |
207HR キャラクターがあなたを応援!お薬服用アプリ |
また、外部コンテストへの出場及び表彰については以下の通りです。
○全国探究コンテスト2024[1次審査] 10組参加
○中高生探究の集い2024[オープン部門]201HR6班参加
○全国高校生MY PROJECT AWARD 2024 オンラインSummit 205HR4班参加
○京都大学ポスターセッション2024 205HR7班参加
○全国探究コンテスト2024最終審査 201HR6班
【困りごと解決部門】入賞・オーディエンス賞 受賞
○全国探究コンテスト2024 1次審査通過 205HR4班
令和6年度2年生課題研究中間発表
令和6年10月8日(火)・10日(木)に「人文・社会科学」「教育・芸術・スポーツ」「家政」「工学・農学・理学」「医学・薬学」の分野に分かれて課題研究中間発表を行いました。2年生では、分野別に分かれて、各班がスライド発表を行いました。講師の先生方からご講評いただいたことや、発表をとおしての気づきを大切にし、2月の課題研究発表会に向けて準備を進めていきます。
第2学年課題研究講演会
令和6年5月28日(火)に、2年生対象の課題研究講演会を実施しました。
徳島大学総合科学部教授 矢部 拓也 先生をお招きし、課題研究の調査・分析の方法をご講演いただきました。社会調査や実証研究として覚えておくべきポイントを、実践例もまじえながら解説していただきました。以下は、生徒の感想の一部です。
私が今までの研究活動で行っていたことは、理論研究に過ぎず、本来求められている実証研究ができていないことに気づかされました。今まで有効な手段だと思っていたインタビューに関しても、標本として選ぶ人に差があったり、平均値とは限らなかったりと、不十分な点がたくさんあり、それを一般化して断言してはいけないということを伺い、とても納得させられました。
情報の扱い方のようなものを知ることができた気がしました。母集団を全て調べるのが望ましいけれど、実際は標本をとって発信することが多く、少ない標本ではそれが母集団全体の特性であるかどうか分からないため、注意が必要だと思いました。逆に、プレゼンテーション等で発信する側は、母集団を広くしすぎると、根拠が弱くなって良くないのだと感じました。研究にも様々な形があって面白いなと思いました。
「『社会にとって良いこと』を言えば良いわけではない」ということを伺って、言われてみれば陥りがちな部分だなと感じました。因果関係の検証、一次データの採集及び分析など、「探究」に必要なものは何であるのかについて今一度よく考え、班の他の人たちともきちんと話し合いながら、テーマから見つめ直していきたいです。
私は矢部先生のご講演を聴いて、研究に対する意欲が湧きました。このような研究を行うときに、社会貢献できる内容にすることが一番評価が高いと思っていたけれど、本当に自分が興味のあることを見つけるところからが大切だと思いました。ただ調べた情報を書き並べるだけではなくて、自分の本当に知りたいことについて、問いや課題を設定し、最終的にそれが人や社会の為になれば良いなと思いました。
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