図書館

瀬戸内寂聴先生を偲ぶ

 みなさんの大先輩、寂聴先生がご逝去されました。

 今図書館では、手に取りやすい場所に先生の本を並べています。

 先生の代表作である『夏の終わり』や『美は乱調にあり』のほか、作家や小説論、随筆、先生を特集した大型ムック、秘書さんが書かれた 晩年の寂庵での日々のエッセイなどを出しています。

  また、城東高校百周年を祝う会で先生がお話された 「卒業生の皆様へお願いのこと」と題された お言葉も置いてあるので、じっくり読んでみてくださいね。

 

 

 

 ところでみなさんは、図書室に「寂聴文庫」という寂聴先生のコーナーがあるのを知っていましたか?

 全集はじめ、これまた代表作である『源氏物語』現代語訳や“ぱーぷる”の名で出されたケータイ小説、法話集など260冊もの書籍を所蔵しています。

 

 

 

 

 

 

 

さてここで、素敵な豆知識を!

 図書室の壁には、なんと寂聴先生直筆の色紙が2枚も飾られているのです。1枚は「若き日にバラをつめ」。これは先生のお言葉で、作家の藤原新也さんとの対談集のタイトルにもなっていますね(本の方は『若き日に薔薇を摘め』と漢字です)。

 そしてもう一つは、優しい仏さまのお顔です。どこに飾ってあるか、ヒントは上の時計と背後のブラインド! お言葉の方はヒント無し~。探してみよう。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてみると、城東図書館は寂聴先生の愛に包まれているようですね!