第2回オンライン講座(企業研修)
3月18日(金)、JICA四国様と本校をZoomで結び、第2回企業研修オンライン講座が行われました。
本講座では講師に、独立行政法人 国際協力機構 四国センター(JICA四国)の瀧本愛実先生と、JICAモザンビーク国教員養成校における現職教員教授法改善 フォローアップ協力映像教材の制作 副業務主任/プロジェクト・マネージャーの長田有加里先生をお迎えし、海外協力隊の概要の説明や、実際に海外での仕事の体験談をお話してくださいました。
瀧本先生からは、JICA四国様の海外での取り組み等、海外協力隊について詳しく紹介くださいました。海外での仕事に興味を持っている生徒も多く、瀧本先生のご説明を熱心に聞き入っていました。
長田先生は、アフリカのセネガルにJICA海外協力隊員として派遣された経験をお持ちです。セネガルの現地の様子や、海外の人々との関わりなど、貴重な体験談を踏まえて、事前学習で提出した生徒からの質問への応答など、興味深いお話を聞かせていただきました。
また、JICA四国様から、生徒たちのさらなる学びにと、多くの資料をいただきました。本講義に参加していた生徒たちも大変喜び、講義後に資料の貸し出しを希望する生徒もいました。
今回の企業研修は、生徒たちが広い世界へと目を向ける良い機会になりました。瀧本先生、長田先生、今回の研修をご仲介いただいたセカンドハンド 林香子様、ありがとうございました。
以下、講義を聴いての生徒の感想
・JICAではいろんな分野で活動しているのは知っていたのですが、190種類上の職種があり、自分の特技などを生かして活動できるということを知って、今まで以上に海外協力隊に参加してみたいと思いました。また、私の母も海外協力隊に興味があるので、今日聴かせていただいたお話を共有したいと思います。
・国際協力に将来関わる機会があれば、日本が優れているなどと思わず、現地の人々が納得してくれるような、寄り添った課題解決案を出すように心がけたいと思います。自分一人で知らない国に行って、その国のために行動することは大変だと思いますが、やりがいも伴うと思います。今回のお話を通して、国際協力に関わる仕事をすること、そして日本社会にバックアップすることにより興味を持ちました。
・海外へ活動にいく時は自分で言語を勉強してから行くのだと思っていたので、語学学習のために事前に派遣前訓練へ行くことを知り、組織の手厚さに驚きました。また、今回の講演で長田先生がおっしゃっていた、「Problem = challenge」の精神はとても大切で心に留めておこうと思いました。
・以前から海外でのボランティアに興味があり、今日のお話を聞いて、その興味がより一層強まった。国際協力に携わるとき、自分が助けるというよりも、現地の人と一緒に働くという姿勢が大切だと感じた。セネガルでの長田さんの写真を見ていると、大変なこともたくさんあるだろうと思うが、とにかく、海外での仕事が楽しそうに思った。
・「日本の強みを生かし、現地のニーズに合ったより良い協力を行う」といった考えが心に残った。自文化を無理に押しつけるのではなく、他文化を尊重しながらその国の発展を促すことがSDGsのゴールを達成するためにも必要であると思った。
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