総合的な探究の時間

第2回オンライン講座(企業研修)

 2月15日(月),住友商事関西支社と本校をZoomで結び,第2回オンライン講座が行われました。
 住友商事様には,長年,本校1年生の企業研修をお引き受けいただいておりますが,新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて,今年は関西支社にお伺いすることができませんでした。非常に残念な気持ちでおりましたが,住友商事様のご好意により,今回オンラインでの研修が実現致しました。今回も,生徒は個別にタブレット端末とヘッドフォンを用い,お話を聞き漏らさないように,講座に臨みました。
 生徒の感想文を一部,ご紹介します。

・今回のお話で最も驚いたのは,住友商事様は昔から植林活動をしていて,持続可能な社会を築いていくという考え方があったということです。素晴らしい信念だと思います。だからこそ,住友商事様が100年も続く大企業になったのだと感じました。これからの社会を担う私たちには,変化する社会に対応し,新たなものを生み出す力が求められています。学生のうちにさまざまな体験をして,思うだけではなく行動を起こせる力を身につけたいです。

・私が印象に残ったのは,「100点満点の行動はなくても,行動しないことは0点だ」というお話です。私は失敗が怖くて行動しなかったことが何度もあります。そして,そのたびに後悔していました。しかし共感して励まし合える仲間をつくって,やらない後悔よりやって後悔したいと強く思いました。私の質問にも答えていただき,嬉しかったです。本日は,本当にありがとうございました。

・森先生は,勤務地で阪神・淡路大震災と東日本大震災の両方に遭遇されたとおっしゃっていましたが,その後,取り組まれた「気仙沼のコンペ」から,ご自身の「第二の故郷」への思いがひしひしと伝わってきました。そして,森先生の「地元愛がなければ課題は解決されない」という言葉が重みを持って理解できました。挑戦することの大切さや,自分の未来の可能性を感じることのできた,とても重要な経験となりました。

 今回の研修に際しましては,国内業務企画部 宮崎様,正徳様,商業施設事業部 森様の3人の皆様に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。今後とも,どうぞよろしくお願い申し上げます。