総合的な探究の時間

令和3年度課題研究発表会

 3月11日(金)、Zoomを使用した課題研究発表会が行われました。クエスト研究の各代表班、インドネシア研修班、留学生発表の生徒たちは、自身が作成したスライドを活用しながら、これまでの研究の成果をカメラを通して全校の生徒たちに向けて発表しました。

 現2年生は、1年以上に渡りSDGsについての研究を進めてきました。そして本日、SDGsのゴール目標と自身の研究テーマを関連付けた発表内容を、全校生徒に向けてプレゼンしました。また、講師として、徳島大学教養教育院院長・教授の齋藤隆仁先生、徳島大学総合科学部教授の山口裕之先生をお招きし、研究発表後にご講評もいただきました。各チームの代表の生徒たちは、先生方のご指摘を、真剣な表情で聞いていました。

以下、各チームのSDGsゴール目標と各チーム代表班の発表テーマ、および発表者の感想

Aチーム SDGsゴール①【飢餓をゼロに】

代表班発表テーマ【昆虫食の魅力 ~昆虫が食糧難を救うのか~】

 高校ではパソコンなどデジタル的なものを取り入れたので、高校生のうちには中々体験できないような、パワーポイントでの制作などをすることができました。Zoomという形になりましたが、大勢の前で発表する機会は中々ないので、とても良い経験になりました。

Bチーム SDGsゴール③【すべての人に健康と福祉を】

代表班発表テーマ【うがい・うがい薬による風邪の予防効果】

 研究していく中で、自分たちで課題を見つけ出し、答えが無い中で自分たちなりの答えを出すことの難しさを感じた。発表のやり方はまだまだ課題があるが、我々の伝えたかったことを理解し、今後に生かしてくれる人が少しでもいて欲しいと思い、精一杯伝えた。

Cチーム SDGsゴール④【質の高い教育をみんなに】

代表班発表テーマ【ザンビア青春プロジェクト ~日本の高校生は途上国の教育を救えるのか~】

 今までの学習の中で「世界」を見る機会があまり無かったので、ザンビアについて調べたり、青年海外協力隊の方にインタビューしたりできて、とても良い経験になりました。この研究だけに留まらず、私たちの提案を実践に移していけたらいいと思いました。

Dチーム SDGsゴール⑤【ジェンダー平等を表現しよう】

代表班発表テーマ【生理の貧困を解決できないのはなぜか?】

 課題研究において、特に意識したことは、論理的な文章を構成することだ。仮説の根拠を考えたり、解決策を実際に自分たちで行うことができる範囲内で考えたりすることが難しく感じた。しかし、実際に根拠となるアンケートをイオンモールで実施したり、新聞に記事を載せたりと、具体的な活動を行うことができて良かったと思う。

Eチーム SDGsゴール⑪【住み続けられる町づくりを】

代表班発表テーマ【チェンジ&チャレンジ 促せ!徳島に人材を】

 長い期間を通しての研究学習は初めてだったので、多くの気づきがあり、自分たちで意見を出し合い、考えを深めることができた。また、実際に県庁職員の方々のお話を聞くことで、知識を広げることができたため、書籍、論文だけでなく、直接的な学びを得ることも大切だと学んだ。徳島県のこれからについて関心を持ち、私たちが行っていくべきことを考える良い機会になったと思う。

Fチーム SDGsゴール⑨【産業と技術革新の基盤をつくろう】

代表班発表テーマ【使用済みの医療器具の再利用について ~国内での普及を目指そう!~】

 実際に発表するのは思っていたよりもはるかに難しかった。これからの人生で人前でプレゼンをする回数が増えると思うから、今回のクエストの活動を経て、得たことを活用したい。一方で、内容面では、いかに論理的かつ簡潔に自分が伝えようとしていることをまとめるか考えるのに苦労した。また、他の班の発表を聞き、世界が今抱えている問題について学ぶことができた。

Gチーム SDGsゴール⑧【働きがいも経済成長も】

代表班発表テーマ【日本の労働環境は改善が必要か ~労働の現状とその改善策~】

 班の皆と協力して、一つのことを成し遂げられてとても良い経験になった。コロナの影響もあって行動が制限される中、頑張った思う。反省も踏まえてクエストで学んだことをこれからに生かしていきたい。

Hチーム SDGsゴール⑮【陸の豊かさも守ろう】

代表班発表テーマ【日本でコウノトリは絶滅するか?】

 課題研究発表会に備えて、コウノトリに関する知識を増やし、休み時間も使って練習を繰り返してきたので、本番に班員全員が全力を出すことができ嬉しかった。原稿は持っていたものの、緊張で忘れないかとても不安だったが、やり終えた後は達成感があった。この発表会に至るまでの過程で、見ている人の視点に立って、プレゼンを考える力が養われたと思う。今回学んだことを大学生や社会人になっても生かしたい。

インドネシア研究班

発表テーマ【Let's be a global person !】

留学生発表

エリカ・フィナ・ナフィサ【私の夢について】

ティン・プティヴィー【Thank you, Japan(ありがとう日本)】