令和5年度徳島県立城東高等学校学校運営協議会
第2回(11月21日)
協議題「学校の現状について」
「校則の見直しについて」
「働き方改革について」
今回頂戴したご意見・ご提言の一部を紹介させていただきます。
委員の皆様からのご意見等をしっかりと検討し、今後の教育活動に生かしていきたいと思います。
・一人1台端末として貸与されているタブレットが、多数故障し使用不可能となっているという実態に驚いた。ICT環境は社会インフラの1つとしてすでに欠かせない要素となっているので、県には早急に対処していただきたい。
・大学の授業でグループディスカッションを避けたがる学生が増えている。高校時代にコミュニケーション力の育成を図り、学部・職業選択をする際の資質として重要視して欲しい。
・体育祭が現在9月上旬に文化祭と合わせて実施されているが、温暖化の影響や熱中症対策を考慮すると、実施時期の変更とともに、将来的には室内アリーナへの会場変更も必要になるのではないか。
・国際交流活動はグローカル人材育成に重要な活動である。本年度はインドネシアでの現地研修が復活したが、円高の影響等もあり、生徒個人の費用負担が大きくなっている。来年度はフランス現地研修が予定されているので、費用負担の軽減策を検討していきたい。
・校則の見直しについては生徒会を中心に検討中ということであるが、生徒全体としての熱意はどのくらいあるのか。一部の声の大きい者に全体が引っ張られてしまうような状態であれば懸念を抱く。また、見直しありきではなく、社会規範の文化的背景を理解し、現行の制服が決定された際のいきさつを具体的に知り、見直しをすることでどのような影響が現れるかを検証するなど、この機会をいかして国際社会で活躍する際に必要な能力を育成して欲しい。
・働き方改革は、民間企業では経営者に厳しく求められており、職場の慣習を変えていく意識改革が必要である。また、地域社会には民間企業で定年を迎えた方など、専門性の高い人材が多数潜在している。この方々を教育現場の人手不足解消につなげるのはいかがか。
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