2014/11/19

「酵素学研究拠点」シンポジウム参加

| by:国際交流課


 平成26年11月14日(金),徳島大学藤井節郞記念医科学センターにおいて行われた,「酵素学研究拠点」シンポジウム~勝沼信彦名誉教授追悼記念講演会~に徳島大学疾患酵素学研究センター長である,福井 清 教授のお招きで,第1学年の希望者が特別に参加させていただきました。
 今回のシンポジウム参加は,スーパーグローバル講座academic(大学との連携による取り組み)に位置づけられ,本校のSGHの研究テーマである「人類の健康と環境に貢献するグローバルリーダーの育成」と関連して,生徒たちの探究心の養成や,医学におけるグローバルな視点の養成などを目的としています。
 まず,順天堂大学学長 木南 英紀 先生の「リソソーム,リソソームプロテアーゼ群,そしてオートファジー」について,続いて徳島大学疾患酵素学研究センター特任教授 木戸 博 先生の「インフルエンザ感染症の重症化とその予防と治療:恩師と歩んだプロテアーゼの病態代謝研究」と二つの講演を聞かせていただきました。外国からの参加もあったために,講演の半分以上は英語で,しかも専門用語ばかりと,高校生が聞くにはレベルが非常に高度ではありましたが,先生方の研究にかける熱意や使命感をひしひしと感じた生徒たちは,一生懸命メモをとり,将来の自分たちの姿を重ね合わせることのできた,貴重な体験となったようです。
 生徒の感想からも,医学を通して世界的に貢献できる人間になれたら,というような声も聞くことができました。

(生徒の感想)・・・一部抜粋

 ・展示を見て,勝沼先生というノーベル賞を授与された人と関わった人が徳島大学にいらっしゃったということを知り,そこに至るまでの道のりに感銘を受けると共に少し身近に感じられた。また,今日発表された先生方のように,日々情熱をもって研究に邁進している方々のおかげで,医学が日々進化していることを身をもって感じることができ,「自分もその一員になれたら」と想像するだけでわくわくした。

 ・講演では日本語と同じくらい英語が使われており,医学を志すものとしては当然のように英語力が求められていることを実感した。英語力をもっとつけておかなければならない。

 ・第一線で活躍されている研究者の方々の発表は,生物基礎しか履修していない自分にとっては難解で,わからないことが多かったが,それでも科学は深く追究すればするほど面白くなっていくものなんだと言うことが感じられた。将来は是非人類に貢献できるような世界的な研究者になりたい。

  ・木戸先生のインフルエンザウィルスについての発表を聞き,DADAを併用することによる様々な効果を知った。そして,それをうまく使えば,エボラ出血熱の薬もできる可能性があると聞き,とても興味がわいた。私が働き始める頃に,まだエボラ治療薬が開発されていなかったり,新しい感染症が発生していたら,自分がその治療薬を開発したい。

 
 
09:53