2016/06/15

徳島大学 豊田哲也 教授に講演をしていただきました

| by:G-Skill研究班


 平成28年6月2日(木),2学年の生徒を対象として,徳島大学総合科学部教授の豊田哲也先生に「『覚えること』から『問いかけること』へ」というタイトルで課題研究について講演していただきました。豊田先生は,例年2年生の課題研究の指導をしてくださっています。
 今回は,作文とレポート・論文との違いに触れられながら,アカデミズムへの第一歩としての課題研究の取組方についてご説明いただきました。特にテーマ設定に取り組んでいる最中の生徒たちにとって,「テーマの立て方」,「よいテーマとは」などのお話はとても勉強になりました。
 その後,実際に大学入試の小論文の過去問を使って,「自殺者数の推移」のグラフを読み取り,その要因について仮説を立て,検証に必要なデータを考える,というトレーニングを行いました。データの定義や測定方法にまで考えを及ばせることは今までなかったと,驚いた生徒も多かったようです。先生と一緒にデータを読み解いていく中で,1つのことを多様な視点で捉えなければ答えに辿り着けないという難しさ・面白さを感じることができました。生徒たちからも,「今回学んだことを生かし,研究を進めていきたい」,「早く取り組みたい」といった声が聞かれました。

(生徒の感想)・・・一部抜粋
・高校とは違い,大学では問題を自ら発見し探究していくということが今日分かったので,これからは生活の中で知的好奇心や批判的思考などを成長させていけるようにしていきたいと思いました。

・私は「この資料が正しい」という概念に縛られ,与えられた資料のみから全てを考えようとしていましたが,豊田先生の意見を聞いて,「自分ももっと視野を広げたい」と思いました。

・小学校でも中学校でも,レポートは書いてきましたが,調べ学習の域を脱するものではありませんでした。高校に入り,課題研究を遂行していくにあたって,今回の豊田先生のご講義は自分にとって大変意味のあるものだったと思います。正直,今までは「課題研究も今までに培ったことで通用するだろう」と甘い見通しでしたが,「レポート執筆には”専門家”としての視点が必要。」と聞いた時に自分たちに求められているもののレベルの高さを思い知りました。

 
 


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