2016/12/21

日亜化学工業株式会社 海外勤務経験者による講演

| by:G-Skill研究班


 平成28年12月15日(木),日亜化学工業株式会社の松田 伸也 先生と三橋 沙織 先生の2名をお迎えして,第1学年全員を対象に海外勤務経験についてご講話いただきました。日亜化学工業株式会社は,LED等の製造で有名な徳島県発のグローバル企業です。

  まず最初に,三橋 沙織さんからお話いただきました。三橋さんは非理系のバックグラウンドを持ちながら,エンジニアとして海外で勤務されたご経験をお持ちです。さらに,海外留学と海外赴任の両方を経験されたということで,それぞれを比較してくださいました。
 また,女性の社会進出について,励ましの言葉をいただきました。日本の女性の社会進出率は他の先進国と比べて劣るものの,女性の海外赴任も今後は夢ではないと勇気づけられました。
 即戦力として活躍していくには,自己分析によって,「やりたいこと」,「求められていること」,「できること」を分析すると,やるべきことが見えてくるとおっしゃっていましたが,これを実践してみたいという生徒の感想も見られました。

 次に,松田 伸也さんにお話いただきました。松田さんは就職してから2年で突然海外赴任が決まり,驚いたとおっしゃっていました。「自分が行く気がなくても,いつ行くか分からない」という言葉には説得力がありました。
 海外赴任というと,まず英語ができないと・・・と思ってしまいがちですが,「アメリカ人より英語ができるわけがないので,何かほかに強みを持っている必要がある。」というお言葉には,はっと気づかされました。また,就労ビザを取る際に「あなたがアメリカで働くことは,アメリカ人1人の職を奪うことになるが,その価値はあるのか?」と,問われたというエピソードには生徒からも驚きの感想が寄せられました。

 どちらの講師先生も海外で勤務された際に感じたことを具体的なエピソードを交えながら率直にお話くださり,海外に行くことに臆病になる必要はないと多くの生徒が感じた様子でした。また,海外でも日本でも必要とされる人材になるために,自分自身が今後どうすれば良いのか考える機会となりました。


生徒の感想・・・(一部抜粋)
 ・海外は日本と違って,いろんな企業へ次々と転職するのが当たり前だったり,実力主義だったりと,良いところも悪いところもあるということが学べました。海外の人と日本人は,性格も文化も異なっていることがあると思いますが,そういうことは恐れないで,海外でも活躍できるような人間になりたいです。

 ・私は,自分の意見を言うことが苦手でその場に「いる」だけになっていることが多いので,今回の講演を聴いて,自信を持ち,自分の意見を声に出して言うことの重要性を改めて感じた。


 ・(松田先生の話を聞いて)どうしても外国人と話すときは,頭の中に日本語を思い浮かべてから,それを今までの授業で習った単語や文法を思い出して英語に変換して声に出すというくせがついてしまっています。しかし,それでは会話が止まってしまうだけではなく,自分も相手も気軽に話せなくなってしまうのだと改めて考えることができました。


 ・「海外で必要とされる人材=日本で必要とされる人材」という言葉が印象に残った。日本人としての誇りや良さを大事にしつつ,これからのグローバル社会で必要とされる発進力や積極性を身につけ,世界に目を向けながら人との出会いや経験を大切にしていける人間になりたいと思う。


 ・理系の大学に行っていなくても,必要とされる人になれば,理系でも文系でも関係なく認められるのだと分かりました。そのためには自分を自己分析し,スキルアップして,自分を高めていくことが大切だと思いました。


 ・これまではテストのために,受験のために英語を学ぶという考えが大きかったですが,将来海外で活躍できる人材となるには,その先を見据えて勉強し,英語の力だけでなく,幅広く知識を身につけていかなければならないと感じました。

 
 
 


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