2015/06/03

(独)国際協力機構JICA 前川 貴恵 氏による講演

| by:G-Skill研究班


 平成27年5月27日(水)の6~7限に,第1学年全員を対象として,スーパーグローバル講座academicの講演を行いました。今回は,講師として独立行政法人国際協力機構(JICA)の 前川 貴恵 氏をお迎えし,これから求められるグローバル人材やJICAでのお仕事について「国際協力分野での仕事」というタイトルでお話いただきました。
 「ODAはなぜ必要なのか?」,「日本のODAの現状はどうなっているのか?」などの基礎的なことから,シエラレオネで実際に直面した問題を例にとって,JICAの活動について詳しくご説明いただきました。
 途上国の問題を解決するプロセスでは,文献を読み解いたり,研究者の意見を聞いたり等するとのことでしたが,これは生徒たちが2年生から行う課題研究のプロセスとも通じる部分も多く,大変参考になったという生徒も多かったのではないでしょうか。
 また,前川先生は学生時代に国際協力に興味を持たれ,現在も大阪大学大学院にご在籍中とのことで,生徒たちにとって身近な存在としてお話を聴くことが出来たと思います。現在,国際協力に興味のある生徒もそうでない生徒も,国際的課題との向き合い方について,大きな学びを得ることが出来たことが感想からもうかがえます。

(生徒の感想)・・・一部抜粋
 ・僕は海外で仕事がしたいとは思っていましたが,ただそれだけで,具体的に何がしたい,というのはありませんでした。そこに「国際協力」という具体性を帯びた仕事について見聞きしたことで,僕の将来の選択肢を1つ増やすことが出来ました。前川先生は,大学3年生の頃に国際協力への道を決められたそうですが,高校一年生の僕が今から国際協力のための仕事を目指すのも早すぎることはないはずです。実際に海外へ赴くことはできませんが,海外の問題を調査,学習することはできるはずです。将来,どうなるかはわかりませんが,「国際協力」という仕事を,今日から少し考えておきたいです。


 ・最も印象深かったのは,海外のことを他人事だと思わないで欲しいということだった。昨年,エボラ出血熱がアフリカで流行したが,そのとき私は,ここは日本だから大丈夫と思っていた。そうではなく,世界の平和や安全は国際社会全体の問題だった。今回の講座で,世界の状況に関する私の視線・見方が変わったように感じる。


 ・「グローバル化」というと,あまり自分には関係のないようなことでしたが,お話が進むにつれて,意外にも自分に関係してきていることがわかりました。
今回の内容は,国際協力やJICAの活動などでしたが,どんな仕事をするにしても自分の関心,興味のあることを選択するのが一番だと改めて思いました。同時に,自分にはまだまだ勉強しなければいけないし,特に語学力が必要になると痛感しました。今回の講座を将来の進路に生かしていきたいです。

 
 


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