2016/06/01

大阪大学大学院 松繁 寿和 教授に講演をしていただきました

| by:G-Skill研究班


 平成28年5月25日(水)に行われたスーパーグローバル講座Academicでは,第1学年を対象とし,講演会と座談会を行いました。今回の講師先生は,大阪大学大学院国際公共政策研究科で教育経済学や労働経済学をご専門にされている松繁 寿和 教授です。松繁先生は,2年前にもご講演いただいているほか,大阪大学の高校生対象のイベントなどに関わられ,城東生がいつもお世話になっている先生です。

 講演のタイトルは「グローバル化する社会で求められる力とは?」。お話の中でたびたび強調されていたのは,日本の大手企業たちが,今では海外企業にすっかり押されてしまっているという事実。そして,その事実を把握できていない日本人。その情報不足の中にある言語の壁の問題。技術はトップレベルでも,経営戦略を誤り,技術を生かしきれない文系人材の不足感。グローバル化の中にある日本の課題が次々と挙げられていきました。
 1年生のこの時期に,このお話を聞けたことで,今後生徒自身が何を学び,どう成長していけば良いかを考える良い機会となりました。

 講演後の座談会は人文社会コースの生徒と希望者で行われました。
 生徒が「具体的にどういうことですか?」と聞くと,先生が身近な物や具体的な企業を例に解説してくださり,それを頷きながら聞いている生徒の姿は,まるで大学で松繁先生のゼミを受けているようでした。
 解散後も先生の控え室に生徒がお話を伺いに行くなどし,貴重なお話をたくさん聞くことができました。


 (生徒の感想)・・・一部抜粋
 ・海外資本の中で生きている今,語学力はもちろん,世界の情報をより早く入手することが大切だと思いました。(日本のグローバル化の遅れは)企業だけの問題ばかりだと思っていましたが,世界に目を向けようとしない私たち一人一人の問題であるとも感じ取れました。


 ・私は日本がこんなに他の国に劣っていると知らなかったので,今後私がどう勉強すればいいかが分かってよかったと思います。

 ・これからは英語は話せて当たり前のようになってくるだろう。せめて,当たり前のことはできるようにし,そしてさらにできることを増やしていきたい。

 ・将来は徳島か,少なくとも国内で働こうと思っているのでグローバル化は自分から遠いような気がしていましたが,これだけ外国の物に囲まれている今,そういうわけにもいかないと思いました。

 
 
 


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