2016/02/26

日亜化学工業株式会社 海外勤務経験者による講演

| by:G-Skill研究班


 平成28年2月25日(木),日亜化学工業株式会社の山西 洋介 氏,山本 才気 氏の2名をお迎えして,第1学年全員を対象に海外勤務経験についてご講話いただきました。日亜化学工業株式会社は,LED等の製造で有名な徳島県発のグローバル企業ですが,今回お迎えしたお二人も徳島県のご出身で,理系の方です。今回の講演は,世界展開していくための企業戦略やグローバル人材として必要なものが何かを考えることを,ねらいとしています。

  まず,山西さんからお話いただきました。山西さんが日亜化学工業に入社された時の従業員数はまだ350名ほど(現在は約8600名)だったそうで,まさにその成長を支えた人物のお一人です。そんな山西さんも初めて海外勤務(台湾)に行くことになったときは,「入社したときはこんなことになるとは思っていなかった」と戸惑いや不安感があったとのこと。「今後はどんな業種でも海外勤務が増える。海外に行きたくないと思っていても行かなければならない人も出てくるし,覚悟は持っておくべき」との言葉は説得力があり,身の引き締まる思いでした。
 「海外に行くことが目的ではなく,海外で何をするかが大切」という言葉も,海外勤務をしてみたいと思っていた生徒,海外勤務はちょっと・・・と思っていた生徒,どちらの心にも響きました。

 続いて,山本さんにお話いただきました。山本さんは香港での勤務をご経験されています。初めての県外暮らしが香港だったということで,生活の面で困ることもたくさんあったとのこと。そんな中,サポートしてくれる人に感謝すること,日頃のコミュニケーションや信頼関係の重要性を説いてくださいました。技術者としての海外での仕事のこともいろいろと教えてくださり,イメージがわきました。
質疑応答での「思っていたより,どうにかなるもの」という言葉には励まされた生徒が多かったようです。


 生徒の感想からも,今回の講演で海外勤務への意識が変わった,選択肢として考えてみようと思ったとの声が多く聞かれました。


(生徒の感想)・・・一部抜粋
・今回の講演で海外へ憧れるようになりました。今までは日本語が通じないからという理由で海外へ出てみようと思ったことがありませんでした。しかし,お二人ともがおしゃっていた「外国語を話すことは単なる道具。大切なのは熱意やコミュニケーション能力」ということを考えると外国へ行くという事への考え方が180°変わりました。

・語学力が全くいらないというわけではないけれど,それより自分がこの製品を伝える!という熱意のほうが大事だと聞いて今まで自分が持っていた考えを砕かれた感じがしました。

・これから海外での仕事が避けられないと聞いて,頑張らなければいけないなと思いました。

・私たちが思っているよりも海外のハードルは低いことや,どうにかなるものだという話から,語学力がないから行かないのではなく,とりあえず挑戦してみることが大事だと考えていきたい。

・理系の職に就かれている先生のお話を聞けて新鮮でした。山西先生も山本先生も徳島の高校から大学に進まれ,日亜化学工業に入社されたと言うことがとても心強く感じました。徳島県内でも十分夢に近づけるのだなと思いました。

 
 
 


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