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2017/10/16

2017企業研修 ー1年生ー

| by:1学年

2017/09/22  企業研修

  生徒一人一人の職業観を育成する活動の一環として,1年生320名が9つのコースに分かれて,県外の17の企業や機関を訪問し,研修を受けさせていただきました。企業とはどのようなところか,働くとはどのような意味があるのか,企業の理念は何か,企業はどのような人材を求めるのか,グローバルに活躍する人材となるには今何をすべきか等々,さまざまなお話を伺うことができました。各企業の皆様には本当にお世話になりました。以下は各企業で研修を受けさせていただいた生徒の感想の抜粋です。


◇神戸税関
 税関という仕事は通関の手続きだけでなく、会場巡回や監視、密輸の取り締まり、税関相談などを行っているということを知りました。展示室の偽ブランド品や海賊版などのコピー商品見ても本物と全く違いが分かりませんでした。このような品の区別をつける税関の仕事は、作っている人の人権をきちんと守るという意味でも、すごく大切でやりがいのある仕事だと思いました。また、ワシントン条約に該当する絶滅の恐れがある動植物や、その加工品も取り締まりの対象であるということも学びました。回収したものは廃棄されるだけだと思っていましたが、売られたり、もとの人に返されたりするということを聞いて驚きました。
 一番関心を持ったのは、職場の雰囲気を良くするには会話することだとおっしゃっていたことです。やはり会話をしてお互いの信頼関係を作るのは大切だと実感しました。私もこれから積極的に話をし、友人とよい信頼関係を築いていきたいと思います。
 研修前は税関に対してほぼ無知に等しく、インターネットで調べてもイメージがわいてきませんでしたが、実際にお話をお伺いすると、税関という仕事の歴史、大変さ、やりがいなどさまざまなことがわかりました。将来の職業選択に役立つ、とても有意義な時間を過ごすことができました。



◇住友商事
  今回の住友商事さんでの研修で、特に印象に残っていることが2つあります。
 1つ目はグローバル展開の考え方についてです。近年はいろいろなものが変化しており、その中で人のニーズや興味も変化していることを知りました。「十人十色という言葉があるけれど、一人がたくさんのものに興味を持ち始めて、、一人で十色つまり十人百色になってきている」とおっしゃっているのをお聞きして、グローバル化していくこの時代にビジネスをしていくことの難しさをひしひしと感じました。
 2つ目はコミュニケーション能力についてです。商社では普通とは違うコミュニケーション能力、マイナスをプラスに変えてしまうほどのコミュニケーション能力が必要だとお聞きし、普段からすれ違った人にあいさつすることはもちろん、知らない人同士での会話でもはっきり自分の考えを伝えることができるよう、今から少しずつ練習していくことが必要と感じました。
 今回していただいたお話を。これからの生活に生かしていきたいと思います。



◇ベネッセ
今回の企業研修でとても印象に残ったのは、施設のつくりの工夫です。部屋の中央に柱がなく、棚を低くすることで全体を見渡せるように考えられていて、仕事がしやすい空間になっていたり、窓のサッシがなく、コルク床になっていて過ごしやすく快適な空間作りがされていました。季節感を感じられるようにもなっていていて、社員の方は本当に気持ちよく働いているのだろうと思いました。実際に働いている社員の方からお話が聞けて、貴重な経験になりました。実際の仕事内容や働く上で大切なことなどこれからの自分に役立つお話を聞くことができました。たくさんあった質問にもひとつひとつ丁寧に答えていただいて、いろいろなことを知れました。「仕事をする心構え」の質問では、「常に顧客視点」「メンバーに仕事を任せる」「自分が面白いと思う問題づくり」と答えていただきました。これを聞いて“相手の立場に立つこと”“ひとりだけで何でもしようと思わないこと”“まずは自分が良いと思うものをつくること”といった、自分の日常においてもとても大切なことだと思いました。企業を選んだ理由も業務も違うけれど、やりがいを感じながら毎日たくさんの人の暮らしを支えて働いていて、とても素敵だと思いました。私は、迷っていることがたくさんありますが、自分の目標をしっかりと定めて、今回の企業研修で学んだことを生かしながら目標を達成できるように前向きに頑張りたいです。



◇カバヤ
私は、カバヤ食品さんがお菓子以外にどのような事業をしているかや、どういった歴史をもっているかなど、あまり知りませんでした。しかし、研修に当たって調べていく中で、様々な企業と関連し合い、地域に根付いた企業で、昔から長い間人々に親しまれるお菓子を作っているということなどが分かりました。カバ車がCMの代わりに北海道まで走っていたという話などから感じたのは、会社がただお菓子を売っているのではなく、子供たちに笑顔になってほしいと思っているということです。お菓子におまけが付いていることなどからも、子供たちから親しまれる理由がよく分かりました。また、働いている人は皆お菓子を愛しているのだと感じました。最後に教えていただいた「釣り」のお話も、私が将来世の中を渡る上での教訓にしたいと思います。



大阪ガス

 先日はお忙しい中,私達の為に時間を作っていただき,本当にありがとうございました。今回の企業研修でとても印象に残ったのは,御社の安全への取り組みについてです。

 工場を24時間体制で中央制御し,しかも巡回パトロールまで行うなんて,本当に安全のことを考えていらっしゃるんだな,と思いました。工場へと入るための踏切は安全上の理由から,1回につき車1台しか通れないとお聞きし,その徹底さに驚いてしまいました。また,LNGガスがタンクから漏れだした場合の対策も完璧だなあ,と感嘆しました。タンク1機ごとに防液堤が設置されていて,海水が10m吹き上がる防液堤と,ガスを包み込む高発泡設備によって,安全が守られているんだと感じました。

 ガス科学館では,液化窒素を用いての実験や,大阪ガスの歴史を楽しく学ぶことができました。大阪ガスが開業するにあたり,どれ程の苦労があったのかを知り,本当にすごいと思いました。そして,何か行動を起こす為には,どんな困難なことがあっても決して諦めてはならないなのだ,と学ぶことができました。この体験を通し,自分の今後の進路選択に役立てていきたいと思います。

 ◇花王株式会社和歌山工場

 私は,今回の研修を受けてさせていただいて,貴社が,ただ製品を作り世の中を便利にしているだけでなく,製品を作る過程や運ぶ過程などにおいての様々なエコを研究し,地球の環境にやさしい製品を作られていることに驚きました。また,その一環として,工場にエコラボミュージアムを設置し,様々な人にエコの大切さを伝えていることに感動しました。工場では,商品が検査されるところを見学させていただきました。手元にある商品を,私たちは日常当たり前に使用していますが,それらは様々な厳しい検査に合格した上で届いており,それがどれだけ大変かつ重要であるかを改めて感じることができました。暮らしの中での安全を見つめる大切な機会となり,とても感謝しています。温室では,今まで写真や映像などでしか見たことのないとても大きな植物や,日本であまり見かけない種類の植物などをたくさん見学でき,とてもおもしろかったです。最後に設けて下さった,工場の方による質疑応答では,「“なんとかなる”じゃなくて,自らが“なんとかする”」という言葉がとてもわたしの心に響きました。私には,叶えたい夢があります。その夢の実現のために何をすべきなのか,考えることができました。まずはそのためも大学受験に向け日々勉強に励みたいと思います。今回の研修で,将来に向けての新たな一歩を自分なりに踏み出せたと思います。本当にありがとうございました。また,環境に対する意識が変わりました。自分に何ができるのかということを考え,少しでも環境にやさしい生活をしたいです。


◇武田薬品工業株式会社大阪工場
 私たちが体調不良や病気になったときに当たり前のように飲み,私たちの健康を守ってくれている薬品がどのように作られているか,どのような意図で作られているかなど詳しく知ることができ,とても興味を持ちました。人々の健康のことを第一に考え,何年もかけて創薬研究や工業化研究,臨床試験をして厚生労働省に承認申請するために毎日,研究結果記録をノートに書き,薬の販売後も薬の効果や安全性を調査していると知り,人々の健康のためにとても努力していることに感動しました。
 私はビデオを見ているときに心に残った言葉がありました。「とどまることは後退すること。常にチャレンジ精神を持って行動する。」という言葉です。私は自ら行動できず後悔することがあるので,この言葉を胸に勉強も様々な地域の活動などにもチャレンジ精神を持ち自ら行動し立ち止まらず前進していきたいと思います。



◇JT生命誌研究館
 生命誌研究館での研修時間はとても楽しく、本当にあっという間でした。また、肺魚のアボカドちゃんやマーブルちゃんがとてもかわいく、また会いに行きたいです。展示されていた物をゆっくり見られなかったことが心残りで残念でした。
 今回の研修で特に印象に残っているのは,最後に聞いた研究員さんのお話です。「人生も研究も多くの選択をします。いろいろな情報や知識を持っておくことで、選択、判断をしなければならないときに間違いが少なくなります。だから、今は一生懸命知識や情報をを入れてください。」と私たちに伝えて下さったことがとても心に残りました。これからも様々な情報を集めJTの皆様のように夢中になれることを見つけていきたいと思います。


積水ハウス

私は将来建築士になりたいと思っています。積水ハウスでは,より住みやすい家の構造について考えさせられました。住む人が家に何を求めているのかを汲み取り実現していくことの大切さを知りました。そしてそれが具現化されている実物を見ることができ,さらに建築のおもしろさを感じました。今まで何気なく見ていた家にも建てた人の工夫が詰まっていることを知り,普段から意識して「家」を見ていきたいと思いました。

 見学したもので印象に残ったのは,キッチン3種類の見比べです。どのキッチンにも住む人の生き方が現れていてとても魅力的でした。また,断熱窓,断熱壁によって室温が違うことを体感できたり,高齢者体験を通してユニバーサルデザインの重要性を知ることができました。

 今回の研修で,私が将来建築士になることができたら住む人のことを一番に考え,長期的な視野を持って生涯安心して住み続けてもらえるような家を建てたいと思いました。

 



シャープミュージアム

 私は「シャープミュージアム」を見学して,これまでと現在,そしてこれから求められる科学技術について深く知ることができた。

 まず,創業者早川徳次氏が開発したたくさんの製品について学んだ。早川氏は小学校中退後大人たちの技術を盗むことで十代にして最初の製品であるベルトのバックルを発明する。「シャープペンシル」を発明したのも早川氏であり,学生である私にとってなじみ深い製品のひとつであり,それを世に送り出したのが自分と大きくは年の変わらない青年であったことにはとても驚いた。またラジオやテレビ,電卓などの今の私たちの生活に欠かせない製品の開発も牽引してきたそうだ。次にシャープが世界に誇る最新技術の数々を見せて頂いた。何も映っていないテレビの画面に偏光板をかざすと映像がでてくる技術には思わず「おお~」と声が出てしまった。
 
最後のこちらの質問に答えて頂いた時間で,「高校の数学が物事を考えるうえで役立っているし,すべての勉強に無駄はない」「仕事が辛いと感じるときにも経験値が上がっていると思うようにしている」というお話が印象に残った。さらに勉強を頑張ろうとやる気が出てきたし,どのような経験も自分自身の糧となるよう一生懸命頑張りたいと思った。この場で得た知識をこれからの人生の中で積極的に生かしていきたい。本日は本当にありがとうございました。


◇京セラ

 京セラはドームの名前だと思っていたので,会社があると知り興味を持ちました。セラミックスという素材を聞いたことがなく,どういったものだろうかと調べてみると,主に陶磁器のことを指すと書かれており,思っていたよりもずっと身近で使われているものだったことを知り驚きました。
 実際に会社で詳しい説明を受けると,セラミックスの用途の幅広さにさらに驚きました。情報通信・自動車関連・環境エネルギー関連・医療ヘルスケア関係など,私たちの身の回りのありとあらゆる機器の一部や部品として,その用途に応じた特性を生かして使用されていることがわかりました。
 私が一番興味をひかれたのは,セラミックス(実際にはより純粋な成分の材料を焼成したファインセラミックス)を作る材料の種類がたくさんあるということです。用途や分野によって材料を変えることでより適した製品を作ることができるというのはとても興味深いことでした。多種多様なセラミックスを使った製品が,会社の発展とともに開発されてきたようすが,年代順に展示されていました。ただ,コストがかかるという理由で金属やプラスチックに取って代わられてしまう可能性があるという話は,非常に残念で勿体ないことだなと思いました。より効率の良い製造方法が開発され,さまざまな分野で素晴らしい製品が開発され,セラミックスがさらに普及することを願います。



◇島津製作所

 今まで島津製作所を知らなかった私は,事前学習の際に社員の田中耕一さんがノーベル賞を受賞されたことを知りとても驚きました。そして,世界に認められるような素晴らしい研究や開発を行うすごい会社なんだと思いました。今回の研修で多くの製品を実際に見て体験することができ,とても興味深く勉強になりました。
 中でも特に印象に残ったものが2つあります。そのひとつは,網膜に直接像を映し出すメガネです。実際に体験させてもらったとき,顕微鏡をのぞいているときのような不思議な感覚になりました。カメラモードにすると,目の不自由な人でもまわりの風景が自分の目で見ているように網膜に映し出されるということで,とても画期的な製品だと思いました。
 もうひとつはパンやコロッケなどの食感を測る機械です。「サクサク」「フワフワ」「モチモチ」などという,これまでは人が自分で確かめるしかなかったものを数値化して表すというのはとても面白い発想だと思いました。
 現在最も力を入れている研究は,がんや認知症の超早期発見など病気の発見につながる研究だそうで,これにより多くの人命が救え,多くの人が充実した人生を送れるようになるかと思うと,改めて偉大な研究だと思いました。私も失敗を恐れず何事にも果敢に挑戦し続け,将来縁の下の力持ちとなって社会に貢献できる人間になりたいと思います。

 

◇日本生命保険相互会社

 この度は、日本生命保険相互会社の仕事の概要や、社員の方々の意見などをたくさん知ることができました。すべての質問に対して、一つ一つ丁寧に解答してくださり、自分の知りたかったことなどもたくさん知ることができました。仕事の概要を説明してくださっているときに、ペットを対象とした保険があることを知り、とても驚きました。私たちの生活の隅から隅まで、日本生命が支えてくださっているのだと思いました。窓口についての説明をしてくださっているときに、窓口の机にバリアフリーの工夫がしてあると聞き、現代の企業はどんな人でも受け入れられるように工夫されているのだと実感しました。私は経済に関連した仕事に興味があり、日本生命に就職するには高校生として何をすればよいかということを教えていただきました。それらを参考にして、今後の生活に役立てていこうと思います。とても貴重な経験をすることができました。

 



大阪取引所

 大阪取引所の歴史や役割、行っている工夫などを詳しく学ぶ事ができました。一番印象に残っているのは「ハンドサイン」についての話です。最初は、ハンドサインとは何だろうと思いましたが、「株を買いたい人が分かりやすくするための独特のサイン」ということが分かりました。また、ハンドサインにも色々な種類があり、とてもおもしろいと思いました。そして質疑応答のコーナーでは、「世界と関係で気をつけていることは?」という質問に対して「それぞれの国の現在の株価、状況を意識しながら、対等に話すようにしている」と答えてもらい、色々な国の状況を常に知らなければいけないので大変だなと思いました。また、「この仕事で必要なこと」について「メールの問い合わせは英語がほとんどであり、英語力が必須」と聞いてこれから英語の勉強にもっと力を入れようと思いました。また、株や経済についてもっと詳しく学びたいと思います。


◇読売テレビ

私は今回の研修で自分たちが普段見ているテレビ番組の裏側を知ることができました。セットの組み立てだけでも大人数で作業しなければならず,照明の数や位置という細かい所まで話し合って決められている事を知り,普段何気なく見ているテレビ番組の一つ一つにいろいろな人の工夫が詰め込まれていることを知りました。また,私はサイズの大きいものが大道具,小さいものが小道具だと思っていましたが,部屋の中にあるものが小道具で,部屋の外にあるものが大道具だと聞いて驚きました。さらに,中継車のナンバーが10から始まっているのは,よみうりテレビが10チャンネルで放送されているからだと知り,面白いなと思いました。様々な工夫を施して視聴者に分かりやすく情報を提供するスタッフの人々の働く姿を見て,すごく格好いいと思いました。その他にも,本当にいろいろな事を今回の研修で学ぶことができました。貴重な体験をすることができて楽しかったです。今回学んだことをこれからの将来に活かしていきたいと思います。


◇WHO神戸センター
 
WHOがどのような機関であるのか,また国際連合の成り立ちやWHOにとって大切である3つの項目などを学ぶことができました。私が一番興味深く思ったのが,人類が根絶できた病気は「天然痘」だけということです。世界中に数え切れないほどの病気があって,毎年インフルエンザの新型やエボラ出血熱など新しい病気が出てくる中で,この世から無くなったのが天然痘だけであるというのは,私にとって衝撃でした。WHOの病気の根絶の定義というのは,非常に厳格であり,ある土地に発症者が出た後数年は撲滅宣言を出せないというものでした。厳しい審査基準を設けているからこそ天然痘しか根絶した病気がないのであって,WHOのおかげで発症者が急激に減少した病気はたくさんあると思いました。
 英語の勉強の仕方も大変参考になりました。教えていただいた英字新聞を写すという方法を3ヶ月継続させるというのは大変だと思いますが,自分の英語力を伸ばすために努力したいと思います。


◇JICA関西

 JICAについては事前学習で調べた程度のことしか知りませんでしたが,お話を聞いて知識がより深まり視野が広がりました。

 発展途上国内でも貧富の差があることや国際協力を行う理由,国や地域の特色を生かしたプロジェクト作りなどたくさんのことを知り学ぶことができました。また,実際にアイスブレイク活動を通して,世界の貧富の差を痛感することができました。そしてその差をなくすためには貧しい人々の援助だけでなく,裕福な人の意識改革なども必要であることがわかりました。また,「どうして日本が大変なときに,世界に目を向けなければならないのか」というお話を聞いて私なりに考えました。私は世界に目を向けることがひいては日本に目を向けること,日本を見つめ直すことにつながっていくからだと思いました。

 今までは「国際協力」は私たちにはできない,大きくて遠いもののように感じていましたが,今回のお話を聞いて,実際に途上国に行って支援することだけが何も国際協力ではないことを知りました。知らないことは悪くはないけれど,知ろうとしないことはいけないことだと思います。今までの私は知ろうとしていませんでした。途上国のことを知ること,知識を深めること,フォスターペアレンツになること。自分にできることがたくさんあることを知りました。これからは自分にできる国際協力を自分の手でできればいいなと思います。本当にありがとうございました。

 


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