2015/07/16

青年海外協力隊の体験談(ドミニカ共和国)

| by:G-Skill研究班

 平成27年7月2日(木),第1学年人文社会コースを対象とした授業「21世紀を生きる」で,本校図書館司書の奈木 利恵 先生に,青年海外協力隊をされていた時の体験談をお聞かせいただきました。
 青年海外協力隊はJICAが行う海外ボランティア派遣制度で,試験により選ばれた日本の20~30歳代の派遣員が開発途上国などで様々な活動(看護師,教師,農業,行政など様々)を2年間行います。
 
 奈木先生は東京の国会図書館に勤務されていた際,青年海外協力隊の試験を受けドミニカ共和国へ司書として派遣されていました。先生は写真を交えながら研修の様子や現地での仕事,人々との交流の様子を説明してくださいました。
 水も電気の整備も不十分で衛生環境も良くないドミニカ共和国で,先生がお仕事をされて感じた良い点,悪い点,そして多くのカルチャーショック(交差点のトラブルで運転手がピストルを出したり,親戚の子どもを引き取って育てている人が多かったり,夜でも大音量で音楽を流して踊ったりなど・・・)について実体験を中心にお教えいただいたことで,文化の多様さ,世界の広さ,そしてそれを受け入れる心の必要性・・・このグローバル社会で生きていくために必要な様々なことを感じ取ることができました。

(生徒の感想)・・・一部抜粋
 ・たくさんの問題もあるけれど,先生が良い所もたくさんあると言われていたので,自分も青年海外協力隊に参加してみたいと思うようになりました。まだまだ自分の知らない世界がたくさんあると感じ,たくさんの異文化を理解し,受け入れていく心構えなどをきちんと今から持っておきたいと思いました。

 ・先進国に住み,便利な生活をしている私達は,実際にドミニカのようなところに行ってみないと世界の実態や課題を十分に理解することができないと思います。そういう意味で,奈木先生のお話で自分の新たな視野を広げることができたと思います。

 ・今私達が普通にご飯を食べ,お風呂にも入り生活をし,勉強して学んでいること全てにありがたみを感じるようになりました。これからはもっと勉強して,途上国の人を助けられるようになりたいです。

 ・海外に行ったことのない僕は,海外を少し美化して考えていました。しかし,奈木先生のお話を聞いて,そんな幻想はなくなりました。特に印象が強かったのは,「ドミニカの人は雨が降れば休む」ということです。城東生の僕たちでさえ,雨が降っていても行かなければならないし,大雨警報が出ていても行かなくてはなりません。奈木先生もカルチャーショックを受けていたようですが,同じように僕も衝撃を受けました。でも,それを受け入れてこそ,本当に青年海外協力隊なのだと思いました。真実の姿が知れて良かったです。

 
 
14:33