2017/02/20

第4回高校生「国際問題を考える日」参加

| by:G-Skill研究班


 平成29年2月11日(土),第4回高校生「国際問題を考える日」に参加しました。この会は兵庫県教育委員会と大阪大学の連携協定に基づき平成25年度から実施されており,兵庫県下の数多くの高校が参加しています。本校はSGH事業で大阪大学と密に連携しており,当初より特別に参加させていただいています。また,今年はG7神戸保健大臣会合開催記念「ひょうご・こうべ ワールド・ミーツ for YOUTH」との共同開催のため,国際的な取り組みを行っている団体等との交流の場(30ブース)があり,13団体のミニ講演も開催され,保健医療をはじめ様々なグロ-バルな課題を身近な国際問題として考える機会が提供されました。

 まず,2つの基調講演がありました。「国際社会で活躍するには-国際機関勤務と研究者としての経験から-」と題して,大阪大学大学院人間科学研究科の大谷順子教授からグローバル人材とは,国際機関で働きたい人へのキャリアアドバイスの中にあると伺いました。大谷教授は大阪大学歯学部を卒業されて歯科医師として,ハーバード大学公衆衛生学院ではMPH国際保健学・人口学の修士号,ロンドン大学政治経済大学院で社会政策学の博士号PhDを取得されました。世界銀行,世界保健機構(WHO)の勤務を経て,大学教員に転職されました。自分自身のスタイルの向き不向きを知ること。専門知識やスキルを持つ。まさに,生き方そのものがグローバル人材であると感じました。2つめの講演は,「21世紀の保健課題-感染症と非感染症のダブルバーデン-」WHO健康開発総合研究センターの茅野龍馬氏からWHOの目的や20世紀の感染症との戦い,21世紀はグローバル時代の感染症について,「あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」持続可能な開発目標などについて伺いました。WHO神戸センターは高齢社会に対応する政策プログラムやユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成のための保健システムに関する研究を進めているWHO内で唯一の政策研究所です。最後に,「好奇心を持って何でもやってみること」をメッセージとして私たちにいただきました。

 WHO神戸センターの野崎慎仁郎上級顧問官がコーディネーターを務めての高校生によるパネルディスカッションに引き続き,昼休みに30ブースが交流の場に出展され,ミニ講演が行われました。

 午後からは計84グループによるポスターセッションが行われました。英語で発表するグループも10以上あり,国際色豊かで,ハイレベルなポスターセッションとなりました。
 本校からは2年生5名が代表として参加,「教育ライザップ」というテーマで,多くの傍聴者を前に発表し,インドネシア研修で格差問題を感じ「ICTを用いた授業形態」で教育の質をあげる提案や持続可能な援助とするため「企業と現地の人々との連携」を自分たちが大塚製薬に提案するなど,研究発表をしました。また,熱心な質疑に対し,インドネシア研修を体験しているからこそ即時に的確な応答ができました。それぞれが達成感と自信を持った様子でした。見学で参加した1年生にとってもグローバルな視点をもち,自分たちが取り組む次年度の課題研究に向け,よい刺激となりました。

 
 


14:16