2016/11/29

出張授業「EUがあなたの学校にやってくる」が行われました

| by:G-Skill研究班


 平成28年11月14日(月),「EUがあなたの学校にやってくる」の出張授業で,駐日ポーランド共和国大使館一等書記官のウルシュラ・オスミツカさんが来校され,1・2年生の全員を対象に講演をしていただきました。
 「EUがあなたの学校にやってくる」は,在日EU加盟国大使館の大使や外交官が学校を訪問し,EUや出身国について説明するというプロジェクトです。本校は昨年もこのプロジェクトで駐日リトアニア大使館からメイルーニエネ 大使夫人に来ていただきましたが,今回はポーランドからの講師先生ということで,また違ったお話が聞けました。

 オスミツカさんは日本の大学への留学経験があり,日本語が大変堪能で,講演ではポーランドの都市や文化,EUの成り立ちやEUと日本のパートナーシップと,多岐にわたる内容をお話いただきました。「多様性の中の統合」や「対立ではなく協力」といったキーワードから多くのことを学ぶことができました。

 また,講演終了後に希望者との座談会が開かれ25名ほどが参加しましたが,こちらでは昨今の国際情勢と絡めて,更に深いお話が聞けました。
 生徒からの質問で主な話題になったのは難民問題。「難民受け入れによる治安の問題は解決できるのか」,「外国での難民に対する国民の意識はどうなのか」など,たくさんの質問出て興味津々の様子でした。他にもイギリスのEU脱退の影響やアメリカ大統領選の影響など今年のニュースに関連する質問が出ました。

 第一線で働く外交官の方と国際情勢についてお話できたことで,ニュースで取り上げられているような時事を身近に感じることができ,国際問題への興味がより高まったことが感想からもうかがえました。

(生徒の感想)・・・一部抜粋
 ・貿易,政治,教育,科学,安全保障などの幅広い取組は,EUと日本,EUと社会の結びつきを強め,国際的な「協力・協調」の推進につながっているのだと感じました。私にとってはEUと世界の関わりはまだ大きすぎる問題ですが,まずそれを少しでも身近に考えるために様々な社会問題や国際情勢に目を向け,興味・関心を広げることから始めたいです。


 ・今年のイギリスのEU離脱や,長年続いている難民問題やギリシャ危機など,最近は様々な大きな出来事が続いていて,日本も他人事ではないと思うし,もっとヨーローッパに対して日本人も興味を持って良いと思う。日本もパートナーシップやASEAN+3など共同体の中にいることが多いので,同じ団体としている限りは,互いの文化や考え方を尊重し,認め合うことが大事だと思う。

 ・私の身近な生活で考えてみても,1人では絶対にできないことも周りと協力をすれば成し遂げることのできることがたくさんあります。だから,それが国単位になったとしても同じで,グローバル化する社会でEUのみに限らず,これからは世界がもっと協力していくことが大事なんだと思いました。


 ・もし世界中がEUのようになってパスポート無しでどの国でも行き来できるようになったらと想像してみました。そうなったらなんて素晴らしいんだろうと思います。これぞまさに“グローバル化”なのではないかなと思いました。

 ・EUを詳しく知ることで,日本と同じような問題点を抱えていることを知って,日本が問題解決を行うための鍵がEUにあると感じました。だから,日本はEUの良いところを参考として自国のために取り入れて行く必要があると思います。

 
 
 



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