日誌

企業研修
2016/10/11

平成28年度企業研修

| by:G-Skill研究班
2016/09/23  企業研修

  生徒一人一人の職業観などを育成するキャリア教育の一環として,1年生320名が9つのコースに分かれて,県外の延べ18の企業や機関を訪問し,研修を受けさせていただきました。企業とはどのようなところか,働くとはどのような意味があるのか,企業の理念は何か,企業はどのような人材を求めるのか,どの学部へ進めばよいのか等々,さまざまなお話を伺うことができました。各企業の皆様には本当にお世話になりました。お陰様で有意義な研修を受けさせていただき,多くのことを学ぶことができました。以下は各企業で研修を受けさせていただいた生徒の感想の抜粋です。

◇神戸税関

  「税関」という言葉に初めは少し堅苦しいイメージを持っていましたが, 多種多様な仕事があることを知りとても興味を持ちました。また,普段よく耳にしてきた「貿易」に悪をたくらみ,密輸入や密輸出をしようとしている人がいることを知りました。私の身の回りに麻薬や覚醒剤などが存在しないのは,税関で働いて密輸入を防いでくださっている方々のおかげなのだと感じます。また,麻薬犬の素晴らしい嗅覚のおかげだと思いました。
税関は私たちの生活になくてはならない欠かせない仕事だと思いました。
 今回の研修を通して常に真実をつきつめながら少しのミスもないように仕事をしてくださっている税関の方々にとても感動しました。夜間や休日などもいくつかの班に分かれて対応してくださるところにとても魅力を感じました。どんな悪も見逃さない,見逃せない仕事に責任とやりがいを感じて,私たちのために働いてくださっていることに深く感謝します。私も自分を信じ,だめなことをだめとはっきり判断できる誠実な人でいられるように努力していきたいです。今後の生活に生かしていきたいです。




◇住友商事
  「かっこいい仕事だ。」 企業研修を終えた後,まず一番にそう思いました。私はこれまで住友商事さんが何をされている会社なのか,漠然としたイメージしかありませんでした。しかし,丁寧に分かりやすく説明してくださったおかげで,イメージが膨らみ,同時にやりがいのある仕事だなと大きな興味が湧きました。最も印象に残っているお話は,インドネシアに発電所を造るときのことです。利益のためだけではなく,インドネシアのため,社会のためを考えた対応には驚きました。ピンチの時にどうするかが大切だとし,信頼を重んずる住友商事さんの素晴らしさが伝わってきて,私も将来こんな会社で働きたいと強く感じました。また,社会人に求められることも教えていただきました。学生と社会人に通じることは多くあると思うので,今から将来のことを意識して,自分の考えを自分の言葉で語り,何かに一生懸命に打ち込み,その経験から学べるような人になりたいと思います。住友商事さんの仕事,そしてその仕事に誇りと熱意を持っている社員の方は本当にかっこよかったです。将来の選択肢のひとつになりました。ありがとうございました。




◇クラレ倉敷事業所
 クラレ倉敷事業所では,膜モジュール生産技術開発部で説明を聞きました。企業研修に参加する前は,クラレがどのような物を作っているのかあまりわかりませんでしたが,スマホの液晶画面やボールペンのグリップ,台ふき,マスクなど,身のまわりにたくさんのクラレ製品があることがわかりました。石油からエチレンやプロピレンを取り出す石油化学の会社と,車や家電などを作る各種業界の間にあり,プラスチックや繊維,フィルムなど,普段の生活では気付かれることの少ない化学中間素材を作る「川中」の仕事をしているクラレの皆さんは,自分の仕事に誇りを持っているとお聞きしました。自分の仕事に誇りを持って働くということは,とても大切だと思いました。「世のため,人のため,他人のできないことをやる」というミッションを掲げ,売上の50%を世界No.1・Only1の製品が占めていると知って,独自性はどのように生まれているのか気になりましたが,「思いついたことをやってみて,失敗の中から上手くいく物を成功させると,それが結果的に独自の物になる。」という答えを聞いて,驚きました。失敗を失敗と思わず,成功の元ととらえて何度も取り組み,新しいことに挑戦していきたいと思います。ありがとうございました。




◇ベネッセコーポレーション
 いつも進研模試や進研ゼミなど,学生である私にとってとても身近なベネッセの企業研修に行くことができました。それはとても楽しく,驚きにあふれたものでした。まず1番に社内の雰囲気に驚きました。
 私の中で会社というのは,資料やデスクなどで少し窮屈なイメージがあったので,今回の企業研修でそのイメージが覆されました。オフィスに柱がない開放的な空間に,美術絵画がたくさん飾ってある独特な雰囲気,社内ビルの至る所に新鮮味を感じて,将来このような会社で働けたらいいな,と憧れました。
 そして,私は渡邊さんの「適性検査」のお話を伺ったのですが,こういった検査などを1つ作るのに数年かける,ということを聞いて驚きました。「これまでにないもの」や「本当に使う人のためになるもの」というポイントをクリアしてできたものは,実際に使う側の人間として,信頼できる教材だと思いました。現在ある約3万種という数多くの職業のどれに就こうか迷った時,きっとこの教材を試すだろうと思います。
 また,綾塚さんのお話で,「自分の知識を他の人に伝える能力」の大切さについて学ぶことができました。学校でも度々ペアワークをする機会があるので,「AIDMA」を活用したいです。これからもっと,伝える能力を高めたいと思います。貴重な機会をありがとうございました。




◇大阪ガス
 私たちは大阪ガス・ガス科学館に研修に行ってきました。大阪ガスは1897年に設立され,現在,近畿地方を中心に都市ガスの供給をしています。その他に,エネファームなどのコージェネレーションシステムを取り入れた商品開発にも力を入れています。エネルギーをいかに,環境にやさしく,安全かつ効率的に私たちに届けるかを課題として,新しい技術の開発に取り組んでいるそうです。
 また,積極的に地域のボランティア活動を行ったり,地域の方々の声を聞くために,社外モニター制度などを取り入れたりしている地域密着型の企業でした。
 研修では,映像や大阪ガスの方のお話から,天然ガスについて詳しく学ぶことができました。ガスのにおいは初めからついているのではなく,私たちがガス漏れに気がつくよう後からつけられていることなど,初めて知ることがたくさんありました。また,液化窒素を使った楽しい科学実験をしてくださったり,バスで工場見学をさせてもらったりしました。今回の研修で,漠然としていた企業のイメージが具体的なものとしてとらえることができ,貴重な体験となりました。




◇NECイノベーションワールド
 私たちはNECに行ってきました。まず最初に企業方針についての説明をしてもらいました。NECといえば,パソコンを想像しがちですが,近頃はICT中心の事業を展開している企業でした。ICTとは聞き慣れない言葉ですが,情報通信技術のことです。次に,NECのCMのDVDを見ました。NECは顔認証システムの分野で世界最先端の技術をもっており,コンサートでのファンクラブの人の顔の確認で使われ,入場の効率化がされました。
 その後,NECの最新技術の体験をしました。ポケモンGOに使われているAR技術が外国人向けの観光案内に使われており,徐々に実用化されているそうです。VR技術という,バーチャルリアリティという最新技術も体験できました。普段の生活ではなかなか体験できないことを体験でき非常に良かったです。
 最後に,このようにICTの最先端を走っているNECはコンピューター技術と,コミュニケーション技術の融合をして,ICTを活用し社会課題を解決しているということが分かりました。私は,急速に変化する現代社会が必要とするものを長年の技術やICTを使って創り出していくことがこの仕事の魅力だと思いました。今回学んだことを,これからの進路選択や就職を考えるにあたって,活かしていきたいです。




◇武田薬品工業
 製薬の流れや新薬の開発について教えて下さり,よく理解することができ,新薬ができる確率が3万分の1という低い確率であるということに驚きました。また,工場見学において衛生面への配慮がされていることも印象に残りました。粉が散らばっていても分かるように床を緑にしたり,気圧を変えて粉塵が大切な部屋に入らないようにしていることを見て,製薬するということに対しての責任を持って取り組んでいるんだなと思いました。基礎研究の段階では社内基準を遵守し,毎日ノートを書いていると言うことを聞いて,「毎日きちんとこつこつできる人」,「薬を製造するに当たって責任感を持って行動し働くことができる人」がこの仕事に向いていると思いました。質疑応答の際,将来働くに当たって必要なものは体力と英語力であるということを話されていました。現在グローバル化が進行し,世界と対等に接していくことができるような人材が求められているということを改めて実感しました。今回企業研修で実際に企業を訪れてみて武田薬品工業で働いている人,一人一人が誇りを持って働いているように感じられました。今回の企業研修で学んだことを活かしてこれから頑張っていきたいと思います。




◇JT生命誌研究館
 JT生命誌研究館ではたくさんの展示がされていました。私は生物を選択するつもりなので,どの展示物も興味惹かれるものでした。中でも1番おもしろかったのは,1階の中央に展示されていたカンブリア大爆発が目で見てよく分かるようにまとめられていたものでした。あんなに爆発的に生物の数が増えていたとは知りませんでした。また,4階の外に置かれていた,特定の蝶が特定の植物に卵を産み付けるのを観察するために置かれていた植物も興味深かったです。蝶はどのようにして植物を見分けているのか気になります。
研究館は様々なところがおもしろく工夫されていて見ていて飽きませんでした。中央階段が生命の歴史の48億年とかけて,48段になっており,1段が1億年であるという設定をしていました。2重らせん構造に似せてあったのがおもしろいと思いました。また,擬態するナナフシが水槽に大量にいて驚きました。身に危険が迫ると足が抜け,また生えてくるというのは便利だと思いました。小さい頃によくナナフシを捕まえていたのを懐かしく思いました。JT生命誌研究館で働かれている方は皆さん生物が好きで,情熱を持って研究に取り組んでいると感じられました。自分もこれからもっと勉強して,生物を好きになりたいと思いました。




◇積水ハウス総合住宅研究所
  住宅研究所『納得工房』では,家の中のインテリアやその機能から,耐震や環境への取り組みまで,すべてのことが1つの施設の中で学べたことが大変素晴らしいことだったと思います。一番印象に残っているのは,3つのテーマキッチンです。ワークトライアングルといって,冷蔵庫,コンロ,シンクの3点をどのように配置すれば使いやすいキッチンになるのかをいろいろ考えて開発されたキッチンは,実際その場に立ってみるとやはりとても考えられていると感じました。茶の間キッチンは小さい子供からお年寄りまでがゆっくりくつろげそうだな,将来住むならこんなキッチンの家にしたいなと思いました。次に印象に残っているのは,住宅全般の地震対策についてです。積水ハウスの家は阪神淡路大震災や東日本大震災のときに,全壊や半壊がほとんどなかったということを聞き驚きました。「シーカス」という振動エネルギーを吸収するシステムを用いることで,いろいろなタイプの地震がきても耐えられる構造の家を作ることができたのだなと感じました。日本では,これからもいつどこで地震が起こるのかわからないので,耐震や制震そして免震構造を施した家造りを詳しく知ることができて本当に良かったです。企業研修を通して,今まで何となく暮らしていた家というものを気にして見るようになり,さらに深く興味を持つようになりました。全部の展示を見るには時間が少なかったので,いつか再訪してみたいなと思いました。




◇シャープ歴史・技術ホール
 歴史・技術ホールでは,創業者の早川さんが初めて開発した製品から,シャープとして現在製造している製品までが展示されていました。そして,おもしろい発想やユニークなアイデアで作られた便利な製品の数々に驚かされるとともに,それらのおかげで私たちの生活がとても便利なものになっていることがよくわかりました。たとえば,ロボット型の携帯電話「ロボホン」は人間と会話をしながら,電話やいろんな機能を作動することができます。「ロボホン」との会話はとても楽しく心が和むものでした。また,自動運転するお掃除ロボットの「ココロボ」や,向こうが透けて見える液晶画面などものすごくユニークでちょっと衝撃的な現在開発中の製品なども目にすることができました。AQUOSのCMにきゃりーぱみゅぱみゅが出演しているということで,今回の企業研修のコースを選択した私ですが,自分の知らない世界がとても大きく広がっていることを知り,大変勉強になりました。日頃の生活では知ることのできない貴重な体験ができ,シャープの製品に興味を持つようになりました。この体験を生かすことができるようにがんばります。




◇島津製作所
 「島津製作所」は一言で言うと実験や研究のための機器を開発する会社です。担当の方は私たちのために,展示されてい機器を実際に動かしたりしながら一つ一つ丁寧に説明してくださり,あらかじめ伝えていた私たちの質問にもすべて丁寧に答えてくださいました。なかでも力を入れて説明してくださったのは「イメージング質量顕微鏡」という,光学顕微鏡と質量分析計が融合した新しい装置で,開発に10年を費やし,定価1億5千万円もの機器でした。また島津製作所で2002年にノーベル化学賞を受賞した方がいらっしゃいます。病気のメカニズムや遺伝子の様子を知るのに重要なタンパク質を正確に調べる方法を開発した田中耕一さんです。私は,島津製作所を訪問して,患者さんと直接関わることだけが医療ではないと改めて知ることができました。島津製作所では微少なガン細胞を判別できる機器なども開発しています。私たちの健康は,私たちの知らないところでこのようなよりよい製品を作るために日々努力している人たちによっても守られているのだと感じました。私たちにはまだまだ知らない仕事がたくさんあると思いますが,この研修で一つのものにこだわり挑戦し続けて製品を生み出すということや,私たちの知らないところで私たちを守る研究がされていることなどを学ぶことができました。今回の経験をこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。




◇大阪取引所
 「大阪取引所」と聞いても今までは何をしているところか,あまりよくわかりませんでしたが,実際に伺ったことで多くのことを知ることができました。大阪取引所の設立から今までの歴史や創設時の貴重な記録,実際に使われていた史料を見ることができ,大変勉強になりました。昔はハンドサインを用いて取引してたけれど,今や約1000人の方々がコンピュータで情報を処理し,データを管理していると知り,日本の発展を感じました。また,世の中の移り変わりによって,最近は海外の投資家も増えたことから,英語ができる人やコンピュータに強い人などが求められていることを知りました。日本の経済の状態はもちろん,海外の経済の動きまで気を配ることが大切なんだと思いました。今回学んだことをこれからの学習に活かしていきたいと思います。




◇日銀大阪支店
 今までは中学校の授業で習った程度の漠然としたイメージしかなかったけれど,業務の内容を詳細,かつわかりやすく教えて頂いたことで,「発券銀行」「政府の銀行」「銀行の銀行」の3つの役割が理解できました。役割ごとに分かれた3つの窓口を実際に見学して,教科書で勉強したのははこういうことかと思いました。一日に120兆円もの大金がやりとりされていることや,お札が表と裏の2枚を貼り合わせてできていることを初めて知ってとても驚きました。他にも世の中に156億枚ものお札が流通していることや,98兆円を越えるお金が出回っていることなどを知ることができました。偽札防止技術を知れたことや,テレビドラマの撮影にも使われた日本銀行の歴史を感じさせる部屋を見学させて頂けたこともとても印象に残りました。最後に教えて頂いた,就職するために必要な能力や持っておくべき心構えなどは正直自分にはかなり厳しいものもあったけれど,将来の進路を考えるうえで非常に重要な機会となりました。


◇よみうりテレビ
 私は,テレビの仕事に何があるのか,どんな仕組みなのかと知らないことが多く,関心があったので,今回の企業研修に参加しました。実際にいろいろなところを見学してみて,どうしてたくさんの照明があるのか,白い壁にどうやって絵柄を写すのか,一つ一つ丁寧に教えてくださり,とても勉強になりました。室内はとても涼しいなと思っていると,それは照明によって室内の温度が上がってしまうためであったり,照明にパラフィン紙という特殊な紙をつけているのは,子どもや女性の肌を明るく見せるためであったり,いろいろな工夫がされていることを知りました。テレビの番組は,制作から始まり,照明に美術など,本当にたくさんの人が関わってつくりあげられていることを改めて実感しました。また,中継車を見せて頂いたときも,たくさんの発見がありました。一台だけytvのデザインが黒い車があり,その車は事件や事故などの悲しいときに使う中継車だと聞きました。初めてテレビの中継車を見ましたが,テレビに映らないところでもこのような配慮がされていることについて驚きました。今回の研修を通して,今まで想像のつかなかったテレビの裏側や,番組作りについて学ぶことができました。また,今までよりもテレビが面白く,関心を持って見られるようになったと思います。遠い世界のようだった企業でしたが,この機会でテレビを身近に感じることができました。




◇WHO神戸センター
企業研修に参加させていただき,お話しを伺って先生の体験談が交じっていて,どのお話しもとても興味深かったです。特に衝撃だったのがWHOは世界の現地に赴くことではなく,規範と規準の設定,リーダーシップの発揮など間接的に援助するということです。WHOの仕組みを深く知ることができたと思います。また,WHO本部がスイスにある理由が,スイスが永世中立国となったからということを知って,自分はまだ世界のことをよく知らないなと思いました。もっとこれから世界のいろいろなことを知っていきたいと思います。
 人類史上の中で唯一撲滅できたのは「天然痘」のみと知って,感染症を撲滅させることは,自分が思っているより10倍,20倍も難しいことなのだなと感じました。ユニセフの募金が今の自分にできることですが,他にも自分に何かできることがあったら,どんどん積極的にやっていきたいと思います。国際連合に関係する仕事に就くには英語をはじめとする外国語の習得,自己の専門分野を深めるための修士号の取得など狭き門ですが,もし就くならしっかり頑張りたいです。また,積極性,厚かましさなど,日本の非常識が世界では当たり前であると聞いて,もっと外国の人と話して世界のことを知りたいです。本当にありがとうございました。




◇JICA関西

 企業研修に参加させていただき,お話しを伺って一番驚いたところは,世界の人口72億人のうち約82%に及ぶ52億人が開発途上国に住んでおり,また,1日1.25ドル(約130円)未満で過ごす人が12億人いるということです。日本でいうとおにぎり1個,缶ジュース1本で過ごすということと同じであると聞き,世界の現実の厳しさを改めて感じました。JICAは技術協力,有償資金協力,無償資金協力,国際緊急援助,市民参加協力の5分野に分かれていると知って,各国の経済状況,ニーズに合わせた支援の大切さを知りました。また,日本は開発途上国からの輸入品が多いということも知り,やはり,海外との協力無しには今の日本は成り立たないことを痛感しました。
 私はユニセフの給食支援は,祖母や学校で話を聞き知っていましたが,新幹線,ダム,道路は日本が世界銀行からお金を借りて作ったものだということは今まで知らなかったので,日本だけの力ではないのだなと驚きを隠せませんでした。JICA関西に携わる人は,自分は何をしたいかを明確に持つ人,興味関心があることに理解を深める,人に聞いて考える力を持つ人であると,人として大切なことばかりだったので,そのような人になれるよう頑張りたいです。JICA関西の先生のお話はとても面白くて,有意義な時間で,あっという間でした。ありがとうございました。


09:50
2015/10/19

平成27年度企業研修

| by:G-Skill研究班

2015/09/18  企業研修
  本校では,総合的な学習の時間を「クエスト」と名づけ,生徒一人一人が主体的に進路を選択するためのキャリア教育を実施しています。その一環として,1年生全員を対象として9つのコースに分かれて,県外の企業や機関を訪問し,研修を受けさせていただきました。

(各コース訪問先)
     Aコース 神戸税関と住友商事関西支社
     Bコース クラレ倉敷事業所とベネッセコーポレーション岡山本社
     Cコース 大阪ガス・ガス科学館とシャープ歴史・技術ホール
     Dコース 武田薬品とJT生命誌研究館
     Eコース シャープ歴史・技術ホールと積水ハウス総合住宅研究所
     Fコース 京セラ本社と島津製作所創業記念資料館
     Gコース 大阪証券取引所と日本銀行大阪支店
     Hコース 日本銀行大阪支店とよみうりテレビ
     I  コース WHO神戸センターと神戸税関


 この研修では,普段はなかなか経験できないような,グローバルな視点で展開される企業活動や世界トップレベルの技術を目にし,より広い視野での職業観や,自らの将来への高い目的意識を育成することを目指しています。
 働くとはどのような意味があるのか,企業はどのような人材を求めるのか,どの学部へ進めばどのような企業につながるのか等々,さまざまなお話を伺うことができました。
 各企業・機関の関係者の皆様,本当にありがとうございました。
 以下は各企業で研修を受けさせていただいた生徒の感想の一部です。

◇神戸税関
・税関での仕事は,危険も伴い大きな責任があるが,それをやりがいや社会的貢献に変えて働いているというお話を聞いて,深く感動しました。仕事があるからただ働くというのではなく,何か自分にできることはないのかという考えを持つことが必要だと思いました。私も将来,周りに信用され,必要とされる人間になりたいです。
・これからは,もっと税関の仕事に興味を持ちたいです。女性の割合が3~4割であることにも驚きました。事前に税関の仕事を調べたところ,体力のある男性に適する仕事だと勝手に思っていたので,とても意外でした。グローバルな職種といえば,外交官や商社マンをイメージしがちですが,国際的な分野で活躍できる職業を発見できて良かったです。これからの高校生活で,まずは英語をしっかり頑張りたいと思います。将来、国際的に活躍できるような人間になるために,毎日やれることを見つけていきたいと思います。

◇住友商事株式会社関西支社
・コミュニケーションの能力において,特に「助言を求める力」が大切であることが意外だった。確かに大きい事業を行う際には,部下にどう動いてもらうか,上司をどう説得するかが重要になると思った。他の人と誠実に接したり,相手を尊重したりすることは高校生活においても実践できる。世界中どこに行っても通用する人になるためにコミュニケーション能力と英語力を育てたいと思った。世界を相手にビジネスをしている商社ならではの貴重な話を聞くことができ,職業選択の幅が広がった。
・どんどん変わっていくビジネスの世界に少し触れることができ,刺激を受けました。常に変化する社会やニーズに対してビジネスをする難しさ、大変さもよく分かりました。グローバルに展開していくための考え方や行動についてのお話は,自分の普段の生活にも役立てられると思いました。

◇WHO神戸センター
・今の時代は,グローバル化が進み,とても世界と日本との距離が近くなっていると実感しました。世界のために活躍できることに憧れはありましたが,現実味がなく,無理だと思っていた自分を変えるきっかけになりました。
・日本では美徳とされる「自分の意見をはっきり主張しないこと」が,グローバルな職場では致命的なることを知りました。そして,世界を相手にするならば,価値観の違いも受け入れて,日本の常識から抜け出さなければならないと思いました。今まで育ってきた場所とは違う常識の中で人と競い合うことは,大変だけれどおもしろそうだと思いました。

 
 
 
  


12:51
2014/10/02

平成26年度企業研修

| by:G-Skill研究班

2014/09/19  企業研修

  生徒一人一人の職業観を育成する活動の一環として,1年生320名が9つのコースに分かれて,県外の延べ18の企業や機関を訪問し,研修を受けさせていただきました。企業とはどのようなところか,働くとはどのような意味があるのか,企業の理念は何か,企業はどのような人材を求めるのか,どの学部へ進めば企業につながるのか等々,さまざまなお話を伺うことができました。各企業の皆様には本当にお世話になりました。お陰様で有意義な研修を受けさせていただき,多くのことを学ぶことができました。以下は各企業で研修を受けさせていただいた生徒の感想の抜粋です。

◇神戸税関
 事前に神戸税関のホームページを拝見していたのですが,実際に伺ってみると,想像していたのとは全く違うスケールの大きさに驚きました。24時間365日私たち国民のために密輸を防ぎ,危険から守ってくれているということを,お話や映像を通して知ることができました。税関職員という仕事は徳島ではあまり関わりがないので,どのようなお仕事をしているのかよく分かっていませんでした。今回の研修を通して,空港での手荷物検査や麻薬探知犬と一緒に働いていること,さらに動植物を絶滅の危機から救うためにも働いていることを知り,とても立派でかっこいい職業だと思いました。税関がなくてはならない存在だと気づかされるとともに,このような誇れる税関という職場で私も働きたいという思いが芽生え始めました。
 今後は,企業研修での貴重な体験を,進路や考え方などに大いに活かしていきたいと思います。


◇住友商事株式会社関西支社
 今回の住友商事での企業研修に,私は特にグローバルや国際化の部分に興味を持って参加しました。私が事前にさせていただいた「日本と関係が冷え込んでいる国と取引するときに大変なことはありますか」という質問に,「働いている人同士は個対個。政治や経済とは切り離して考えるとともに,普段から信頼し合える関係を築く」と答えてくださったことが,とても印象に残っています。どんなときでも壊れないような強固な信頼関係が,ビジネスにおいては必要なのだと思いました。また,その信頼関係を築くには,その国の文化や法律を尊重すること,相手から自分がどう映っているかを客観的に判断すること,さらに,事業投資をしたメーカーにノウハウや人材を投入することで会社の実力を相手に認めてもらうことも重要なのだと分かりました。
 今回お話しくださった中でも,5年間の海外勤務に魅力を感じました。基本的なミッションだけを持って,何も分からない状態で行くのはとても厳しそうですが,現地の人と信頼関係を構築することで0から1をつくることはとても面白そうだと感じました。
 今回のお話をこれからの生活に生かしていきたいと思います。


◇株式会社クラレ倉敷事業所
 特に心に残ったのは,中空糸膜を使ったろ過の実験をさせていただいたり,実際の機械装置による実験を見せていただいたりしたことです。液体を通すだけで泥水がきれいな水になったり,溜まってしまった汚れを空気圧でいとも簡単に取り除いたりできる中空糸膜を見て,とても驚くとともに,貴重な資源である水環境の改善に貢献されていることがよく分かりました。また,電子顕微鏡で傷を見つけ,その傷がついた原因も究明されていることを知り,徹底した安全管理のおかげで安心して水道水を使用することができるのだと分かりました。私も将来,安心して使えるような,人のためになるような物作りに携わりたいです。
 また,敷地内の道路に左右の確認を促す絵があったり,「安全はすべての礎」という言葉が様々なところに張られているのを見て,安全に気をつけることは大切だということがよく分かりました。
 この企業研修で,社会で働くには,挨拶やコミュニケーションなどの基本的なことに加え,高い専門性や独創性が必要だと分かりました。そのためにも,様々なことに興味を持ち,経験して視野を広くしていきたいです。

◇ベネッセコーポレーション
 進研模試や進研ゼミなどで,学生である私たちが普段からお世話になっている貴社を企業研修で見学できると聞いてとてもわくわくしていました。まず社内を見学させて頂いて魅力的に感じたところは,社員のみなさんの生産性を高めるために,①快適である②考える場である③コミュニケーションの場であるように設計されていることです。私たちが自分の夢に向かって考え,創造できるように,まず,それを発信する場である社内が「考え,創造する場」であるのはすばらしいと思いました。
 そして,お話の中でたびたび登場した「常識にとらわれず,何事にもチャレンジしていく」という言葉は,スーパーグローバルハイスクールとしてグローバル化を目指す私たちにとって最も大切だと思いました。幼児からお年寄りまで,この社会で暮らすすべての人々のために考え,創造し,「よく生きている」みなさんの貴重なお話をたくさん聞けて本当にうれしかったです。これからもベネッセのみなさんの期待にこたえられるよう,日々努力し,夢を実現したいと思います。


◇花王エコラボミュージアム
 先日は,お忙しい中,私たちのためにお時間を割いてくださり,本当にありがとうございました。花王に企業研修に行くことになり,事前に調べているときからとてもわくわくしていました。まず,入って,施設内の美しさにとても驚かされました。清潔感にあふれていて,とても気持ちが良かったです。そして,何より感動したのが,笑顔でとても優しく接してくださったスタッフの方々です。とてもていねいに説明してくださったので,エコについての理解をより深めることができました。私も将来,このような接し方ができる人物になりたいと思いました。質疑応答では,「どのような経験をしておくべきか」という質問に対し,「チームワークを大切にすること。そして,素朴な事柄についても疑問をもち,発見していくこと。」というお答えをいただき,私がこれから生きていくうえで大切にするべきことが見つかったと思います。とても充実した経験をすることができました。お世話になりました。


◇シャープ株式会社
 まず,シャープの最新の技術について説明していただきました。4Kテレビは粒子がとても細かく,自分の家のテレビとはまったく違いました。また,見る方向で異なる映像が流れる画面や,自然界に存在するものを研究して生まれたテクノロジーなど,わかりやすく,驚くものがたくさんありました。
 次に,シャープという会社の歴史について説明していただきました。ベルトのバックルから始まり,社名にもなっているシャープペン,ラジオ,テレビ等,現在の日本に欠かせない数々の製品をシャープが作ってきたことを知り,改めてシャープのすばらしさを実感しました。よく考えてみると,自分の家にもシャープの製品がいくつもあり,家の中から宇宙まで本当に幅広い製品を作られているのだと感じました。
 最後に質疑応答の時間を設けていただきました。本当にたくさんの質問にお答えいただき,とてもよい勉強をさせていただきました。創業者の言葉や信念が現在のシャープにまで受け継がれていることがわかりました。人事部の方からいただいたアドバイスにあった「自分のやりたいことを実現できる会社」を見つけ,そこで出会うであろう仲間たちとやりたいことをやっていきたいです。


◇JT生命誌研究館
 講演では生物学について詳しく説明していただき,とてもわかりやすかったです。ダーウィンの進化論には結果が最初からあるという生物思想が印象に残りました。21世紀の課題でもある「物質しかない宇宙に,非物質・非実在を含む因果性がどう誕生したのか?」というのも非常に興味深いです。
 館内見学では,普段見ることができないものを見ることができ,とても楽しかったです。ナナフシなんて森にでも行かないと見ることができないので,たくさん見られてよかったです。ナナフシの再生能力が研究対象になっていると聞き,あの細い体にそれほどの力があるのかと驚きました。また,顕微鏡や虫眼鏡を使っていろんな生物の卵を見たり,さまざまな動物の骨格を見たりと新しい発見がたくさんありました。一番印象に残っているのは生命誌の階段です。38億年の生物の歴史を二重らせんの階段で表現されていてとても壮大なものでした。
 私も将来は何かを研究する職業に就くのもいいかと考えさせられた企業研修でした。
 

◇沢井製薬株式会社
 私は今回の研修で薬を作るという作業は自分が思っていた以上に神経を使うということが分かりました。工場で「GMP」を遵守し,高いレベルの衛生環境を実現しているのを目のあたりにして薬の品質管理の重要性を改めて実感しました。少しでもミスが発生すると患者さんの命をおびやかす原因になりうると思うと,薬を作るという仕事にかかる大きな責任に少し恐怖を感じました。そんな仕事をしている沢井製薬の従業員の方々は本当にすごいと思います。
 沢井製薬で作られているジェネリック医薬品は,新薬のとき苦みや粒の大きさで飲みにくかった薬をコーティングしたり,粒を小さくしたりして飲みやすくしていると聞いてジェネリック医薬品は新薬よりも患者さんにやさしい薬だと思いました。患者さんのことを第一に考えるからこそこのような工夫がされているのだとひしひしと感じました。私は今,薬剤師になりたいと思っています。今回の研修で薬を作る仕事に伴う大きな責任を背負う覚悟をきちんと身につけなければならないと思いました。
 沢井製薬の企業理念である「すべては,なによりも患者さんのために」この言葉を胸に薬剤師になるために日々努力していこうと思います。今回の研修は自分の夢についてよく考えることができた良い体験になったと思います。

◇京セラ株式会社
 見学させていただいた展示室の様々なファインセラミックス製品をみてとても驚きました。「焼き物の性質をそこまで応用させるか」とか「こんな小さいものをきっちりと作れるのか」とか,見ていてとても圧巻で感動しました。きれいに並べられた電子部品やファインセラミックス製品の数々をみて,すごい美しいと一瞬で思いました。正直,日常生活であまり製品や企業名を目にすることはなかなか無かったのですが,お話ししてくださったり見たりして,自分の思っていたセラミックスの領域や京セラの存在感を大幅に上回って,純粋に展示ケースに見とれてしまいました。その活動を支える経営理念,仕事への考え方,能力が100で熱意も100だったとしても考え方が悪しき考え方なら結果はマイナスになるという話を聞いて,なるほどなと思いました。今までの生活の中でも何らかの結果を出すことができたとき,ある程度の能力とか熱意はあったと思いますが,考え方は果たして良かったのかと考えさせられました。この式の通り,よい考え方になればなるほど結果の大きさは上がる。これから部活動や学業などの生活において結果を振り返って,どんな考え方だったのか,良き考え方ができたかをそれぞれ分析し,また,普段から良き考え方で考え行動できるように意識していきたいなと思いました。これまでの自分になかったものが企業研修で得られたと思います。この研修で感じたことを忘れずによりよい考え方で物事に取り組んでいきたいとおもいます。


◇積水ハウス株式会社
 企業研修によって積水ハウスのイメージがとても変わりました。今まで私は,積水ハウスという会社は家のデザインをしているというだけだと思っていましたが,それだけでなく,快適性・経済性・環境配慮という大きな3つの事を考えて家のデザイン,内装,家を建てることを考えていらっしゃるのだと知りました。積水ハウスで学んだことも初めて知ることばかりでした。ペンダントライトを用いると作業しやすかったり,建築下照明を用いると空間に広がりを持たせる事ができ,反射の光なので目に優しかったりと照明の使い方だけでも部屋の印象が全く違い,自分の部屋も工夫してみようかなと思いました。キッチンでも老後を想定して作られたものや,家族で楽しく過ごす事ができるものや,都市型の狭い部屋でのものなどそれぞれの生活スタイルにあったキッチンがありとても楽しかったです。さらに積水ハウスは家の解体時に出るものを最終的には81種にまで分けて建材としてリサイクルされていることを知りました。企業によってそれぞれ多くの工夫をされていることが分かり,より仕事に興味や期待をいだくようになりました。ありがとうございました。


◇よみうりテレビ株式会社
 日常生活の中でよく目にする「よみうりテレビ」の社内に入り見学できると,前々から楽しみにしていました。会社はとても広く,社内のいたるところに工夫が見られて感心しました。報道番組に関わらず,セットや照明には驚くことばかりでした。視聴者のことを考えてセットの小物や壁紙にこだわったり,照明の数や角度など,細かいところまで配慮していました。ほかにも,カメラマンさんがリハーサルの時に色の配色など綿密に確認されていました。その姿はとても生き生きとしていて,私もこんなふうに仕事と向き合いたいと思いました。
 印象に残ったのは,ミヤネ屋のスタジオに入ったことと,スポーツ中継車を見たことです。ミヤネ屋はテレビでも見たことがあり,実際のスタジオに入り見学ができて嬉しく,とても貴重な体験でした。スポーツ中継車は3台1セットで現地へ向かうそうです。車1台がとても大きく,迫力があり驚きました。その中でも特に,映像を担当する車が印象的でした。車内にはたくさんの画面があり,その中で作業していると考えると想像がつきませんでした。
 社内見学はとても楽しく貴重な体験でした。見学する中で,1つのテレビを作りあげるのに携わっている人の多さや,手間がわかりました。自分の知識や技術でテレビを作り,テレビによって視聴者にそれを届けることができることはとても魅力的に感じました。企業研修をきっかけに,自分が興味ある仕事について,もっと調べたいと思いました。


◇日本銀行大阪支店
 まず入った瞬間に驚いたことは,警備が厳重ということです。金属探知機をくぐるときは大変緊張しました。金属探知機を抜け,施設の中に入っていくとすごく綺麗だと思いました。この綺麗な施設を見ているとリラックスできました。
 私は日本のお金は全て日本銀行で作られていると思っていました。しかし実際は国立印刷局で作っていると聞き驚きました。また,紙幣を4の倍数になるように積んでいることも初めて知りました。偽札が含まれていないか,傷んだりしていないか,お札の量や種類は正しいか,汚れてはいないかと紙幣を1枚1枚調べていく鑑査というものは,とても大変だと思いました。
 次に営業室に行きました。ここでは,「銀行の銀行」,「政府の銀行」,「発券銀行」の3つに窓口を分けていました。この営業室には,柱が1本もありません。私は説明される前までは美しく見えるからだと思っていました。しかし,実際は死角を無くすためだったことに驚きました。
 このように,日本銀行大阪支店には,見ているだけでは気づくことのできないセキュリティーの工夫がたくさんされており,安心して人々がお金を預けられると思いました。この見学をもとに自分の将来について考えていきたいと思います。


◇大阪取引所
 今回の研修で,大阪取引所の歴史や役割についてよく知ることができました。聞いたお話のなかで驚いたのは,昔はハンドサインを使って売り買いや数量,銘柄,会員名などを表していたということです。何人もの人が言い合って聞こえないから,手を使って表したということは,すばらしい考えだと思いました。また,一日に1~2兆円のお金が動くと知って,私には考えられない額だと思いました。仕事でつらいことは,時代の変化に対応しなければならないこと,勤務時間が長いことだと聞き,とても大変そうだと感じました。大阪取引所は,東京証券取引所グループと経営統合を行ったことを事前学習で調べていましたが,統合したときの引き継ぎにかかった期間がおよそ2年と,長い時間がかかったことも知ることもできました。今回の企業研修で,グローバル化が進んでいることを改めて感じました。CSR活動でこれからしたいことは,株式市場を多くの人々に理解していただくことだということを聞いたので,私もさらに様々なことを知っていきたいと思いました。


◇WHO神戸センター
 私はこの講演を聴いて,国際社会に貢献できる仕事に更に興味を持ちました。私はずっと海外に行ってこそ発展途上国のために何かできると思っていましたが,日本でも世界のために活躍している人たちがたくさんいること,日本にいても国際協力ができることを知って,私の選択肢がまた増えました。これからもたくさん知らないことを知って,様々な選択肢を持ちたいです。国連機関は絶対的権力を持っているのかと思っていましたが,加盟国に国際的プレッシャーしか与えることはできないのだと知り,もう少し権力があったらと思いました。また,日本は世界に比べて健康基準が高いにもかかわらず,利害関係のために,たばこの制限等が他の国に比べて緩いことに少しびっくりしました。人間は不老不死になることは無理だと思うし,ウイルスがなくなることもないと思います。だから,多くの人たちが,主に子供達が,少しでも長生きできるように,健康と言える状態が一秒でも多く保てるように,これからの社会を作っていく私たちが貢献していきたいと思います。利害関係など越えて世界の人々が手を取り合って,生きていてよかったと思える人生をプレゼントしたいと,この講演を聴いて改めて強く思いました。本当に大変ためになる有意義な講演でした。


◇JICA関西
 今回は特に青年海外協力隊のことが印象に残りました。以前から,青年海外協力隊に関心があったものの,具体的な話を聞くことができる機会がありませんでした。今回実際にお話が聞けて良かったです。いっそう興味がわきました。また,東日本大震災では,私の予想を超える数の国々から支援を受けていることを知り,国と国との「絆」を感じ感動しました。また「どういうボランティアに参加すべきか。」という生徒の質問に「自分の関心があるものや好きなものがよい。」と答えて下さいました。確かに,何かにやみくもに挑戦するよりは,興味を持ったものに参加する方が楽しくボランティア活動ができると思いました。また,国際的な職業に就くには,英語力と柔軟性が必要だと聞き,普段から英語を使ったり,様々な人と話してみようと思いました。
 まだまだ世界では紛争をしている地域がいくつもあるし,テロも起こっています。いろいろな理由で傷ついている幼い子供達を,いつか私も支えていけるような人間になれるように頑張ろうと,今回の研修で改めて思いました。


17:11
2013/10/07

平成25年度 企業研修

| by:企画・研究課

2013/09/20  企業研修

  生徒一人一人の職業観を育成する活動の一環として,1年生320名が9つのコースに分かれて,県内外の延べ18の企業を訪問し,研修を受けさせていただきました。企業とはどのようなところか,働くとはどのような意味があるのか,企業の理念は何か,企業はどのような人材を求めるのか,どの学部へ進めば企業につながるのか等々,さまざまなお話を伺うことができました。各企業の皆様には本当にお世話になりました。お陰様で有意義な研修を受けさせていただき,多くのことを学ぶことができました。以下は各企業で研修を受けさせていただいた生徒の感想の抜粋です。
 
①神戸税関
  神戸税関の企業研修はとてもわかりやすく,展示されているものを見ることもでき,よい体験ができました。私は,麻薬などの違法なものがどのように密輸されているのかに興味がありました。研修のときに見せていただいたDVDの中で,板と板の間から大量の麻薬が出てきた映像にはとても驚かされました。また展示されていたものの中で,野球のバットやタイヤの中という細かなところにまで薬物をいれて国内に持ち込もうとする行為は信じられませんでした。時代が移り変わることによって国内にも持ち運ばれてくるものが変わる,というのはとてもおもしろいと思いました。今ではMDMAが多いということ,かつては拳銃が違法輸入されていたということを知ることができてよかったし,勉強になりました。また中国からのコピー商品,ワシントン条約により規制されているものなど,麻薬等以外でも規制されることを知って驚きました。たくさんのことを知ることができた研修でした。ありがとうございました。



②住友商事関西ブロック
  住友商事の商社マンの人たちが常に心においている,住友商事グループの経営理念・行動指針に則ってビジネスを進めていくところから住友商事の400年の歴史を感じました。ただ単に海外の有力なビジネスパートナーと手を組んで事業を成功に結びつけるのではなく,常に環境,組織の決定や活動で影響を受けることを正確に読み解いて,社会的責任を忘れることなくビジネスを進めていくことは住友商事のような商社にしかできないことだと感銘を受けました。たとえば,お話してくださった話の中にあったように,海外でのビジネスを進めていく際には,第一に現地の人たちや環境のことを考えるといったことがありましたが,住友商事のような立派な商社はそうした原点を忘れないのだと感動しました。これからますますグローバル化が進むと思いますが,これからの社会を生きていく私たちにとって,とても大切なことを住友商事の方々から学ぶことができました。本当にありがとうございました。



③ベネッセコーポレーション
  私がベネッセに行って,一番学んだ事は,「自分から挑戦することの大切さ」です。グループワークを通して,4人の社員の方の仕事の話を聞いて,4人ともこの大切さを言っていました。自分の考えをオープンにすることや,まわりに答えを求めて受け身にならずに,自分から挑戦することで成長できるということを知りました。学校で学んだことを自分がどう生かすか,夢が叶った時もうれしいけれど,夢に進む過程をも楽しむということも大切だということも知りました。お客様の声を聞いたり,実際の学校をまわることによって,個人も,企業も日々成長しているというところも魅力的だなと思いました。これからベネッセさんの言うとおり,自分で考え自分で行動できるような人間になりたいです。この企業研修で多くの大切なことを学びました。とても感謝しています。


 
④カバヤ食品
  今回の研修で,それまで持っていたお菓子メーカーのへの意識ががらりと変わりました。今まで僕は,お菓子メーカーといえば商品を販売することを考えていると思っていました。しかし,今回カバヤ食品を訪問させてもらって,カバヤ食品の企業理念が「お菓子を通じて子どたちに夢と文化をそして健康とメルヘンを提供し続けたい」というもので,社員の皆さんが消費者のことを考えてくれているんだなと思って,とても魅力を感じました。カバ車を走らせたりカバガラスなどのキャラクターを作ったりなど,お菓子をつくること以外にもいろいろな工夫をしているんだなと思いました。お菓子は景気の影響を受けにくく,売り上げが安定しているとはいえ,何十年も企業が続いているのは,そのような工夫があってこそだと思いました。最後に企業の方に「高校生のうちに何か一つのことに一生懸命になり,それを継続してほしい」と言われました。カバヤ食品のように,周りの人々の幸せをつくることができるような人間になるために,さまざまなことに一生懸命になりたいと思いました。

 

⑤花王エコラボミュージアム
  企業研修で「花王」を訪れて最も驚いたことは,エコ,環境への配慮を常に考えて工夫をしていることでした。容器をコンパクトにして運送時のコストやCO2排出の削減をしたり,工場排水を徹底的にきれいにしてから自然に帰すなどといった取り組みは,本当にすごいものだと感じました。これだけ多くの環境対策を行っているのを見て,自分の生活では全く環境への配慮ができていないんだと実感させられました。また,洗剤などに使われている界面活性剤の原料のヤシやいろんな植物を見て,自然の力の大きさを強く感じると同時に,温室でのきめ細やかな管理は本当にすごいものでした。仕事をする上で,コミュニケーション能力などの人間性が重要だという話も聞くことができ,とても自分のためになったと感じました。


⑥シャープ歴史・技術ホール
  僕は,昔からいろんな電子機器やその技術に興味をもっていましたが,今回の研修を経て,より一層そのおもしろさと奥深さを知ることができました。歴史館では,いろんな試行錯誤を繰り返しながら小型化されたり便利になっていった製品を見て,目のつけどころの鋭さを感じ,技術館では,他社には真似できないような驚きの最新技術を目にすることができました。また,「自分で考えて解決する」「他人に頼らない」という方針を知り,「大企業」という大きさで隠れてしまいがちな自己主張の力を引き出すもとになると思いました。今回の企業研修は今まで知らなかったことばかりで,とても楽しんで学ぶことができました。この経験を活かして,今後の進路選択や目標の達成に役立てることができるように頑張りたいです。

  今回の企業研修では,日本が世界に誇る最先端の技術を見せていただきました。ナノ単位の凹凸を作って,屈折率を上げ光を吸収させるモスアイフィルムや,光の三原色である赤・緑・青の他に黄を付け加えて,明るくみやすくしたテレビなど使う人のことが考えられた製品ばかりで,革新的かつ消費者の興味も引くすばらしい会社だと思いました。シャープペンシルやラジオを作った創業者の早川徳次さんのこともうかがうことができて,とても勉強になりました。これからの生活で,シャープで教わった「良き友をつくる」,「良き本を読む」,「心と体を鍛える」を目標にして,様々なことに挑戦していきたいと思います。今回は企業研修でたくさんのことを学ばせていただき,本当にありがとうございました。



⑦JT生命誌研究館
  生きものが大好きな僕にとって,JT生命誌研究館は,まさに夢のような場所でした。DNAのような難しい話になっても,模型や解説を見るととてもわかりやすく,身近に感じられるようになりました。今回の研修で見ることができたのはほんの一部だけでしたが,その一部を見せていただいただけで,生命の神秘を存分に感じることができました。これらの神秘をひとつひとつ紐解いていたのは,研究者の皆さんの飽くなき探究心なのだろうと思うと,研究にかける情熱はすごいなあとつくづく思いました。また,小田広樹先生のご講演も非常に興味深い内容で,教科書にも載っていない,学校でも絶対に教えてくれないようなものばかりだったので,知的好奇心が刺激されっぱなしでした。今回の研修で,僕にも研究者の道が開けた気がします。このたびは本当にありがとうございました。



⑧武田薬品工業
  薬が製造されるまでのたいへんさが想像以上だったことに大変驚きました。新薬の開発ともなると,9年から17年もかかると知って,製薬の難しさを痛感しました。武田薬品の薬は高品質だということは以前から聞いていたので知っていましたが,それを実現するための努力と工夫がまさかそこまでだとは思いませんでした。特に,錠剤の製剤時には㎎単位で量っているところがすごいと思いました。また,コンピューターだけでなく人間による二重の管理のおかげで,私たちは安心して薬を服用できるのだなあと思いました。講演を聴いていると,薬を作ることは責任重大で大変そうだという気持ちを持ちましたが,「やりがいは何ですか」という質問にお答えしていただいたときに,「チーム全員で協力しあって得られる達成感です」ということを聴いて,製薬のお仕事に大きな魅力を感じるようになりました。今日は,工場を見学させていただいたり,製薬の仕事に携わる人の講演を聴いたりという,貴重な体験ができて本当によかったと思います。この体験を活かして,日常生活や進路選択に役立てて行こうと思います。


  
  僕は武田薬品で話を聞いて製薬というものは,とても難しいものなんだと知りました。1つの新薬を売るまでには何年もかかることを知って,1つの薬が売られることにはとてもすごいことなんだと思いました。僕は研究者になって新薬を開発することが将来の夢です。武田薬品が中枢・循環・癌・消化器系の4つにしぼって開発しているというのを聞いて,どれも大変興味深く,僕もやってみたいというものばかりでした。きっとこれらの薬を開発するのはとても大変だろうけど,試行錯誤をしながら作っていけるのならとてもやりがいのあるものだと思いました。そしてその薬で人の命を救うことができるのなら,こんなすばらしい仕事はないと思いました。学生のうちにしておく勉強は「英語」と「広く物事を知ること」と「体力をつけること」だとおっしゃっていたのでこれからがんばろうと思いました。特に広く物事を知るということは大事なんだということを初めて知りました。僕の知らない世界はまだまだたくさんあると思うのでいろいろなことに興味を持っていきたいと思いました。そして今回の企業研修で学んだことを生かして社会で役立つ人間になりたいと思いました。


⑨京セラ
  今回の研修で,強く心を惹かれたものが2つありました。1つ目は「人を大切にする」という経営理念です。不景気の中でも失業者を出さずに,社員一同力を合わせ逆境を乗り切ったという話を聞いたとき,この会社は素晴らしい社会の一部なのだなと感動しました。部活動や運動会があるいう所もまた魅力を感じました。そして,2つ目はファインセラミックなどの企業独自の技術をいかし,自然エネルギー資源という果てしなく無限大の課題へ取り組んでいるところです。「創」「省」「蓄」エネをテーマに掲げ,様々な新しい可能性へと突き進んでいくような印象を持ちました。とてもかっこいいと思います。京セラという1つの社会に強く憧れがわきました。今回の研修で学べたことをこれからの進路選択にいかせるよう,努力したいと思います



⑩積水ハウス
  積水ハウスでは,納得工房で大変わかりやすい説明と同時に様々な体験ができ,とても充実した時間が過ごせました。特に階段のところが印象に残っています。建築基準法であれほどの段差が許されていることにも驚きましたが,上から見ると放物線のように見える階段もあって,階段の様々な種類を見ることができ勉強になりました。また,3つのモデルがあったリビングも印象に残っています。一番最初に行った和の部屋が自分は一番好きでした。それにしても,リビング一つをとってもあんなに違いがあることに感心しました。そして最後に行った体験コーナーでは普段できないような体験ができました。妊娠している女性の気持ちがよくわかったし,人生で初めて車いすにも乗りました。この貴重な体験は一生忘れることがないと思います。他にも様々な照明による部屋の雰囲気の違いを見せてもらったりと,様々な体験ができました。この経験を忘れることなく,これからの進路選択の参考にもし,今日得た知識をこれからの生活でいかしていきたいと思います。




⑪よみうりテレビ
  よみうりテレビでは,実際にテレビで見ている「ミヤネ屋!」などのスタジオや,中継車,大道具室などを見せていただき,驚くことがたくさんありました。スタジオが思ったより狭く,天井にはライトが150以上もあることや,遠近法を使ったセットでテレビではとても広い空間に見えることなど説明していただき感心しました。中継車はとても大きく,カメラが最大20台も入るそうです。実際の中継には中継車・音声車・運搬車の3台の車で移動すると聞き,テレビってやっぱりすごいなあと思いました。働いていらっしゃる方たちはとても忙しく走り回ったりもしていましたが,生き生きして楽しそうでした。やりがいを感じて働いているのだと思います。今まで,テレビに映っているタレントにしか注目していなかったけれど,その裏側で,番組制作にはたくさんの人が関わっていることがわかりました。今まで知らなかった貴重な勉強ができ,とても楽しかったです。




⑫日本銀行大阪支店
  私は中学の修学旅行で東京の日本銀行を見学したことがあったのですが,今回は営業についての説明など,より詳しく知ることができてとても興味深かったです。日本銀行がどのようにして利益を得ているのか,発行できるお札の上限が決まっているのかどうかなど,疑問に思っていた点も今回の研修で知ることが出来ました。また窓口が「銀行の銀行」「政府の銀行」「発券銀行」と分かれており,営業窓口にはセキュリティーのため死角をつくらないように柱が一本もないことや,センター試験の受験料,交通罰則金は日本銀行の窓口でも支払えることも初めて知りました。最後の質疑応答では,日本銀行の金融政策についても教えていただき大変勉強になりました。今後,金融政策で日本の景気が良くなるといいなと思いました。


⑬日亜化学工業
  工場に関する知識のあまりない私でも理解しやすく,かつとてもおもしろい研修でした。また,現代を生きる若者として本当に必要なものが何なのかということを学ばせていただいた研修でもありました。高輝度青色LEDは日本を代表する製品であり,またその青色LEDを開発したのは日亜化学工業であるということは前々から知っていました。しかし,年末に青色LEDを開発し,年明けの1月にはもう量産を始めたという事実を研修で初めて知り,改めてその凄さを思い知らされました。また,それに留まらず次々とLEDの色を発現させ製品化する日亜化学の飽くなき探究心と情熱こそが現代の若者にかけているものなのではないかと思いました。今回は研修をさせていただき誠にありがとうございました。

⑭大塚製薬
  まず,大塚製薬について教わりましたが,最初から最後までとてもわかりやすく,集中してお話を聞くことができました。前々からなぜ大豆に関する商品に力を入れているのか気になっていたのですが,今回の企業研修で謎が解けました。薬一つ開発するために多くの時間を要すると聞き,私たちが当たり前のように買い当たり前のようにその効果を得ている薬にも多くの人々の努力や苦悩が隠れているのだと知りました。人々の健康のために尽力する大塚製薬という企業が故郷の徳島に創立された企業であることを誇りに思います。私も,常識にとらわれない考え方と世界に望んでいくことができる知識や経験を身につけたいと思います。今回は研修をさせていただき誠にありがとうございました。
  


14:40
2012/11/06

11/1 1年生進路説明会,企業研修報告会等

| by:1学年

11月1日(木)6/7限 1年生学年集会
 進路説明会と来年度のコース・科目選択、さらに企業研修の報告会がありました。
 最初に進路についての考え方や大学入試についての話があり、新課程最初の学年で入試内容も旧課程と異なるということ、自分の将来像をしっかり考えることが大切であるという内容でした。
 次に、文理コース対象の文理選択、全コース対象の科目選択の説明があり、大学等の入試科目を各自がHP等で調べるとともに、担任との面談や親子での話し合いなどを通して慎重に決定して欲しいという内容でした。
 最後が9月21日に実施した企業研修の報告会で、代表生徒16名による発表がありました。研修内容や感想が中心でしたが、企業の方々が研修の中で話された言葉が特に生徒たちの印象に残ったようです。発表内容も素晴らしい報告会でした。


 

 
 
 


10:46
2012/10/11

平成24年度企業研修

| by:1学年

2012/09/21  企業研修

 生徒一人ひとりの職業観を育成する活動の一環として,県内外の企業や官庁を訪問させていただいて,企業研修を受けました。企業とはどのようなところか,働くとはどのような意味があるのか,企業の理念は何か,どの学部へ進めば企業につながるのか等々,多くのことを学ぶことができました。昨年度までは秋季休業中に実施し,任意の参加でしたが,今年度からは全員参加の行事になりました。1年生319名が9つのコースに分かれて,18の企業・官庁を訪問させていただきました。ふだんは大企業の研究職や総合職,管理職の方々のお話を聞く機会はありませんが,すべての企業・官庁で有意義なお話を聞くことができました。以下のものは,各企業で研修を受けさせていただいた生徒の感想の抜粋です。

①神戸税関
 神戸税関を見学させていただいて,税関の重要な役割について知ることができました。税関の歴史は古く,江戸時代末期の開国と共に神戸運上所として設置されて以降,140年以上の歴史があると知って,税関の役割が長年にわたって重要であると感じました。また税関は,その名のとおり「税」の役割と「関」の役割があるということもわかりました。公正な「税」を課税することにより,国内産業を保護したり,密輸入される危険物を「関」として取り締まることによって国内の治安を守ったり,コピー商品を取り締まることによって知的財産権を保護したり,ワシントン条約既製品を取り締まることによって貴重な動植物を保護したりと「関所」としての役割を果たしていることがわかりました。
 神戸税関の建物を見学して,日本の近代化の象徴ともいえる立派な建物だったことに感動しました。また,説明して下さった方が「税関職員としての役割は,よりよい社会のために危険を水際で防ぐこと」とおっしゃっていたことから,国を守るために一生懸命働いていることがよくわかり,素晴らしいと思いました。


②住友商事関西ブロック
 今回の企業研修の説明の中で,最も印象に残っているのは「日本の良さをわかっている社員こそが本物のグローバルな人材である」という言葉でした。
 海外駐在の社員に対して,日本と違って治安の悪い場所もあるので社員の安全に気をつけたり,発展途上国の社員にはビデオを送るなどの支援を行ったり,細かいところまで配慮されていることがよくわかりました。その反面,駐在した国の文化や歴史を学び,日本ではできない多くの経験ができるのでとてもやりがいのある仕事だと思いました。言語の違いや文化の違いから語学力とコミュニケーション能力はとても重要で,特にTOICEが600点以上必要ということから,やはり国際的に活躍されている企業だと実感しました。
 社内でも多くの部署があり,多くの国とのつながりがあるので,迅速かつ正確に連携をとるのは非常に難しいけれど,“人が命”,“信用第一”を一人ひとりが心掛けているというのを聞いて,高い意識を持って仕事されていることがよくわかりました。
 今回の研修で,日本の文化と他国の文化を理解し,誰からも信用される人になりたいと思ったし,自分も住友商事のような会社で働いてみたいと思いました。いろいろなことを知ることができてとてもよい経験になりました。

③三菱自動車水島製作所
 今回三菱自動車製作所を訪れて,安全を確保しながら人と地球にやさしい車づくりが行われていることに魅力を感じました。体の不自由な人でも乗りやすい車や電気自動車,プラグインハイブリッド,ハイブリッドカーをつくっていること,プレス工場で出たスクラップを再利用していることを知ることができました。
 また,水島製作所ではかつて戦闘機をつくっていたことや,世界でも例の少ない一貫生産工場であることは全く知りませんでした。一番印象に残っているのは,求める人材像についてのお話です。何か特に秀でていることがあって他者から必要とされ,求められる人であること,また与えられた範囲の事だけにとどまらず,それ以上のことができる人であることが大切だとの事でした。このお話を聞いて,今何をしなければならないのか判断する力と,自分の良いところを強みに変えていくことが必要だと感じました。これから企業に必要とされる人材になるために考えて行動していこうと思います。


④ベネッセコーポレーション
 私は,ベネッセといえば,「通信講座や模試」というイメージしかありませんでした。しかし,そのような教育だけでなく,育児や介護,金融,食材宅配などのさまざまな分野で幅広い年齢層の方と密接に関わっていることを知り,ベネッセがとても身近な存在に感じられました。
 また,社員の方の「仕事」についてのお話では,実際の業務内容を直接聞くことができ,「一つ一つのことを着実に進める力」や「物事に柔軟に対応する力」,「コミュニケーション力」など,企業で働くためには多くの力を身につける必要があることがわかり,とても勉強になりました。
 今回の研修は,美しい社内を見学したり,働いている方の生の声を聞いたりと,大変有意義なものになりました。これから,自分の将来について考えていく中で,今回の経験を十分生かしていきたいと思います。


⑤シャープ歴史・技術ホール
 歴史・技術ホールを見学して,歴史のコーナーでは,創業者の早川徳次氏が小学2年生までしか通えていないにもかかわらずラジオを分解して研究し,日本初のラジオを完成させるなど,波瀾万丈な人生に,驚き,感心させられることばかりでした。技術のコーナーでは日本初の家電をたくさんシャープさんが発売しているのだとわかりました。中には両面テレビ画面のブラウン管テレビや,ユニークな商品がたくさんありました。「人にまねされるものをつくれ」という信念が家電を見学して伝わってきました。プラズマクラスターや太陽電池などすごい技術,商品の説明がよくわかりました。マザーガラスの再利用など,いろいろな面で地球環境にも心がけているところがすごいと思いました。
 また,私たち高校生が何をすべきか,シャープという企業はどのような企業かわかりやすく説明していただきました。お話を聞くまでは自分たちがしていることは本当に意味があるのだろうかと思っていましたが,仕事をしていくためには必要不可欠であることがわかりました。シャープに行くことができて本当によかったです。



⑥花王エコラボミュージアム
 花王エコラボミュージアムを見学して,人の生活の向上のための新商品開発と自然環境の改善のどちらにもまっすぐ向き合っていることに感銘を受けました。工業廃水が魚が住めるくらいきれいで,自然への配慮に尊敬しました。また,商品の運搬用の段ボールの工夫で,使用段ボールの大幅な削減や運搬のためのエネルギーの削減につながるなど,小さな工夫が大きな結果につながることを実感しました。エコな取り組みについて楽しく学ぶことができ,自分の生活も改善していきたいと思いました。
 私は将来の仕事として商品開発にも興味を持っています。知識も必要であるがコミュニケーション力や,グローバルな視点,一つのことに挑戦し続ける姿勢などが必要であることがわかりました。これからの学生生活に生かし,たくさんのことを学んでいこうと思います。


⑦武田薬品工業
 武田薬品では,工場見学とビデオを拝見して,お話を聴きました。工場見学では,思っていたよりも大きな機械がたくさんあり,驚きました。錠剤になる粉末の秤量や注射液のチェックは今でも人の手や目で行われていることを知り,大変だと思いました。また,フィルムコーティングの過程では,錠剤ひとつひとつに欠陥がないか調べるためにたくさんのカメラ・センサーでチェックしたり,フィルムは水の品質をあげてつくっていたり,知らないところで安全性を追求していました。
 ビデオ視聴では,武田薬品のことについて分かりやすく知ることができました。共創にして,同じ専門の人々で情報交換しやすくしていることや建物の造りなどから省エネしていたり,働く人々が働きやすい環境づくりをしていました。人の命にも関わるような仕事なので大変だと思うけれど,とてもやりがいのある仕事であると思いました。学んだことをこれからの進路選択に生かしていきたいです。


⑧JT生命誌研究館
 生物については,高校で習っていなかったので,原腸形成という言葉は知りませんでした。だけど,講演はとても面白かったし,楽しみながら理解できました。特にすごいと思ったところは,元々皮膚だった場所が神経になるということでした。そして,卵を眉毛で切ったり,寒天に埋めたりするというアイデアには本当に驚かされました。イモリの研究で聞いたことで,両生類にとって0.5%の塩水が都合よいということは初めて聞いて衝撃的でした。今世界で知られている虫の種が3%であるということにも驚かされました。展示されている物はどれも興味深く,もっと見ていたかったです。
 JT生命誌研究館で働いている人たちは,自分の研究に誇りを持っているように感じました。今回の企業研修では,何よりも生き物を好きになりました。本当に貴重な体験となりました。


⑨京セラ本社
 今回の研修では,地域の発展のために活動している京セラの一面を見ることができました。京都サンガF.C.のサポート,美術館の無料開放,京都賞の創設など,地域のための貢献活動を活発に行っていることを知り,グローバル企業として成長しながらも地域貢献を大切にしている姿勢に感銘を受けました。
 また,この研修では「発言すること」がいかに大事かということも学びました。自分の意見を持っているだけではなく,それを周りの人たちへ伝えること,自分から話すということができる人が企業に入ってもどこへ行っても求められるとのお話をしてくださいました。私は普段それほど自分から話したり人前で発言したりすることはないので,このお話を聞いたとき,とても考えさせられました。今回の研修は,いろいろなことを考え,経験し,非常に充実したものとなりました。経験したことを将来に生かしていけるよう頑張りたいです。

 
⑩積水ハウス・納得工房
 私は自分の「家」が大好きです。落ち着けるし,家に帰って一休みすることで明日も頑張ろうという気分になれます。そんな家づくりに以前より興味があったので,今回の企業研修は本当に楽しみにしていました。
 実際の研修で,ただ単に「家」のことだけでなく,その「家」が与える環境への影響も考えて最高の「家」を提案していることが分かりました。また,納得工房を体験させていただいて感じたことは,住む人のニーズに沿った家づくりが大事だということです。様々に工夫された展示があって,家づくりはゆっくり吟味することが大切だと思いました。誰もが住みやすい家,環境にやさしい家への日々の研究・開発によって,今,私たちが居心地よく生活できているのだと思います。私も将来は,人が幸せな気持ちでいられるようなお手伝いができる仕事につきたいと思いました。


⑪よみうりテレビ
 今回の研修で,普段何気なく見ていたテレビ番組が視聴者の人々を楽しませるために,細部にまでこだわって作られていること,ニュース報道のスタジオでは,テレビの画面越しでは分からないようなことを知ることができました。見学に来た人だけが分かるような工夫があったりもして,とても楽しく見学できました。
 また,実際に仕事をしている人がいるという環境で研修させていただいたことで,その雰囲気に触れることができ,仕事というものに対する関心が高まりました。働くことは大変だと感じる一方で,真剣に自らの仕事を行う方の姿を見て,私もあのように,将来就いた仕事に取り組みたい,そして,自分の仕事に誇りの持てる人になりたいと感じました。
 一つのテレビ局の中でも,様々な仕事があるのを見て,たくさんの職業があることも感じましたし,大変貴重な経験ができた研修でした。


⑫日本銀行大阪支店
 学校でお金の仕組みや日本銀行の役割などを学びましたが,親近感がわかず未知の世界のようなものになっていました。しかし,今回の企業研修で,日本銀行の歴史や仕事のことを詳しく丁寧に教えてくださり,お金に興味を持つようになりました。
 一番驚いたことは,紙幣には,偽造されないように何カ所にも工夫がされていることでした。私は紙幣が透けて見えることしか知らなかったので,少し得した気分になりました。周りの友達にも教えてあげようと思いました。
 私は,日本銀行で働いている方々が,とても真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。黙々とそれぞれの仕事をされていて,私にもこれくらい一生懸命勉強をしたり,将来は,これくらいに姿勢で仕事に取り組んでいきたいと思いました。

⑬大阪企業家ミュージアム
 企業家ミュージアムには105人の企業家が展示されていると知って驚きました。よく名前を聞く企業の創始者が誰かわかってとても勉強になりました。
 105人のうちの何人かの企業家の話を聞いて,共通点はないか考えてみました。そして,二つの共通点を発見しました。一つは,失敗してもあきらめずに挑戦し続ける根気のよさです。そしてもう一つは,考えたことを行動に移せる行動力です。失敗を恐れずに挑戦し続けることが大切であると思いました。
 また,小林一三さんの,「平凡なことを忠実に実行できないような若者は,将来の見込みはない」という言葉が心に残っています。
 学生である今は,失敗を恐れず,いろいろなことに挑戦し,提出物の期限をきちんと守るなど基本的なことをしっかりできるように心がけようと思いました。


⑭セシール
 母がセシールを利用していることもあり,私は今回の企業研修を楽しみにしていました。志度ロジスティクスセンターは敷地が広く自然も多い場所にありました。社員の方々が挨拶してくださって気持ちが引き締まりました。そして,ラインの見学をしていたときに従業員の方々がわざわざ手を止めて挨拶をしてくださったことにとても感激しました。
 見学が終わったあとの質疑応答は,質問を出し合って,“一緒に考える”という形のものでした。自分たちのお気に入りの店の特徴を出し合って,それらを通信販売に置き換えると何になるのかを考えました。その答えはお客様に対する気づかいであり,それをすることが通信販売にとって信頼を得ることにつながるということが分かりました。私たちの研修のためにセシールの方たちがいろいろな工夫をしてくださったことを大変うれしく思いました。今回の研修で通信販売についての認識を深めることができ,セシールさんに企業研修で訪問させていただき本当によかったと思います。

⑮日亜化学工業
 光の三原色を用いて、青色LED+蛍光管=白色LEDという公式が成り立つことに驚きました。やりがいと収入の両方を求めず、一方だけを求める。やりたい職と自分が出来る職は必ずしも一致しない。など現実の社会の厳しさも教えてもらいとてもためになりました。
 「シミュレーションで満足するな、体を動かせ」「しっかりした動機をもって職に就け」などの名言に心を動かされ、自分もこのように強く生きていきたいと思います。知識だけの人間にならず、知識+経験によって生まれる知識をたくさん持った人間になれるようにこれからも様々なことに挑戦していこうと思います。


⑯大塚製薬板野工場
 大塚製薬の企業研修はとても楽しかったです。特に商品の製造過程を見られたことはとてもおもしろかったです。よく見かける粒剤やニュートラシューティカルズの製品が作られているのを見て,想像していたよりははるかにすごいと驚きました。また,説明の時には,今まであまり知らなかった大塚製薬の歴史や商品,大塚らしさを詳しく知ることができてとてもよかったです。また環境に優しいということで工場の敷地が公園のように緑豊かなことに驚きました。
 また,大豆がさまざまな問題を解決してくれるというソイ+ソリューション=『ソイリューション』という言葉や,99,95%ゼロエミッションなど,環境問題や自然に対する力の入れ方がすごいなあと感じました。それらのことについて,工場を見学しながら説明を順番にしてくださったので具体的によく分かりました。SOYJOYが袋詰めされているのをみて「ここで8カ国分のSOYJOYがつくられているのだなあ」ということを改めて実感しました。
 大塚製薬にて研修させていただき多くのことを学び,これからの進路決定に役立てていきたいと思います。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

 
 


16:42
2010/09/30

企業研修

| by:Web担当者

 1年生では,総合的な学習の一環として県外の企業研修を実施しています。関西にある企業を訪問して,担当の方の話を聞いたり質疑応答を行い,有意義な1日を過ごしています。次のものは,平成22年に訪問した企業とその際の生徒の感想の抜粋です。

① 積水ハウス総合住宅研究所


 積水ハウスの総合住宅研究所では、一般の住宅展示場とは違い、住宅の本質について考えることができました。「生涯住宅ゾーン」では、足の不自由な人、車いすの人、妊婦さんの立場になって初めてその大変さを実感すると共に、障害者の方たちのためになされている様々な工夫にはとても驚きました。
 また、「キッチンゾーン」、「照明ゾーン」「収納ゾーン」の住まいの工夫に対する考え方には、新鮮さを感じました。このようにたくさんの発見があった納得工房での体験はとても充実していました。将来の職業選択の幅が広がると共に、このような研究・開発の一員に加わってみたいとの思いが強くなりました。


② シャープ歴史・技術ホール
 私たちは、普段電気製品を購入するときに、電気店で各製品の良い点や使いやすさなどをよく比較している。しかし、製品ができるまでの歴史や技術者の苦労に思いを馳せることはない。今回の見学で、どの製品にも誕生した瞬間があり、新しい技術を開発した名前も知られていない技術者がいることが分かった。
 シャープの誕生から、多くの日本初・世界初となった技術の展示、さらには今現在シャープが取り組んでいる研究開発の内容を見学することができた。世界初の電卓の耐久テストでは、灼熱の部屋と極寒の部屋を行き来したという説明を聞き、普通に使っている電気製品一つ一つには、そのようなストーリーがあることに気付いた。今回の研修では、「シャープのもの作りの遺伝子」を知ることができ、将来は自分も「もの作りの遺伝子」を継承する一人になりたいと思った。

③ 武田薬品工業大阪工場
 日頃、私たちが安心して使っている医療用医薬品が生産される過程を実際に見ることができ、驚くことがとても多かったです。異物混入を防ぐための工程や、フィルムコーティングの仕方も錠剤の種類や国によって変えるなど、患者が飲みやすいように工夫されていることを説明して下さり、企業の研究・開発に対する取り組みや努力を知ることができました。1万7000分の1という確率でしか完成しないという新薬開発が難しい分野にもかかわらず、全世界が取り組む医療問題を支援する製薬という仕事のやりがいを感じました。この貴重な体験を今後の自分の将来に生かし、日本だけでなく世界にも目を向けられるようにしていきたいと思います。

④ JT生命誌研究館
 今回、JT生命誌研究館を見学して、生物学というものは、小さいものから大きいものまで、とても範囲の広い学問なんだということがわかりました。館内の見学では、DNAの形をしているらせん階段を一段ずつ上っていくと、生物の進化がよく分かり、私たちのような生物が現れたのは、地球誕生46億年の歴史から見ると、ごく最近なのだということを実感しました。橋本主税先生の講演「脳の発生としくみ」では、「誰もいない森の中で巨木が倒れたときそこに音が存在するのか」という質問を初めとして、人の脳によるもののとらえ方やDNAについて講演して下さいました。生物の分野は中学校のときに少し勉強しただけなので、今回の研修を体験して、高校での生物の勉強がとても楽しみになりました。

⑤ 京セラ本社

私が、一番印象に残ったのは「心のつながりを大切にする」という京セラのコンセプトです。目先の利益を優先せず、基本的な社会的モラルを重要視しているところに魅力を感じました。京セラが生み出した様々な製品は、社員の方の説明の中にあった「成功の三大原則」あってのものだと思いました。この言葉は、私のこれからの信念にしたいと思います。特に印象に残ったのは、グローバルな視点で社会を見つめ、社会貢献活動をさかんに行っていることです。中でも環境問題に対する取り組みはとても素晴らしいと思いました。困難な問題にぶつかっても、社員の方々の熱意で新しい道が切り開いていけると思いました。

⑥  アシックス本社及びスポーツミュージアム
 私は今回の研修の前に「オニツカの遺伝子」という本を読みました。創立者の鬼塚喜八郎さんは本当に熱意のある人だと思います。より多くの人にスポーツを楽しんでもらうため、よりよい品質で要望にあったシューズを提供するために研究を続けるという熱意と意志があったからこそ、今のアシックスがあるのだと、社員の方の説明の中で実感しました。
 人事の方との質疑応答では、私たちの質問に熱意を持って答えていただいたことがとても嬉しく、充実した時間となりました。また、スポーツミュージアムでは、有名なスポーツ選手のシューズの展示や今アシックスが開発している製品を手に触れて見学できました。また、光で世界記録を体験できるのも面白かったです。
 今回の研修を通して、もの作りはとても大変な仕事ですが、一つの製品には歴史や工夫、努力があり、人に喜んでもらえる製品を作ることはとてもやりがいのある仕事だと思いました。


⑦ 神戸税関
 税関での具体的な仕事の内容を知ることができました。ブランド品の本物と偽物を手に取って比べたり、薬物や銃器を国内に持ち込ませないようにするための検査の工夫についての職員の方の説明で、いかに私たちの生活が守られているかということを実感しました。税関の方々は、強い正義感と使命感を持って仕事をされているのだとあらためて思いました。
 質疑応答の時間では、理系や文系、さらには法学や経済学など様々な進路から就職できることを知り、今学んでいるすべてのことが将来に生かされるということも分かりました。私も将来人の役に立てる仕事に就くために、心新たに今の勉強をまず頑張っていこうと思っています。


⑧ 住友商事関西ブロック
 私は今まで、住友商事の業績や社会における役割についてはよく知りませんでした。しかし、今回の研修を通して、住友商事は各々の部門におけるスペシャリストが自らの能力を存分に伸ばし、国際社会に貢献するジェネラルな企業であるという認識を新たにしました。
 別子銅山の歴史に関する説明の中では、120年も前から環境保全に取り組んでいることを知り、他の企業が利益を優先する時代の中で、企業として社会的に果たす責任を実行していることに大きな感銘を受けました。その先見の明と迅速な行動力はとても素晴らしいと思います。また、説明して下さった社員の方々の丁寧な説明の中には、仕事に対する熱意と誇りが感じられ、さらに私たち高校生へも誠心誠意接して下さった真摯な応対は強く心に残りました。今回の研修は家庭や学校の中ではできない体験でした。この体験は、これからの進路選択の貴重な鍵になると思います。


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